・ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
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申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
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・原則、開催5営業日後に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
・視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用URLはメールでご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
セミナーポイント
■講師より
このセミナーは、接着技術の基礎から、信頼性を確保するための接着系の寿命予測、更には加速試験条件の設定方法を習得できる内容とした。
接着不具合の代表格と言える接着剥がれについて、20例以上を分析した結果、その半数が工程管理上の原因によるものであり、その大半は基礎的な接着技術を習得していれば防ぐことができる内容であった。接着の基礎や接着メカニズムについて素養のある人間が接着現場の工程管理に関わらなければならないことを如実に物語る分析結果であった。
当セミナーで高信頼性接着技術を習得していただき、高品質な接着製品の生産に貢献できれば幸甚である。
■受講対象者
新任者の方/入社1〜3年程度の方/現場経験の浅い方
■受講して得られる知見、情報
・接着の基本的なメカニズム
・接着における各種劣化要因
・接着に関する各種の測定評価方法とその特徴
・接着箇所の加速劣化試験方法
・接着信頼性を確保するための接着の寿命予測
・接着部の劣化加速条件の設定方法
セミナー内容
1.接着のメカニズム
1.1 化学結合
1.2 ファンデルワールス力
1.3 アンカー効果
1.4 溶解パラメータ
2.接着剤の種類と適用
2.1 主成分による分類
2.2 硬化、固化方法による分類
2.3 形態/接着強さ/機能性付与による分類
2.4 接着剤選定早見表
3.界面の接着反応
3.1 材料構成(ガラス/PBT ウレタン接着)
3.2 ガラスとシランカップリング剤との水素結合
3.3 PBTとウレタン接着剤との結合
4.表面濡れ性の理解
4.1 濡れ性と接触角
4.2 表面張力
4.3 溶解パラメータと臨界界面張力
4.4 Zismanプロット
4.5 Paullingの電気陰性度
4.6 電子供与性基/電子求引性基
5.接着剤の物性測定方法
5.1 強度特性の測定方法とそのコツ
5.2 ヒステリシス性能の測定法とそのコツ
5.3 応力緩和性能の測定方法とそのコツ
5.4 粘弾性の測定方法とそのコツ
6.接着品の表面改質方法と効果度合いの把握
6.1 溶剤脱脂と剥離荷重
6.2 バネ鋼の表面凹凸度と液滴の接触角
6.3 UVオゾンによるプラスチック表面の改質
6.4 ポリマーの各種表面改質方法
7.剥離部位の解析
7.1 剥離部位の分析方法
7.2 被着品の表面状態
7.3 接着剤のタイプ・成分と剥離の関係
8.剥がれ不具合の原因と対策
8.1 剥がれ原因
8.1.1 作り込み原因別での剥がれ不具合発生比率
8.1.2 接着剤における剥がれ因子の内訳
8.1.3 両面テープにおける剥がれ因子の内訳
8.2 剥がれ不具合原因の究明と対策
8.2.1 PA6製品の脱水による接着反応阻害
8.2.2 温水浸漬試験によるPA6製品の剥がれ
8.2.3 接着剤の養生乾燥不足によるクリープ剥がれ
8.2.4 Al被着面に脱脂工程で離型剤付着
8.2.5 プライマーの膜厚不足
8.2.6 SUS被着面に接着阻害物質付着
8.2.7 被着面払拭物の溶出による接着阻害
8.2.8 プライマーの選定ミス(両面テープ)
8.2.9 ゴム製品からのブリード物による接着阻害(両面テープ)
8.2.10 両面テープの吸湿による接着阻害(高周波誘電加熱)
9.ガラス/樹脂接着仕様の設定
9.1 ガラスの仕様と破壊強度
9.2 樹脂被着品の発生ひずみ
9.3 接着剤の収縮応力
9.4 接着剤厚さの決定
10.接着における劣化要因とその対応策
10.1 熱
10.2 水分
10.3 紫外線
10.4 クリープ
10.5 繰り返し負荷荷重
10.6 ヒートサイクル
11.異種材料における接着仕様
11.1 金属〜プラスチック
11.2 金属〜ゴム
11.3 金属〜ガラス
11.4 ガラス〜プラスチック
11.5 ガラス〜ゴム
12.接着製品の評価条件の設定と確認方法
12.1 接着力低下要因の明確化
12.2 接着剥がれトラブルに対する取組
12.3 評価条件の設定
12.4 評価確認方法
13.接着部の寿命予測方法
13.1 アレーニウス型
13.1.1 寿命予測式の導出
13.1.2 寿命予測式の重回帰分析
13.1.3 T-t線図の作成
13.1.4 活性化エネルギーの求め方
13.2 ラーソンミラー型
13.2.1 寿命予測式の導出
13.2.2 寿命予測式の重回帰分析
13.2.3 材料定数・Cの特定と検証
13.2.4 マスターカーブの作成
13.3 重回帰分析の方法
13.3.1 エクセル・分析ツールによる方法
13.3.2 INDEX(LINEST)関数による方法
13.3.3 主要な統計項目の計算方法と判定
14.接着部の劣化加速条件の設定方法
14.1 温度頻度表がある場合
14.1.1 寿命時間の算出
14.1.2 発生温度における加速倍率の算出
14.1.3 加速条件の設定
14.2 温度頻度表がない場合
14.2.1 平均温度の算出
14.2.2 T-t線図の作成
14.2.3 加速条件の設定
<質疑応答>
*Zoomウェビナーの機能「Q&A」をご利用いただけます。
*またお話できる方は、口頭質問も可能です。適宜ミュートを解除致します。
*セミナー後の講師へのメール質問も可能です。(量や質次第では回答しかねることもございます。ご了承くださいませ)