・ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
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申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
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・原則、開催5営業日後に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
・視聴可能期間は配信開始から1週間です。
(GWや年末年始・お盆期間等を挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間の設定を延長します。)
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用URLはメールでご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
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セミナーポイント
■はじめに
樹脂・ゴムなど工業化された高分子材料は、素材生産、成形加工、製品保管など条件の異なる各種の環境下に置かれることにより、劣化・変質の危険性を孕んでいる。このような変質を防止すると同時に、性能・機能の効果的な発現のために各種添加剤が配合されて用いられている。樹脂・ゴム材料中の成分の一部や添加剤は、成形条件や樹脂・ゴム材料本体との親和性の程度によっては成型品表面にまで拡散し、意図せぬ模様を発生させることがあり、外観特性の低下として嫌われる。本講では、この現象と 他の外観特性の異常との違いや見分け方について述べ、ブリード/ブルームの発現機構と防止法の考え方について解説する。
■講演中のキーワード:
飽和溶解度、拡散定数、溶解性パラメーター、相容化剤、多層化
■受講対象者:
高分子材料や高分子加工製品の設計・開発を担当業務としている技術
■必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど:
高分子材料設計に関する各種の文献や書籍。
演者の監修著書では、
*)今井昭夫(監修)「第三・第四世代ポリマーアロイの設計・制御・相容化技術」(S&T出版)(2016)
**)今井昭夫(監修)「高機能高分子複合材料」(AndTech)(2019)
■本セミナーで習得できること:
・樹脂・ゴム材料の成型後の外観不良原因の見分け方
・ブリード,ブルーム現象の発生原因の解析の方法
・ブリード/ブルームの原因に対応する防止対策の考え方
・ブリード/ブルーム現象を逆手にとった機能性製品・商品の設計方法
セミナー内容
1.ブリード/ブルーム現象
1.1 成形不良とブリード・ブルーム現象の見分け方
1.2 ブリード・ブルームと高分子材料の分子構造
(1)分子量分布
(2)組成や規則性の分子間分布、
(3)高分子材料の構造の組織階層
1.3 ブリード・ブルーム発生機構の理論:拡散と溶解度
1.4 ブリード成分の同定と解析:
(1)分離抽出
(2)機器分析
2.樹脂・ゴム材料におけるブルーム・ブリード現象の制御
2.1 添加剤の種類と処方
2.2 ブリード・ブルーム成分の種類
2.3 樹脂・ゴム材料におけるブルーム・ブリード防止技術
2.4 ブリード・ブルーム防止技術や処方の実例紹介
3.ブリード・ブルーム現象の制御と活用
3.1 ブリード・ブルーム制御による機能発現
3.2 ブリード制御による商品設計
4.新規な樹脂材料におけるブルーム・ブリード制御
4.1 ポリマーアロイ・モルフォロジー設計理論の応用
4.2 相溶性制御と樹脂・ゴム材料設計
5.まとめ
6.Q&A