特許出願のコツから拒絶理由応答のコツまで、役立つ特許権を効率よく得るための狙いどころを解説します!
元審査官が教える 役立つ特許の賢いとり方
〜出願しただけで満足していませんか?〜
<会場開催>
講師
奥村一正特許事務所 弁理士 奥村 一正 先生
* 希望者は講師との名刺交換が可能です
講師紹介
松下電器産業(株)(現パナソニック(株))にて生産設備の開発業務を担当、特許庁審査第2部にて審査業務を担当、2014年より特許事務所を開業
日時・会場・受講料
●日時 2022年6月14日(火) 12:30-16:30
●会場 東京都内 *会場の詳細は別途HPに更新予定。申込者には個別にメール等でもご案内します。
●受講料 1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。
●録音・撮影行為は固くお断り致します。
●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
*PC実習講座を除きます。
■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →
セミナーポイント
私は、過去に技術者としてひたすら明細書を書き特許をノルマ出願してきましたが、その後どうなったのか、ほとんど気になることはありませんでした。ところが、特許庁で審査を経験することで、なんと、もったいない出願が多いかを思い知りました。
特許の本来の目的は権利化して事業に貢献することです。単に出願して満足しているだけでは、費用と時間がもったいないです。
当セミナーでは、企業の皆さんにとって、役に立つ特許権を効率よく得るための狙いどころやコツをお話します。
■この講座を受講して得られる情報・知見:
特許実務担当者が、発明を見る目を養い、効果的な特許権を得るためのノウハウを身につけることができます。また、発明を生み出す技術者が、特許とは何か、どうあるべきかを学ぶことができます。
セミナー内容
1 特許とは
2 特許・実用新案制度の概要
3 特許出願のコツ
3.1 出願特許の位置付け
3.1.1 コンセプト特許・システム特許
3.1.2 具体特許・改良特許
3.1.3 共同出願
3.2 先行特許調査のコツ
3.2.1 先行特許調査の種類
3.2.2 出願前調査と特許請求の範囲
3.2.3 J-Platpatの使い方概要
3.2.4 出願前調査のコツ
3.3 特許請求の範囲の書き方
3.3.1 特許請求の範囲とは
3.3.2 先行特許文献に基づいた請求項
3.3.3 単一性
3.4 明細書の書き方
3.4.1 明細書とは
3.4.2 作用効果の記載
3.5 審査請求の仕方
3.5.1 審査請求はいつするか
3.5.2 早期審査の活用
4 拒絶理由応答のコツ
4.1 拒絶理由とは
4.1.1 審査官の意図を読む
4.1.2 記載要件
4.1.3 新規性・進歩性
4.2 手続補正書の書き方
4.2.1 新規性・進歩性
4.2.2 記載要件
4.3 意見書の書き方
4.3.1 意見書が全てを決める
4.3.2 効果の乏しい意見書
4.3.3 新規性・進歩性
4.3.3.1 認定ミス
4.3.3.2 動機付け
4.3.3.3 だれも教えてくれない一手
4.3.4 記載要件
4.4 書面だけでは不十分
4.4.1 審査官の意思確認
4.4.2 面接審査
5 特許査定後のお仕事
5.1 特許群の形成
5.2 特許権の整理
6 まとめ
<質疑応答>