「リグニン」セミナー:基礎知識と精密構造制御による新機能の探索について・基盤炭素資源である植物バイオマスの化学利用の一例
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〇リグニンに関する基礎知識からお話しします。そのうえで、リグニンを扱う際の注意事項 植物バイオマスの基盤炭素資源としての考え方についてお話します。

リグニン基礎知識と精密構造制御による
新機能の探索について

〜基盤炭素資源である植物バイオマスの化学利用の一例〜


<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>

講師

県立広島大学 生物資源科学部 生命環境科学科 准教授 青蛛@充 先生

講師紹介

■ご略歴:
1996年3月 京都大学工学部石油化学科卒業
1998年3月 京都大学大学院工学研究科物質エネルギー化学専攻修了
1998年4月 コクヨ(株)入社
2002年4月 科学技術振興機構研究員(三重大学舩岡正光プロジェクト)(出向)
2006年6月 三重大学大学院生物資源学研究科 博士(学術)学位取得 
2007年4月 米ニューヨーク州立大学(SUNY-ESF)ESPRI博士研究員
2008年4月 三重大学大学院生物資源学研究科 特任准教授
2014年4月 県立広島大学生物資源科学部 准教授
現在に至る

《受賞等》
2019年 合成樹脂工業協会 学術賞 ほか


■ご専門および得意な分野・研究:
資源環境化学 高分子化学 物理化学  

■本テーマ関連学協会でのご活動:
高分子学会,日本化学会,日本木材学会,日本MRS,繊維学会,米国化学会

日時・受講料

●日時 2024年2月15日(木) 12:30-16:30
●受講料
  【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

  【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

      *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・録画行為は固くお断り致します。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

※配布資料等について

●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前〜前日を目安にご連絡致します。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
 (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@johokiko.co.jp

オンラインセミナーご受講に関する各種案内(ご確認の上、お申込みください。)
・PC/タブレット/スマートフォン等、Zoomが使用できるデバイスをご用意ください。
・インターネット 回線速度の目安(推奨) 下り:20Mbps以上
・開催が近くなりましたら、Zoom入室URL、配布資料、当日の流れなどをメールでご連絡致します。開催前日(営業日)の12:00までにメールが届かない場合は必ず弊社までご一報ください。
・受講者側のVPN、セキュリティ設定、通信帯域等のネットワーク環境ならびに使用デバイスの不具合については弊社では対応致しかねますので予めご了承ください。

Zoom
Zoom使用に関する注意事項(クリックして展開)
・公式サイトから必ず事前のテストミーティングをお試しください。
 → 確認はこちら
 →Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomで音声が聞こえない、
  カメラ・マイクが使えない等の事象が起きる可能性がございます。
  お手数ですが、これらのアプリは閉じた状態にてZoomにご参加ください。
 →音声が聞こえない場合の対処例

・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
 →参加方法はこちら
 →一部のブラウザは音声が聞こえない等の不具合が起きる可能性があります。
  対応ブラウザをご確認の上、必ず事前のテストミーティング をお願いします。
  (iOSやAndroidOS ご利用の場合は、アプリインストールが必須となります)

見逃し視聴あり
申込み時に(見逃し視聴あり)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
(クリックして展開)
・見逃し視聴ありでお申込み頂いた方は、セミナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
・セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
・原則、遅くとも開催5営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
・視聴期間はセミナー開催日から5営業日後を起点に1週間となります。
 ex) 2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
 ※メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
 ※準備出来しだい配信致しますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。
  上記例の場合、2/8(水)から開始となっても2/17まで視聴可能です。
 ※GWや年末年始・お盆期間等を挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
 ※原則、配信期間の延長は致しません。
 ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
  (見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
 →見逃し視聴について、こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ) パスワード「123456」 

セミナーポイント

■はじめに
 本講演ではリグニンに関する基礎知識を学んだうえで,精密な分子設計に基づいたリグニンならびに植物細胞壁の化学的利用に関する話題を扱います。天然リグニンは植物細胞壁中に普遍的に存在する生分解性の三次元フェノール系エーテル高分子です。リグニンは生命体としての植物を守るための高度な環境応答機能をそなえているため、一般に単離されたリグニン試料の構造や物性は単離プロセスに依存します。複雑な反応環境に応答した「後」の状態を把握するために応答「前」の状態を知る必要があります。リグニン高分子の理解には植物細胞壁組成の形成過程をまず「生物」の視点から眺め,合成高分子と同様にモノマーと重合反応から考えることが重要です。また森林などの資源産出の現場で炭素循環を含む基盤生物としての役割を考えることによって,リグニンの化学構造や環境応答性の必然性が見えてきます。次代の持続的な基盤炭素資源である植物バイオマス構成高分子成分に対する精密分離リファイニングと鋭敏な反応性を活かした精密構造制御,オンデマンド機能化,それらの応用可能性について解説します。

■ご講演中のキーワード:
・リグニン
・植物バイオマス
・リグノセルロース
・植物細胞壁
・リグノフェノール
・相分離系変換システム

■受講対象者:
・リグニンを含む植物資源の高分子化学利用を研究・開発している方
・リグニンの精密分子設計と化学合成に可能性を感じる方
・リグニンの化学的活用,構造把握に困難を感じている方
・林業・木材産業との接点としてリグニン活用を考えている方
・本内容に興味があれば化学に自信がない方でも伝わるように説明いたします。

■必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど:
・この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ありません。
・植物の構造の基本・・「木質の化学」(文永堂出版,2010,ISBN978-4830041181)など植物+化学の領域の書籍はよい参考書になります。
・有機化学の基本・・・高校卒業レベルの化学の知識。

■本セミナーで習得できること:
・植物バイオマスとしての植物資源(リグノセルロース)と構成各成分の基礎知識
・利用を前提としたリグニンの難しさの理解,注目すべき化学構造,性質の把握の方法
・リグニンを扱う際の注意事項
・リグニンの化学構造の把握の仕方,考え方
・植物バイオマスの基盤炭素資源としての考え方

セミナー内容

1.リグニンが使いにくいといわれる理由〜植物細胞壁の中の天然リグニンから考える
1.1.リグニンが形成される植物細胞壁とは?
1.2.まずは直鎖状に〜二官能性モノマーからの天然リグニン高分子の形成
1.3.リグニンは三次元?〜解放可能な三次元構造の形成
1.4.活性な構造の消費」〜外部環境変化に応答する活性構造の反応
1.5.どこが反応するのか?〜単離過程における外環境変化への活性構造の応答
1.6.活性構造に基づくリグニン誘導体のオンデマンド合成の可能性
1.7.化学利用のための原料の確保と加工

2.この炭素,循環している?有限な炭素資源をささえるために〜生態系を支える持続的な基盤炭素資源
2.1.基盤炭素資源〜循環炭素資源の生産と生態系サービスの維持
2.2.原料が得られるところ〜資源の持続生産に必要な林業・木材工業
2.3.化石資源との大きな違い・・・伐採してから化学原料となるまで
2.4.植物資源の3つの評価軸「時間・エネルギー・機能」
2.5.ダイナミックな炭素資源循環と機能の逐次発現

3.自然の構造を読み解いて/目的をもってリグニンを設計できる〜リグノセルロースの精密分離リファイニング
3.1.不均一系でのリグニンの構造制御と活性構造安定化
3.2.常温・常圧下の高収率なリグニン/炭水化物精密分離システム
3.3.直鎖型熱可塑性リグニン試料:リグノフェノールとリグノアニソール
3.4.リグニン誘導体のオンデマンド精密設計と化学修飾
3.5.直鎖型リグニン主鎖の選択的解放とカスケードリサイクル
3.6.すべて活用できる〜炭水化物の加水分解制御
3.7 応用事例の紹介〜精密分離された各成分の応用の可能性

セミナー番号:AD240246

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