・ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
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確認はこちら
*Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
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音声が聞こえない場合の対処例
・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です
→
参加方法はこちら
→※一部のブラウザーは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります、
必ず
テストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式);コンピューターのオーディオに参加に対応してないものは音声が聞こえません
申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
(クリックして展開「▼」)
・原則、開催5営業日後に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
・視聴可能期間は配信開始から1週間です。
(GWや年末年始・お盆期間等を挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間の設定を延長します。)
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用URLはメールでご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
セミナーポイント
▽好評の声、続々!(受講後アンケートより)
「大変わかりやすく興味深い講演でした。全く知識の無い私でも理解できました。ありがとうございます」(樹脂・新商品の研究開発)
「オンラインでも気軽に質問できる雰囲気で非常に良かった」(研究)
「官能評価についての話が特に興味深かったです」(品質管理)
「今後の業務に役立つ内容であり、疑問点を解決できました」(生産技術開発)
「資材が発する臭気をいかにして弱くするかを考えるために受講しました。大変満足です」(包装資材設計開発)
「棚村先生に別途いろいろご相談させていただきたいです」(異臭解析)
■講師より
においを扱うのに必要な化学の基礎知識から、においの測り方、嗅覚測定法(官能試験法)、機器分析法(ガスセンサ、GC/MSなど)まで、体系的にお話しします。測定事例の紹介では、各種製品や空間に放散する臭気、低濃度の試料を濃縮して分析する方法、国内外の最新情報を紹介します。においの評価経験の無い方にも、必要な基礎知識を習得して頂ける内容です。また、研究室内で測定を実施した際の動画もお見せします。具体的なノウハウを確認して頂ければと思います。
受講者が個々に抱えている、においにまつわる疑問・課題についても時間の許す限り、対応します。お話できる環境にある方はマイクでの質問も受け付けます。
■受講対象者は?
・においの測定・分析をしている方、これから実施する方
・におい測定を行うに当たり、官能評価だけでなく機器分析を実施したい方、あるいは逆に、機器分析だけでなく官能(嗅覚)測定を実施したい方。そのためにどの機器や方法が自社に適しているかを確認したい方
・においのクレーム対応に従事されている方/自社製品の悪臭・異臭にお悩みの方
・信頼性の高いにおいのデータをとりたいとお考えの方
・よい香りを作り込みたい香料・食品メーカーの方
・自社で実施しているにおいの測定評価方法の見直し・改善を行いたい方 など
セミナー内容
1 においの計測法概論
・五感としてのにおい
・においの原因(ヒトがにおいを感じる科学的しくみ)
・嗅覚閾値とウエバー・フェヒナーの法則
・においの評価法分類
2 嗅覚測定法(官能試験法)の基礎と実際
2-1.嗅覚を用いた臭気の数値化
・メリットとデメリット
・評価尺度の設定
・においの表現用語:言葉による表し方
2-2.パネルの選定
・選定の3つのポイント
・基準臭の解説
2-3.三点比較式臭袋法(臭気濃度について)
・実施方法、流れ
・臭気濃度の算出方法
・におい袋の作成方法
・におい袋(無臭空気)の品質管理
・袋自体が発するにおいの扱いに関して
2-4.臭気強度、快・不快度、容認性評価
・臭気強度および快不快度の評価尺度と数値化方法
・臭気強度訓練試薬
・容認性評価の概要とその基準
2-5.嗅覚測定に際しての具体的留意点、ポイント
・パネルの選定と育成
・においの呈示方法:においの種類に応じた嗅ぎ方
・嗅ぎ窓式無臭室法
・パネル属性の重要性(年齢、性別、喫煙履歴)
・年齢別臭気許容レベル
2-6.国内外の測定法紹介
2-7.嗅覚測定関連書籍の紹介
3 機器分析法の基礎と実際
3-1.分析機器の種類と原理
・ガスクロマトグラフ(GC)
・ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)
・ガスクロマトグラフオルファクトメータ(GC/O)
3-2.GC,GC/MSを用いた臭気分析
・GCの仕組みと特徴
3-3.ガスセンサを用いた臭気測定
・半導体ガスセンサの仕組みと特徴
・実際の各種半導体ガスセンサの使用感・性能比較
3-4.試料の作成・調整方法
・測定対象別の試料採取法
・食品
・建築資材
・樹脂部材(自動車内装など)
・濃縮、固体試料のにおいの気化
3-5.臭気分析事例紹介
・自動車室内
・キッチン(料理の臭気拡散):動画にて解説
4 臭気測定・成分分析の課題
・測定機器の精度向上と複合化
・官能評価と機器分析のコンビネーション
・パネルの選定と育成:訓練の事例も
5 においの対策事例紹介
・消臭評価
・空間の臭気拡散
6 においにまつわるよくある質問
・多数のにおい成分からなる複合臭をとらえるためには、どう考えたらよいでしょうか?
・においセンサは何ができるのでしょうか?
・GC-MS分析でピークが見つからないのですが、どうすればよいでしょうか?
・官能評価は何から始めたらよいでしょうか?
・製品の低臭気化を検討していますが、合格ラインをどう設定すれば良いでしょうか?
<質疑応答>
*「Q&A」への投稿をお願い致します。
*口頭質問も歓迎します。適宜マイクを使えるように致します。
*セミナー後の講師へのメール質問も可能です。(量や内容次第では回答しかねることもございます。ご了承くださいませ。)