(2020年版)医薬品包装・医療機器包装に関わる日欧米三極法規制の最新動向と実務対応上のポイント 書籍

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出版物

★日米欧三極の薬局方(JP・USP・EP)の最新法規制とICH動向を踏まえて!
★医療機器包装規制に関わるISOとJIS周辺の動きとは?
★アジア諸国の法規制情報も収載!
★プラスチック含有化学物質とそのリスク管理とは?

(2020年版)

医薬品包装・医療機器包装に関わる

日欧米三極法規制の最新動向と実務対応上のポイント

著者

西 秀樹  先生

 1971 年、北海道大学大学院応用化学専攻修士課程修了後、三菱油化(現: 三菱ケミカル)に入社。主にポリプロピレンの研究開発を担当後、本社)品質保証部にて全社的品質保証活動に従事。その後加工メーカーを経て、現在はフリーの立場で主に食品・医薬品・医療機器等のプラスチックに関する国内外法規制の調査、執筆、講演をしている。

 [ 専門分野 ]
   プラスチックの製品安全

 [ 関連の活動 ]
    日本包装專士会 元会長
    日本包装技術協会 包装管理士講座 講師
    ポリオレフィン等衛生協議会 加工部会 元主査(元樹脂部会: 三菱ケミカル)
    (旧)厚生省 医療用原材料マスターファイル検討委員会 委員

発刊・体裁・価格

発刊  2020年5月15日  定価  30,000円 + 税
体裁  B5判 154ページ  ISBN 978-4-86502-187-5   詳細、申込方法はこちらを参照

→配布用PDFパンフレットを見る    →書籍を購入された方へ(アンケートのお願い)

著者より

 医薬品と医療機器は、今後日本の高度な技術を世界へ売り込む有望分野と期待されている。医薬品包装は、日欧米国際会議等により整合化が検討されているが、包装に関するテーマは少なく、特に日本は欧米と比較して原材料の規格が無い等の課題を抱えているのが現状である。米国は、溶出物と浸出物等の新しい概念を導入し、中国は医薬品包装の事前登録制度を採用した。医療機器では、ISO規格により整合化がかなり進み、日本は2019年に原料樹脂のマスターファイル制度を導入した。

 本稿は、これらの最新の動きを織り込んで5年振りに更新したものである。製品の輸出入に際しては、当該国の法規制遵守が基本である。本稿が医療分野における製品安全の向上の一助になれば幸いである。

本書を読んで理解できること

 ◎日欧米医薬品規制国際調和会議の現状

 ◎日欧米の薬局方の規制内容と相違点

 ◎医薬品包装と医療機器における原材料の記載要領

 ◎ガンマ線滅菌の現状と留意点

 ◎プラスチックに含まれる化学物質とリスク管理


★本書は2015年10月発刊
「医薬品包装・医療機器包装に関わる日欧米三極法規制の最新動向と実務対応上のポイント」の
2020年改訂版となります

目次

はじめに

第1章  医薬品の容器包装の概要

第2章  薬局方の調和国際会議
 2.1 世界薬局方会議
 2.2 日米欧三薬局方検討会議(PDG:Pharmacopoeial Discussion Group)
 2.3 ICH(医薬品規制調和国際会議)
  2.3.1 ICHとは
  2.3.2 ICH発足の経緯
  2.3.3 主な組織
  2.3.4 ICH会議
  2.3.5 ガイドラインと合意までのプロセス
  2.3.6 容器包装関連テーマ

第3章 三極薬局方の最新版

 3.1 最新版
 3.2 日本の薬局方改正審議

第4章 日本薬局方(JP)の医薬品包装の規制
 4.1 医薬品医療機器等法
 4.2 日本薬局方の構成
 4.3 製剤包装通則
 4.4 プラスチック製医薬品容器の試験方法(JP 7.02 1項)
 4.5 プラスチック製水性注射剤容器の規格(JP 7.02 2項)
 4.6 輸液用ゴム栓の規格
 4.7 注射剤用ガラス容器の規格
 4.8 点眼剤用プラスチック容器
 4.9 その他の製剤の容器に関する通達
 4.10 シリコーン油についての品質基準
 4.11 参考情報(JP G項) 
  4.11.1 参考情報の概要
  4.11.2 参考情報の基本的要件
  4.11.3 参考情報の用語例
  4.11.4 容器の定義
  4.11.5 プラスチックとゴムに関する要件
  (1) 前文
  (2) 設計における一般的要件
  (3) 容器の設計段階における毒性評価
  (4) 管理単位ごとに保存すべき試験成績
 4.12 企業の対応例
 4.13 試験法の概要
  4.13.1 溶出物試験
  4.13.2 過マンガン酸カリウム還元物質
  4.13.3 微粒子試験
  4.13.4 水蒸気透過性試験
  4.13.5 漏れ試験
  4.13.6 細胞毒性試験
  4.13.7 感作性試験
  4.13.8 急性毒性試験
  4.13.9 溶血性試験
 4.14 プレフィルドシリンジの扱い
 4.15 JIS化された医薬品包装関連項目
 4.16 承認申請書記載例解説
 4.17 新医薬品の承認申請における容器及び施栓系に関する記載要領
 4.18 吸着に関する知見
  4.18.1 吸着と収着
  4.18.2 医薬品の吸着に関する知見例
  4.18.3 医療機器の吸着に関する知見例
 4.19 日本のまとめと実務対応上のポイント

第5章 欧州薬局方(EP)の医薬品包装の規制
 5.1 欧州における医薬品審査機関
 5.2 EP規制の概要
 5.3 容器に使用される材料:EP 3.1項
  5.3.1 ポリ塩化ビニル(可塑剤あり。血液及び血液成分用):EP 3.1.1.1項
  5.3.2 ポリエチレン(添加剤あり。非経口製剤と目薬用容器):EP 3.1.5項
  5.3.3 ポリプロピレン(非経口調剤と目薬の容器と栓用):EP 3.1.6項
  5.3.4 プラスチックの添加剤:EP 3.1.13項
  5.3.5 ポリエチレンテレフタレート(非経口調剤以外の容器用):EP 3.1.15項
  5.3.6 シリコーン油(潤滑油用):EP 3.1.8項
  5.3.7 シリコーンエラストマー(栓とチューブ用):EP 3.1.9項
 5.4 プラスチック容器とゴム栓の規格:EP 3.2項
  5.4.1 全般的注意事項
  5.4.2 プラスチック容器(注射剤用水性液容器):EP 3.2.2.1項
  5.4.3 殺菌プラスチック容器(血液と血液成分用):EP 3.2.3項
  5.4.4 殺菌ポリ塩化ビニル容器(可塑化。血液用空容器):EP 3.2.4項
  5.4.5 血液及び血液成分の移送用装置:EP 3.2.6項
  5.4.6 殺菌単回使用プラスチック製注射器:EP 3.2.8項
  5.4.7 ゴム製栓(水性非経口調剤容器用、及び粉末と冷凍乾燥粉末容器用):EP 3.2.9項
 5.5 ガラス容器(医薬品用):EP 3.2.1項
  5.5.1 タイプ分類
  5.5.2 水への抵抗性試験
  5.5.3 試験方法
  (1) 容器の充填容量
  (2) 試験法A(ガラス表面試験法)
  (3) 試験法B(粉砕ガラスによる試験)
  (4) 試験法C(表面処理をしているか否かを判定する試験:エッチング試験)
  5.5.4 着色ガラス容器の光透過性試験
 5.6 EPの改正計画

第6章 米国薬局方(USP)の医薬品包装の規制

 6.1 法律と担当部署
 6.2 USPの構成
  6.2.1 容器包装関連の条項
  6.2.2 FDAのビジョン
 6.3 注射器用エラストマー:USP 381
 6.4 ガラス容器の規格:USP 660
  6.4.1 ガラスの三つのタイプ
  6.4.2 粉砕ガラス試験法(Glass Grain Test)
  6.4.3 ガラス表面試験法(Surface Glass Test)
 6.5 プラスチック材料の規格:USP 661.1
  6.5.1 規制の概要
  6.5.2 ポリエチレン
  (1) 成分の特定
  (2) 吸光度
  (3) 酸度・アルカリ度
  (4) 総有機炭素量
  (5) 溶出金属
  6.5.3 ポリプロピレン
  (1) 赤外線分光分析法
  (2) 示差走査熱量測定
  (3) 吸光度
  (4) 酸度・アルカリ度
  (5) 総有機炭素量
  (6) 溶出金属
  6.5.4 ポリエチレンテレフタレート(PET)容器及びポリエチレンテレフタレートG(PETG)
  (1) 赤外線分光分析法
  (2) 示差走査熱量測定
  (3) 吸光度
  (4) 酸度・アルカリ度
  (5) 総有機炭素量
  (6) 溶出金属
 6.6 プラスチック包装システム:USP 661.2
  6.6.1 改正の趣旨
  6.6.2 規制対象
  6.6.3 試験方法
  (1) 生物学的試験
  (2) 物理化学的試験
  (3) 化学的安定性試験
 6.7 生物学的試験:USP 87
 6.8 容器―性能試験―:USP 671
  6.8.1 水蒸気透過性試験・水損失速度
  6.8.2 光透過性試験
 6.9 補助的包装部品:USP 670
 6.10 USP 1663とUSP 1664
  6.10.1 改正の趣旨
  6.10.2 試験の事例
 6.11 ドラッグ・マスターファイル制度における包装材料の申請
  6.11.1 日欧米における導入状況
  6.11.2 DMFの作成及び登録
  6.11.3 タイプVのDMF情報
  6.11.4 内容の変更、修正手続き

第7章 医薬品包装における日欧米の現状比較と実務対応上のポイント
 7.1 日欧米の現状比較
 7.2 実務対応上のポイント

第8章 医療機器包装の規制
 8.1 医療機器市場の動き
 8.2 医療機器の製造販売申請における分類
 8.3 ISOの品質マネジメントシステム ISO 13485(JIS Q 13485:2005)
 8.4 ISOのリスクマネジメント規格
 8.5 医療機器製造販売承認申請書
  8.5.1 申請様式
  8.5.2 原材料の記載要領
 8.6 包装に関する要求事項
 8.7 JIS及びISO化された医療機器
 8.8 プレフィルドシリンジの申請と規格
 8.9 自己注射器の規格
 8.10 生体吸収性材料
  8.10.1 生体吸収性材料の種類
  8.10.2 生体吸収性医療機器に関する規格
 8.11 「医療機器の製造販売承認申請書における原材料の記載と変更」に関する質疑応答例(Q&A)

第9章 良くある質問

 9.1 医薬品原材料マスターファイル(MF)制度
  9.1.1 制度の概要と経緯
  9.1.2 医療機器センター時代の登録状況
  9.1.3 厚労省の指針
  9.1.4 厚労省の通知
  9.1.5 任意登録制度
 9.2 ガンマ線滅菌の規制状況
  9.2.1 包装材料の殺菌手法
  9.2.2 医療機器におけるガンマ線滅菌の現状
  (1) ISO及びJIS規格
  (2) 滅菌医療機器包装ガイドラインと通達
  9.2.3 医薬品包装
  (1) 薬局方における規定
  9.2.4 食品包装
  9.2.5 ポリマーの放射線安定性
  (1) 材料別の放射線安定性
  (2) 耐放射線対策
  (3) 材料開発の例
  9.2.6 食品照射の現状
  9.2.7 ガンマ線滅菌のまとめ
  9.2.8 実務対応上のポイント
 9.3 プラスチックの臭い問題
  9.3.1 臭い発生に関する知見
  9.3.2 プラスチック工業連盟のQ&A

第10章 医療分野用プラスチックとゴムの特性

第11章 アジア諸国の法規制状況

 11.1 主な国の概要
 11.2 中 国
  11.2.1 組織と法律
  11.2.2 薬包材登録制度
 11.3 韓 国
 11.4 台 湾
  11.4.1 医薬品
  11.4.2 医療機器
 11.5 インド
  11.5.1 法規制と管掌部署
  11.5.2 医薬品の大生産国
  11.5.3 第3回日印医療製品規制に関するシンポジウム
 11.6 ベトナム  
  11.6.1 概 況
  11.6.2 医薬品包装規制
  11.6.3 医療機器
 11.7 フィリピン
  11.7.1 医薬品
  11.7.2 医療機器
 11.8 タ イ
 11.9 インドネシア
  11.9.1 医薬品
  11.9.2 医療機器
 11.10 マレーシア
  11.10.1 医薬品
  11.10.2 医療機器
 11.11 ミャンマー連邦共和国
  11.11.1 医薬品
  11.11.2 医療機器

第12章 医薬品包装と医療機器包装のまとめ

 12.1 現状のまとめ
 12.2 実務対応上のポイント

第13章 トピックス:食品包装用原料樹脂のPL制度化の動きと医療分野への影響

 13.1 日本の食品包装規制の仕組み
 13.2 主な業界自主基準(規格)の概要
 13.3 ポリオレフィン等衛生協議会(ポリ衛協) 
 13.4 PL登録物質のリスク評価方法
 13.5 厚労省のPL制度化進捗状況と企業の対応
 13.6 PL適合伝達
 13.7 医薬品包装への影響

第14章 プラスチックに含まれる化学物質と健康影響要因
 14.1 考えられる健康影響要因
 14.2 プラスチックに含まれる化学物質と規制方法

第15章 医療分野の包装に関する情報入手方法

参考文献と情報入手先

番号:BA200501

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