10月「高分子劣化」オンラインセミナー:海洋プラスチックごみやマイクロプラスチックなどの環境問題との関係性
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Zoom見逃し視聴あり

オンライン受講/見逃視聴なし → 

オンライン受講/見逃視聴あり → 


●本講演では、高分子の多彩な劣化メカニズムならびにその解析手法について事例を交えながら要領よく解説。また、酸化防止剤、紫外線吸収剤と光安定剤の種類、特徴、作用についても解説します。
●近年大きな問題となっている海洋プラスチックごみやマイクロプラスチックなどの環境問題に高分子の劣化がどのように関係しているかもお話します。

高分子材料劣化の機構解析と対策技術、および環境問題
~海洋プラスチックごみやマイクロプラスチックなどの環境問題との関係性~
<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>

講師

国立大学法人群馬大学大学院  理工学府  特任教授  黒田 真一 氏

講師紹介

■ご略歴:
学歴:
東京工業大学工学部卒(1982.3)
東京大学大学院工学系研究科博士課程単位取得満期退学(1988.3)
工学博士(東京大学,1988.11)

職歴・研究歴
昭和63年4月 群馬大学助手(工学部附属応用複合材研究施設)
平成14年4月 群馬大学助教授(工学部)
平成19年4月 群馬大学大学院准教授(工学研究科)
平成20年3月 群馬大学大学院教授(工学研究科)
平成20年10月 クレスール株式会社取締役(兼務)
平成24年4月 群馬大学理工学研究院教授
平成25年4月 群馬大学大学院理工学府教授
平成26年3月 株式会社シルクウェーブ産業技術顧問(兼務)
令和 5年 4月 群馬大学大学院理工学府特任教授
  現在に至る

■ご専門および得意な分野・研究:
高分子化学、プラズマ化学、表面化学

■本テーマ関連学協会でのご活動:
・マテリアルライフ学会 会長(2015年~)
・ 高分子学会 グリーンケミストリー研究会 運営委員(2010年~)
・ ISO/TC61/ WG4 国内委員(2018年~)、SC6 国内代表委員(2015年~)、SC14/WG4 国内委員(2019年~)
・ 繊維学会堅ろう度標準化研究委員会 委員(2022年10月~)

日時・会場・受講料

●日時 2024年10月23日(水) 10:30-16:30
●受講料
  【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

  【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

      *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・録画行為は固くお断り致します。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

※配布資料等について

●配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。
・お申込の際にお受け取り可能な住所を必ずご記入ください。
・郵送の都合上、お申込みは4営業日前までを推奨します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、その場合、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございますことご了承ください。
・資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。


●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。

オンラインセミナーご受講に関する各種案内(ご確認の上、お申込みください。)
・PC/タブレット/スマートフォン等、Zoomが使用できるデバイスをご用意ください。
・インターネット 回線速度の目安(推奨) 下り:20Mbps以上
・開催が近くなりましたら、Zoom入室URL、配布資料、当日の流れなどをメールでご連絡致します。開催前日(営業日)の12:00までにメールが届かない場合は必ず弊社までご一報ください。
・受講者側のVPN、セキュリティ設定、通信帯域等のネットワーク環境ならびに使用デバイスの不具合については弊社では対応致しかねますので予めご了承ください。

Zoom
Zoom使用に関する注意事項(クリックして展開)
・公式サイトから必ず事前のテストミーティングをお試しください。
 → 確認はこちら
 →Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomで音声が聞こえない、
  カメラ・マイクが使えない等の事象が起きる可能性がございます。
  お手数ですが、これらのアプリは閉じた状態にてZoomにご参加ください。
 →音声が聞こえない場合の対処例

・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
 →参加方法はこちら
 →一部のブラウザは音声が聞こえない等の不具合が起きる可能性があります。
  対応ブラウザをご確認の上、必ず事前のテストミーティング をお願いします。
  (iOSやAndroidOS ご利用の場合は、アプリインストールが必須となります)

見逃し視聴あり
申込み時に(見逃し視聴あり)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
(クリックして展開)
・見逃し視聴ありでお申込み頂いた方は、セミナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
・セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
・原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
・視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
 ex) 2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
 ※メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
 ※準備出来しだい配信致しますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。
  上記例の場合、2/8(水)から開始となっても2/17まで視聴可能です。
 ※GWや年末年始・お盆期間等を挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
 ※原則、配信期間の延長は致しません。
 ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
  (見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
 →見逃し視聴について、こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ) パスワード「123456」 

セミナーポイント

■はじめに
  高分子材料は、自然環境に曝されているうちに物理的・化学的作用を受け、徐々に本来の特性を失い実用に耐えなくなる。これは、高分子材料の特性が発現するもととなる分子の化学構造と集合状態が変化するためである。このような高分子の劣化を防止し、安定性・耐久性を向上させるために多くの努力が払われている。しかし、この努力が効率的に結実するためには、劣化メカニズムの基本を理解し、また劣化挙動を正しく解析することが重要である。
本講演では、高分子の多彩な劣化メカニズムならびにその解析手法について事例を交えながら要領よく解説する。また、酸化防止剤、紫外線吸収剤と光安定剤の種類、特徴、作用についても解説する。さらに、近年大きな問題となっている海洋プラスチックごみやマイクロプラスチックなどの環境問題に高分子の劣化がどのように関係しているかを概説する。

■講演中のキーワード:
劣化機構、劣化挙動、劣化試験、劣化評価、寿命予測、安定化対策

■受講対象者:
・プラスチック成形加工業者、プラスチック利用製品メーカー、プラスチック利用製品ユーザーを主な対象とする。

■必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど:
・初歩的な物理化学、有機化学、自分が扱う材料の物性に関する基本事項を修得していることが望ましい。

■本セミナーで習得できること:
・高分子の劣化メカニズムの基本を理解する。
・多彩な劣化解析手法の概要を習得する。

セミナー内容

1.はじめに
1.1 劣化とは?
1.2 劣化の要因と発現挙動

2.高分子の熱・熱酸化劣化機構
2.1 ポリオレフィンの劣化過程
2.2 高分子の自動酸化
2.3 芳香族高分子の劣化過程

3.高分子の光劣化機構
3.1 光化学の基礎
3.2 光劣化の素過程
3.3 光劣化の支配因子

4.高分子劣化挙動の解析
4.1 促進劣化試験
4.2 分子量変化(SECによる解析)
4.3 化学構造変化-1(IR分光測定による解析)
4.4 化学構造変化-2(ケイ光、リン光測定による解析)
4.5 モデル化合物を用いた解析
4.6 高次構造変化(顕微鏡観察、X線回折、熱測定、動的粘弾性測定による解析)
4.7 力学物性変化(引張試験、曲げ試験、衝撃試験)
4.8 化学構造変化-高次構造変化-物性変化の相関
4.9 寿命予測

5.高分子の安定化対策
5.1 酸化防止剤
5.2 紫外線吸収材(UVA)
5.3 ヒンダードアミン系光安定剤(HALS)
5.4 安定剤の相乗効果
5.5 高次構造制御による安定化

6.高分子の環境問題
6.1 マイクロプラスチック
6.2 海洋プラスチックごみ

セミナー番号:AD2410C9

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