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粉砕技術 セミナー

★粒子径や形状の制御・評価法、粉砕機粉砕助剤の使い方、コンタミ対策、メカノケミストリー活用等、
 粉砕操作に携わる技術者が是非知っておきたい情報が満載です。

粉砕操作基礎および

粉砕物特性制御技術

〜適切な処理法、付随するメカノケミカル効果の理解、トラブルシューティング等〜

講師

東北大学 名誉教授 工学博士  齋藤 文良 先生

* 希望者は講師との名刺交換が可能です

講師紹介

■ご略歴
 1970 年山形大学工学部化学工学科卒業、1972年同大学大学院工学研究科修士課程化学工学専攻修了、1972年山形大学助手(工)、以後、東北大学助手(選研)、横浜国立大学講師(工)、助教授(工)を経て、1991年東北大学教授(選研、現在の多元研)、2012年同大学定年退職、同年4月より東北大学名誉教授。
 その間、1987〜88年英国University of Birmingham, Visiting Research Fellow、2001年フランスEcole des Mines d'Albi, Visiting Professor、2005〜2010年東北大学多元研所長、2010年チェコ化学工学会名誉会員、2009〜2018年早稲田大学非常勤講師, 2014年〜テクノアカデミー郡山非常勤講師など

■ご専門:
 粉体工学、特に、粉砕とメカノケミストリー

■本テーマ関連学協会、地域でのご活動
 粉体工学会員、資源素材学会会員、国際メカノケミストリー協会(IMA)会員、日本粉体工業技術協会理事、ホソカワ粉体工学振興財団評議員、粉体工学情報センター理事、宮城県グリーン購入委員会委員長、仙台市地域連携アドバイザー、東経連BC技術評価Gフェロー

→このセミナーを知人に紹介する

日時・会場・受講料

●日時 2020年9月18日(金) 10:30-16:30
●会場 [神奈川・川崎]川崎市産業振興会館9階第2研修室 →「セミナー会場へのアクセス」
●受講料 1名47,300円(税込(消費税10%)、資料・昼食付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
      *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・撮影行為は固くお断り致します。
 ●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
 ●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
  場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
  *PC実習講座を除きます。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

セミナーポイント

 粉砕操作に携わる技術者・研究者が抱える課題は多種多様ながら、総じて粉砕操作の適切な処理、粒子径や形状・粒度分布の制御、粉砕物評価、粉砕の促進/抑制、粉砕助剤の使い方とメカノケミカル効果の理解・トラブルシューテング等に集約される。
 本セミナーでは、これらの課題を解決するための基礎知識・ヒントを提示しながら、粉砕の現場で起こっている現象・効果について解説し、課題解決に役立つ情報の修得を目指す。

○受講対象:
 受講対象者は、粉砕とメカノケミストリーに関する技術開発の現場で奮闘されておられる若手研究者・技術者ならびにその周辺粉体処理現場責任者、粉砕処理関係企業経営者・技術者、粉砕処理技術セールス担当者などである。より具体的には、以下のような方にはぜひ受講をお勧めします。
 1.粉砕に取り組んでまだ間もない技術者・研究者
 2.粉砕操作で様々なトラブルシューテングを求めておられる方
 3.新しい粉砕法、メカノケミストリーを利用した材料開発を模索されておられる方
 4.物質に含有する有価物などを粉砕・メカノケミカル法で回収したいと考えている方
 5.物質・資源を粉砕と化学的あるいは物理的処理を組み合わせたプロセスでと考えておられる方

○受講後、習得できること:
 粉砕で目的とする粒子径・粒度分布の粉を得る最適な方法を見出すヒントが得られる。
 特に乾式粉砕では微粒子凝集現象が起こるが、その原因はメカノケミカル効果であることを認識し、同効果を制御/活用させるヒントが得られる。
 粉砕による微粒子凝集の他、粉砕による発熱や粉塵爆発などの問題を発見して解決(トラブルシューテング)に結びつけるアイデアを会得できる可能性が高い。
 粉砕で発現するメカノケミカル効果を利用した固相反応(非加熱処理)による材料開発を目指すためのヒント。
 粉砕+化学的処理(マイルドな条件での溶解処理)あるいは粉砕+物理的処理(低温度での加熱処理)を組み合わせた物質処理プロセスの開発を目指すためのヒント。

セミナー内容

1.粉砕技術の基礎
 (1)固体の破壊

    〜物質は引っ張りで破壊する(理論的には、圧縮では破壊しない)
 (2)粉砕の4条件
    〜@十分な力があること、Aその力が着実に固体に加わること、B破壊後再凝集・結合しないこと、C湿式粉砕下で安定なスラリー状態にあること
 (3)応力作用下でのクラック発生と破壊の形成
    〜破断面の状況は粉砕条件(荷重速度、荷重の種類、雰囲気の影響など)に依存
 (4)限界粒子径
    〜どこまで粉砕可能か

2.粉砕物の評価法
 (1)粒子径の評価法

    〜粒子径の定義
 (2)粉砕片の表面評価法
    〜ミクロ・マクロ的観察
 (3)粉砕片の構造評価法
    〜電子線・X線回折、ラマン分光、熱分析や、その他の固体の評価
 (4)破砕片の化学的活性評価法
    〜表面乱れ、エキソエレクトロン放射、ラジカル発生、吸着特性など

3.粉砕の促進/抑制にかかわる影響因子とその相関
 (1)粉砕雰囲気の影響

    〜水分の影響
 (2)荷重速度効果
 (3)寸法効果
 (4)助剤添加効果
 (5)粉砕機タイプ・構造・粉砕プロセスの改善

    〜段階粉砕、分級機設置、粉砕条件の最適化

4.粉砕助剤とその使い方
 (1)助剤添加による効果

    〜表面エネルギー制御
 (2)田中の理論
 (3)最適添加率


5.粉砕機の種類・特徴とその選定・使い方
 (1)乾式粉砕機

    〜圧縮、せん断、高速衝撃等による粉砕機
    〜自生粉砕機
    〜媒体(ボールなど)利用粉砕機
    〜気流粉砕機(無媒体粉砕機)など
 (2)湿式粉砕機
    〜媒体利用粉砕機
    〜流体利用粉砕機
 (3)乾式粉砕機選定のポイント
    〜粉砕動力の予測
    〜粉砕機のスケールアップ
    〜スケールアップ時の粒度分布
    〜粉砕助剤使用
    〜コンタミ 等
 (4)湿式粉砕機選定のポイント
    〜処理品質
    〜運転条件
    〜洗浄性
    〜乾燥
    〜コンタミ 等
 (5)遊星ミルや媒体攪拌ミルなどによる超微粉砕
 (6)最近の粉砕機の開発と進化


6.最適粉砕条件(操作・粉砕機構造)とスケールアップの最適化
 (1)離散要素法(DEM)シミュレーションによる媒体運動
 (2)最小限度の実験情報とDEMシミュレーション結果の融合による最適粉砕処理
 (3)各種微粉砕機・材料への展開

7.微粉砕に付随する現象の理解とその制御・応用
  〜メカノケミストリー〜
 (1)メカノケミカル現象の基礎、原理

    〜結晶構造変化(相転移を含む)
    〜粉体の活性(不安定)機構
    〜固相反応の促進法あるいは抑制法
 (2)メカノケミカル現象の応用技術
    (メカノケミカル効果を利用する)

    〜非加熱での材料合成(ナノ粒子製造を含む)
    〜石膏とタルクなどの粉砕によるプラスター製造
    〜ハロゲン含有樹脂・有機物の非加熱分解
    〜粉砕+化学的処理/物理的処理による有価物回収と処理プロセスの改善
    〜粉砕+低温加熱による各種バイオマスからの高純度水素製造

8.微粉砕におけるトラブルシューテング
 (1)微粉砕における微粒子凝集の改善
 (2)粒子複合化(粒子設計)処理の改善
 (3)付着・帯電現象の抑制
 (4)粉砕機内での偏析の防止
 (5)摩耗・コンタミネーションの抑制
 (6)異物混入と除去法
 (7)微粉砕を良くするためのポイント

    〜分級
    〜助剤添加 など
 (8)粉砕物制御のポイント
    〜粒子径・粒度分布
    〜表面特性
    〜形状 など
 (9)微粉砕を効果的に行うためのポイント
 (10)粉砕処理工程での粉塵爆発の防止


  <質疑応答>

セミナー番号:AC200975

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