・ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
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*Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
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音声が聞こえない場合の対処例
・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です
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→※一部のブラウザーは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります、
必ず
テストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式);コンピューターのオーディオに参加に対応してないものは音声が聞こえません
動画配信サイトVimeoを用いて同時ストリーミング配信でご視聴頂けます。
(尚、Zoomへアクセスできる方は、Zoomでの受講を推奨します。)
(クリックして展開「▼」)
こちらの形式での受講をご希望の場合は
備考欄に「Zoom不可・ライブ配信希望」と記載下さい(Zoomまたはライブ配信いずれか一方でのご受講となります)。
→事前にこちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
(クリックして展開「▼」)
・原則、開催5営業日後に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
・視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用URLはメールでご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
セミナーポイント
■講師より
低エネルギー(長波長)の光を高エネルギー(短波長)光に変換する方法論であるフォトン・アップコンバージョン(UC)は、太陽電池の高効率化や可視光駆動型の光触媒開発に結びつく可能性のある光子エネルギー変換技術として注目されている。とりわけ三重項―三重項消滅(triplet-triplet annihilation, TTA)機構に基づくアップコンバージョン(TTA-UC)は、可視光励起に基づき定量的に励起三重項状態を与える三重項増感剤(ドナー)が見いだされ、太陽光レベルの弱い励起光を利用できるなど、優れた特徴を有することから大きな期待が寄せられている。本講演では、TTA-UCを中心に、有機光化学の基礎、従来の研究例、課題、さらに“分子の自己組織化”概念の導入によるイノベーションと、フォトン・アップコンバージョンにおける最近の技術展開について紹介する。
■受講対象は?
・太陽電池材料の研究開発者
・人工光合成技術の研究開発者
・光触媒の研究開発者
・光機能材料の研究開発者
・自己組織化に基づく新規材料開発やエネルギー創生技術、バイオ系光材料に従事する研究者・企画調査担当者 など
※業種、業界は不問です。
■受講して得られる情報・知見は?
・フォトンアップコンバージョン技術の原理・機構
・アップコンバージョン材料とその設計・評価方法
・アップコンバージョン技術の応用可能性(太陽電池、光触媒、人工光合成、バイオイメージングなど)
▽前回の同講師セミナー受講者の声(アンケートより)
「非常に面白かったです。かなり直前に申し込んだのですが、ムリを押した甲斐がありました」(無機化学研究)
「基礎から教えて頂けたため、内容が理解しやすく良かった」(光触媒技術開発)
「解説の全てが興味深かったです」(有機合成)
「私は有機系の専門ではないのですが、先生の説明は非常にわかりやすかったです」(先端技術調査)
セミナー内容
1. フォトン・アップコンバージョンの基礎
1.1 フォトン・アップコンバージョン現象とは
1.2 アップコンバージョンの手法
2. 三重項―三重項消滅に基づくフォトン・アップコンバージョン(TTA-UC)
2.1 有機分子の電子遷移と光緩和過程
2.1.1 光吸収と発光(蛍光)
2.1.2 系間交差とリン光
2.2 エネルギー移動とその機構
2.2.1 一重項エネルギー移動(双極子―双極子機構)
2.2.2 三重項エネルギー移動(Dexter機構)
2.3 TTA-UCの基礎―溶液分子拡散系、ポリマー系、結晶系 を中心に―
2.3.1 TTA-UCにおけるドナー(D:三重項増感剤)とアクセプター(A:発光体)
2.3.2 TTA-UCの効率を決める因子と評価法
2.3.3 TTA-UCにおける課題
3. TTA-UCのイノベーション(1) ― 分子組織化フォトン・アップコンバージョン
3.1 分子組織系の光化学
3.2 分子の自己組織化とTTA-UCの融合 ― 分子組織化フォトン・アップコンバージョン
3.2.1 分子凝縮系液体(π電子系液体・イオン液体)におけるTTA-UC
3.2.2 オルガノゲル‐ハイドロゲル系におけるTTA-UC
3.2.3 分子組織体におけるTTA-UC
4. TTA-UCのイノベーション(2)
4.1 新しいTTA-UC増感系、発光分子系のデザイン
4.2 近赤外(NIR)→可視(VIS)領域のTTA-UC
4.3 可視(VIS)→紫外(UV)領域のTTA-UC
4.4 TTA-UC機能の向上にむけたアプローチ
5. フォトン・アップコンバージョン技術の応用
5.1 光エネルギー変換技術・太陽電池への応用
5.2 光反応・光触媒技術への応用
5.3 バイオ・医療分野への応用
<質疑応答>
*Zoomウェビナーの機能「Q&A」をご利用いただけます。
*またお話できる方は、口頭質問も可能です。適宜ミュートを解除致します。
*セミナー後の講師へのメール質問も可能です。(量や質次第では回答しかねることもございます。ご了承くださいませ。)