・ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
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申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
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・原則、開催5営業日後に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
・視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用URLはメールでご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
セミナーポイント
■セミナーの概要:
化学物質管理規則の共通概念の把握は、化学物質管理の初任者にとってこれから担当する仕事内容の把握には大変助けになるでしょう。
実務に入ればどうしても最初は個別の法規の対応に追われて、今、仕掛かっている仕事が法規の中でどのように位置付けられているか、さらにその法規自体どのような規制内容なのかなど、はじめに押さえておけば理解も早く業務も効率化できることが、どうしてもおざなりになってしまいます。
またこのような共通概念の把握は初任者だけでなくある程度経験を積んだ担当者の方にも知識の整理、最新動向の把握に役立つでしょう。
本セミナーでは上記のような業務の効率化や最新動向の把握を目的として実務で役に立つ世界各国における化学物質管理規則の共通概念の把握に重点を置き、各国法規それぞれを詳細に見て行くのではなく、現在の法規の姿になった経緯や規制の理由などを軸に解説いたします。
そのためには、2020年目標に向けて築かれてきた化学物質管理規則の法整備と施行・運用を把握する必要があります。
1992年のリオサミット以来積み上げてきたものを踏まえて、現行法規の世界的共通点を示してその概念を説明いたしますが、化学物質のライフステージに沿って、新たに創成された化学物質の登録・届出などから使用・廃棄するまでの一連の流れと危険有害性を有する化学物質の届出や規制、さらにSDSを中心とした化学品の安全使用のための情報伝達、成形品の規制についての説明が含まれます。
また、このような概念の具体例として日本の化学物質関連法規の体系を紹介し、化学物質管理規則として化審法とREACH規則を比較しつつ「手続き」「対象者」「対象物」という、どの法規を理解する上でも必要な基本的な立て分けの上でわかりやすく解説します。
化学物質に必要とされる安全性評価試験の概略も示します。
加えて2020年以降「ポストWSSD」の世界動向を示し、2030年までに展開されるであろうSDGs対応に向けた化学物質管理施策も探っていきたいと考えます。
★同講師によるオンラインセミナーを受けた方の声(一例):
・好感。通常の講演同様に直接会話できたことが特によかった。
・Zoomの使用感。時間配分共にちょうどよかった。
・会社でも使っているが、とても良かった。
セミナー内容
A. 効率よく各国の法規に対応するために理解すべき化学物質管理規則の概念
(1) サミットによる枠組みづくり
―今までの流れからSDGsまで―
(2) 化学物質管理の国際的枠組み:各条約・GHSの概要とそれらの共通部分
化学物質の製造から製品化・廃棄までの流れと関わる法規
(3) 化学物質管理規則の対象:化学物質・混合物・成形品の線引き
A:各国の化学物質の定義
B:混合物
C:成形品
D:どこからが成形品に分類されるのか
(4) 管理の方法
A:化学物質におけるリスクとは?
B:ハザード管理とリスク管理
C:リスク評価の方法
D:ばく露シナリオの概念
(5) 化学物質管理規則の手続き
A:新規化学物質
B:既存化学物質
(6) サプライチェーンでの情報伝達手段と記述すべき内容
・化学物質/混合物
・成形品
(7) 化学物質管理規則の対象者と代理人制度
B.安全性評価と規制物質
(1) 安全性評価試験(毒性試験)
(2) 規制物質の動向
(3) 規制物質への対応
―フタル酸エステル類を中心として―
C.法規制の概要
(1) 日本の化学物質関連法規の体系
(2) 化審法とREACH規則の比較 〜「手続き」「対象者」「対象物」〜