・ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→
確認はこちら
*Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
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音声が聞こえない場合の対処例
・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です
→
参加方法はこちら
→※一部のブラウザーは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります、
必ず
テストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式);コンピューターのオーディオに参加に対応してないものは音声が聞こえません
動画配信サイトVimeoを用いて同時ストリーミング配信でご視聴頂けます。
(尚、Zoomへアクセスできる方は、Zoomでの受講を推奨します。)
(クリックして展開「▼」)
こちらの形式での受講をご希望の場合は
備考欄に「Zoom不可・ライブ配信希望」と記載下さい(Zoomまたはライブ配信いずれか一方でのご受講となります)。
→事前にこちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
(クリックして展開「▼」)
・原則、開催5営業日後に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
・視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用URLはメールでご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
セミナーポイント
製品の研究開発や設計段階などものづくりの準備段階でのコストダウンの実践には、事前の原価計算が必要です。それは、製品原価は仕様書や図面が完成した段階で80%が決まるからです。
経営環境の変化が激し今日、顧客の要求により製品の多様化、多品種化が拡大するとともに、コストダウンへの要求も厳しさを増しています。その中で利益を確保するには、研究開発や設計段階で図面に書かれている情報からコスト試算することが研究開発者・技術者には必携です。製品原価を自由自在に把握できる研究開発者・技術者は、自信を持って日常の業務に取り組み、会社の業績に貢献しています。
本講座は、研究開発者・技術者の方々に向け、製品原価計算の仕組みおよびコストダウンにより利益を得るためのコスト試算やコストダウンの実践ノウハウとそのポイントを豊富な事例と演習を交えて徹底指導します。
研究開発・図面段階での原価計算をマスターして、コスト意識が高いワンランク上の研究開発者・技術者を目指してください。
○受講対象:
・製品開発・設計に携わる研究開発者、技術者、管理者、プロジェクトリーダー
・原価企画に携わる研究開発者、技術者、管理者、プロジェクトリーダー
・生産・製造技術に携わる研究開発者、技術者、管理者、プロジェクトリーダー
・技術企画などコストダウン推進リーダーの方々 など
・図面段階の原価計算にお困りの研究開発者、技術者、管理者、プロジェクトリーダー
・図面段階のコストダウンにお困りの研究開発者、技術者、管理者、プロジェクトリーダー
○受講後、習得できること:
・技術情報から事前原価を計算するポイントが明確になります
・歩留計算を含め、正しい材料費計算ができます
・加工費レート、設備費レートが設定できます
・段取時間、加工時間、設備時間の扱い方が整理できます
・生産形態に対応した正しい加工費が計算できます
・コストダウンすべき製品の優先順位がわかります
・コストダウンの可能性が定量化できます
・意思決定、損得計算のポイントが明確になります
セミナー内容
1.研究開発者・技術者に必要な原価計算の基礎知識
1) IoT時代のものづくりと原価のしくみ
a) 製品と関係する直接費と間接費とは
b) 仕事量と関係する変動と固定費とは
c) 意思決定と関係する差額原価と機会原価とは
2) 製品・試作品の事前コスト検討に必要な原価計算
a) スマート工場、IoT時代に必要な原価計算とは
b) 生産数量や生産ロットの違いによる原価への影響を考慮する
c) 設計費を直接費として把握する
d) 工数と設備時間を使い分ける
−演習:原価の基礎を確認しよう−
2.研究開発者・技術者に必要な材料費の試算ノウハウ
1) 材料単価表の作り方
a) 価格構成の基準設定
b) 相場材料の単価設定
c) 購入品・外注品の単価設定
2) 歩留まりが肝になる材料消費量の算定
a) 製品単位あたり寸法と面・体積計算
b) 使用材料の形状・寸法・取数決定
−演習:製品1個の材料費を試算する−
3.研究開発者・技術者に必要なレート設定と加工費の試算ノウハウ
1) 加工賃率(加工費レート)の設定
a) 加工費レートに含める原価とは
b) 製造部門と補助部門を分解する
c) 変動費レート・固定費レートを設定する
2) 減価償却費とは
a) 定率法と定額法で異なる償却費の計算方法
b) グローバル会計(IFRS)の償却費は
c) 設備費レートの設定ポイントは経済耐用年数
d) 金型・治工具費の設定ポイントは生涯生産数量
−演習:加工費レートを試算する−
3) 加工時間と加工費の算定
a) 加工時間に含める時間とは
b) 変動加工費を計算する
c) 固定加工費を計算する
d) 生産数量の変動による加工費のシミュレーション
−演習:製品1個の加工費を試算する−
4.研究開発者・技術者に必要な原価管理・コストダウンの実践とそのポイント
1) 図面段階の原価は原価企画で管理する
a) 原価企画活動は「Plan→Do→See」で進める
b) 原価企画に必要な3つの原価とは
c) 試作品→製品化に向けたコスト上の留意点
2) 付加価値率と限界利益率とは
a) コストダウン対象製品を探す原価のポートフォリオ分析
−演習:ポートフォリオ分析でコストダウン対象製品を発掘する−
3) 原価計算をコストダウンに活用する
a) 基本機能原価を追求したコストダウン事例
b) 1級品と2級品の適用を品質と原価で判定する
4) 原価計算を利益に結びつける
a) 利益図表の作り方
b) 損益分岐点とは
c) 損益分岐点の活用
5) 赤字製品の製品を継続するか中止するか
a) 作れば作るほど赤字になる製品とは
b) 赤字製品を受注するか
−演習:赤字製品の生産を中止するか継続するか、値引きの要求に応じるか−
6) 原価計算を意思決定に結びつける
a) 省人化ロボットの投資はいくらまでか
b) モノの運搬は人と設備のどちらが得か
c) 新規設備と既存設備のどちらを使うか
d) 仕事量の違いで改善効果が変わってくる
−演習:省人化ロボット投資の限度額を設定する−
<質疑応答>