塗料・塗膜および塗装技術入門 セミナー

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塗料・塗膜および塗装技術入門 セミナー

★より良い塗装効果を発揮させ持続させるためには、どのような基礎が必要でどのようにアプローチしたら良いのか?
 樹脂の基礎・設計法から均一塗装乾燥技術、残留応力・付着性制御の考え方などを解説します。

塗料・塗膜基礎知識及び

塗装技術 【入門】

講師

元 職業能力開発総合大学校 専門基礎学科 准教授 工学博士  坪田 実 先生

* 希望者は講師との名刺交換が可能です

→このセミナーを知人に紹介する

日時・会場・受講料

●日時 2019年9月9日(月) 10:00-17:00
●会場 [東京・京急蒲田]大田区産業プラザ(PiO)6階D会議室 →「セミナー会場へのアクセス」
●受講料 1名48,600円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき37,800円
      *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・撮影行為は固くお断り致します。
 ●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
 ●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
  場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
  *PC実習講座を除きます。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

セミナーポイント

 本セミナーでは、塗料と塗装技術、塗膜性能を基礎的に理解することを主目的にしています。
 塗料は化学工業の最終製品に分類され、人類の誕生と共にあり、現在も我々の生活の一部です。一般に製品の表面に存在し、一体感があるゆえに、塗料に深入りしようと思いません。しかし、深入りすればこんなにも奥が深いし、こんなこともできるのかと楽しくなります。塗料と塗装の入口へ案内し、より良い塗装効果を発揮させ、これを持続させるためには、どのような基礎が必要で、どのようなアプローチをしたら良いだろうかと考えて、今回、入門編を企画しました。
 塗料と塗装は一体で、塗装しやすく、仕上がり外観の良い塗料でなければいけないし、耐候性も必要です。また、環境対応から、塗料の水性化、粉体塗料への転換も急務です。このように考えて行くと取り上げる項目が増え、とても1日で網羅できませんが、基礎的事項だけに絞り、整理して見ました。その結果、本セミナーを次に示す4つの要素に分解して、講演します。
 第1要素は、塗料とはどんな材料かを理解することです。
(1)塗料原料と製造、(2)塗料の必要条件とは何か、(3)水性、粉体塗料を含め、どのようにして塗膜になるのか、(4)実用塗装は下塗り、中塗り、上塗りの多層系からなり、各層のチームワークで塗装効果を発揮していることを解説します。
 第2要素では、塗料用樹脂に特化し、
(1)使用量が最も多いアクリル樹脂の設計、(2)下塗り用途と粉体塗料の使用量が多い多いエポキシ樹脂の基礎知識、(3)無機-有機ハイブリッド塗料で注目されているシリコーン樹脂とふっ素樹脂の特性、(4)耐候性を向上させる添加剤の作用機構を解説します。
 第3要素では、良い塗装仕上げをするために必要な考え方をまとめます。
(1)塗料の流動性を利用して塗装し、乾燥させること、(2)塗装、乾燥方法の選択に必要な情報整理、(3)塗料の表面張力が仕上がり面に作用すること、(4) 水性塗料のはじきを止める添加剤配合の実験例などを取り上げます。
 第4要素では、塗料・塗膜に必要な性能のうち、
(1)色彩の見え方と隠ぺい力、(2)塗膜の強度に関する性能、(3)付着性、(4)残留応力を取り上げ、耐候性向上につなげる考え方を説明します。

○受講後、習得できること:
 (1) 塗装系の設計と塗料選択の判断基準が得られる
 (2) 塗装の実践力と塗装方法に対する見方が広がる
 (3) 被塗物の形状や表面処理の基準が身につく
 (4) 塗膜の架橋 構造と塗膜性能の関係が科学的に結びつく

○受講対象:
 本セミナー受講に当たり、予備知識は必要ありません。むしろ、塗料をもう少し基本的かつ実践的に理解したいが、その学習方法がよく分からないという方を歓迎します。また、この分野の仕事をされて居る方にとっては塗装効果に対する見方と考え方を Power upするために利用して頂きたいと思います。

○セミナーのキーワード:
 塗料、塗料用樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ふっ素樹脂、水性樹脂、塗装系、色彩、隠ぺい力、仕上がり外観、流動性、表面張力、対流、付着性、残留応力(内部応力)、白化現象、塗膜の機械的強度、試験法

セミナー内容

第1章 塗料とはどんな材料か
 1.1 塗料の原料と製造
 1.2 塗料の必要条件とは
 1.3 塗料の分類
 1.4 樹脂が違うと何が異なるのか
   ―塗膜性能を支配する樹脂の見方―
 1.5 塗装系の変遷-重防食塗装
   ―東京タワーからスカイツリーに至る塗装系の変遷―

第2章 塗料用樹脂のはなし
 2.1 塗料用アクリル樹脂入門

  (1) 樹脂の骨格(主鎖)
  (2) ポリオール(コポリマー)とは
  (3) ポリオール中の官能基の設計
  (4) ポリオールの計算Tg
  (5) ポリオールの橋かけ反応
  (6) ポリオールの水性化
 2.2 エポキシ樹脂から架橋構造を知る
  (1) 2液型エポキシ樹脂塗料の配合と架橋密度
  (2) 塗膜のTgに対する架橋構造の考察
 2.3 ふっ素樹脂・シリコーン樹脂塗料の見方
 2.4 塗膜の耐候性に寄与する添加剤の作用機構


第3章 塗装方法と乾燥過程
 3.1 塗装前処理

  (1) 金属では
  (2) 木材では
  (3) プラスチックでは
 3.2 塗装方法と均一塗布のための留意点
  (1) 浸せき法・電着法
  (2) 液膜転写法-ロールコーター・フローコーター-
  (3) 噴霧(スプレー)法
  (4) 流動性の基礎とずり速度の求め方
 3.3 塗膜を均一に乾燥させるには?
  (1) 加熱方式の分類
  (2) 乾燥・硬化条件を決めるためには 
 3.4 仕上がり外観を支配する表面張力の作用
  (1) 表面張力とは
  (2) 凹みとはじき
  (3) 対流と浮き
  (4) 水性塗料のはじきを防止する添加剤の実験例

第4章 塗膜に必要な性能と試験法
 4.1 色彩と隠ぺい力

  (1) 色の見え方-人間と昆虫の違い
  (2) 隠ぺい力の支配要因
 4.2 塗膜の機械的強さとは
  (1) 塗装系の経験則と原則
  (2) 塗膜強度の支配要因
  (3) 硬さ・耐衝撃性・耐摩耗性の試験法
 4.3 付着性
  (1) 付着性の経験則が示唆すること
  (2) 付着性の試験法
  (3) 付着性に及ぼす要因とその影響
  (4) 水による付着劣化を防ぐ方法
 4.4 塗膜の残留応力と付着性
  (1) 身の周りの残留応力
  (2) 残留応力の発生と測定法
  (3) 残留応力の支配要因
  (4) はく離事件の解析例
 4.5 まとめ

  <質疑応答>

セミナー番号:AC190965

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