・PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
・ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の、動作確認の上お申し込み下さい。
・開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。開催前日(営業日)の12:00までにメールが届かない場合は必ず弊社までご一報下さい。
・その他、受講に際してのご質問・要望などございましたら、下記メールにてお問い合わせ下さい。
<req@johokiko.co.jp>
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります(クリックして展開「▼」)
・ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→
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*Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
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音声が聞こえない場合の対処例
・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です
→
参加方法はこちら
→※一部のブラウザーは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります、
必ず
テストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式);コンピューターのオーディオに参加に対応してないものは音声が聞こえません
セミナーポイント
■はじめに
新型コロナウィルス感染症のパンデミックによって社会生活が一変してしまった現在、パンデミックが終息したとしても元通りには戻れないと誰もが感じている。そのポスト・コロナ社会における「ものづくり」は、これまでのイノベーションが牽引する社会変革ではなく、デジタルトランスフォーメーションによる社会変革を実現するための技術開発という視点で進められることになると考えられる。すなわち、このパンデミックをカタストロフではなくニューノーマルの契機と位置付け、ものづくりのサービス化を推進しなければならないのである。従来の多機能・高性能なエレクトロニクスによってもたらされる便利な生活というフェイズから、デバイスを持ち歩いたり操作することを意識せず、人間の行動変容を促すようなモノによるQoL(Quality of Life)やQoL(Quality of Work)の向上というコトを提供できるビジネスを創成するために、フレキシブルエレクトロニクスやスマートテキスタイルといった新しい形態のデバイスで人間の能力を拡張することを目指した技術開発について議論する。
■受講対象
・部素材開発やデバイス製造プロセスに関わっている研究者及び技術者
・部素材、プロセス、デバイスに関する研究開発企画、営業に関わっている方
■本セミナーに参加して修得できること
・ものづくりのサービス化とイノベーションに関する概念
・フレキシブルデバイスの印刷形成に関する材料やプロセス技術の概要
・ウェアラブルデバイスやスマートテキスタイルに関する技術動向
・フレキシブルエレクトロニクスによる人間拡張ビジネスモデルのアイデア
セミナー内容
1.何のためのイノベーションなのか
1) イノベーションとは何か?
2) 量的拡大と質的深化
3) ディスクリートからコネクトへ
4) 人間拡張とSociety 5.0
2.デジタルトランスフォーメーション(DX)
1) イノベーションのジレンマ
2) 2025年の崖
3) 起こすべきはInnovationではなくRevolution
3.プリンテッドエレクトロニクスとは?
1) フレキシブルエレクトロニクス
2) なぜ印刷なのか
3) デバイスを印刷するための要件
4.高精細印刷技術
1) スーパーインクジェット法
2) グラビアオフセット印刷
3) マイクロコンタクトプリント法
4) 光反応性表面ナノメタルパターニング(SuPRNaP)法
5) 付着力コントラスト平版印刷法
5.マイクロコンタクトプリント法
1) 高精細製版技術
2) インク転写の界面科学
3) マイクロコンタクトプリント法による有機薄膜トランジスタアレイの作製
6.厚膜形成技術と細線の曲面への印刷
1) スクリーン印刷とスクリーンオフセット印刷
2) 連続印刷
3) スクリーンパッド印刷と反転オフセット印刷
7.実装技術、低温焼成技術、検査技術、補修技術
1) フレキシブル実装技術
2) 印刷とめっきの組み合わせやレジスト印刷
3) ゲート変調イメージングによる非破壊検査技術
4) 酸素ポンプ技術を用いた低温プラズマ焼結法
5) 磁場モードのマイクロ波を用いた低ダメージ焼成法
8.大面積センサーシート
1) プリンテッドエレクトロニクスの強み
2) 大面積化技術
3) 圧力センサーの大面積化とバラツキ抑制
4) フレキシブルエレクトロニクスの魅力
9.フレキシブルからストレッチャブルへ
1) 可展面と非可展面
2) どうやって伸縮させるか?
3) ストレッチャブル圧力センサーの作製
10.スマートテキスタイル
1) ウェアラブルデバイス
2) e-テキスタイルからスマートテキスタイルへ
3) MEMSとの融合
4) 心電計測ウェアとEMS
11.フレキシブルエレクトロニクスで社会を変える?
1) Service Dominantな「ものづくり」
2) DXによるビジネスモデル変革
講師紹介
【講師略歴】
1991.04 通商産業省工業技術院化学技術研究所入所
1993.04 組織改編により物質工学工業技術研究所
2001.04 独立行政法人産業技術総合研究所へ改組
2006.04 NEDO「超フレキシブルディスプレイ部材技術開発」に従事(〜2010.03)
2011.03 NEDO「次世代プリンテッドエレクトロニクス材料・プロセス基盤技術開発」に従事(〜2019.03)
2018.11 現職
【専門】
有機化学・電気化学・表面化学
※現在は印刷プロセスにおける界面現象の解析と制御、新規印刷プロセス開発と装置開発、
機能材料のインク化技術に関する研究とフレキシブルデバイスや
スマートテキスタイルによる人間拡張技術の開発に従事