・PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
・ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の、動作確認の上お申し込み下さい。
・開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。開催前日(営業日)の12:00までにメールが届かない場合は必ず弊社までご一報下さい。
・その他、受講に際してのご質問・要望などございましたら、下記メールにてお問い合わせ下さい。
<req@johokiko.co.jp>
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります(クリックして展開「▼」)
・ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→
確認はこちら
*Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
→
音声が聞こえない場合の対処例
・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です
→
参加方法はこちら
→※一部のブラウザーは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります、
必ず
テストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式);コンピューターのオーディオに参加に対応してないものは音声が聞こえません
セミナーポイント
■はじめに
現在、第5世代移動体通信(5G携帯)への需要が急速に高まっています。スマートフォンやノートパソコンへの標準搭載や、ローカル5Gのような新たな用途への展開も期待されています。一方で、ミリ波無線通信では大幅な無線伝送速度の向上が期待できる反面、その周波数の高さからの実装上の扱いづらさにも留意が必要です。本セミナーでは、これらの技術動向を踏まえ、ミリ波無線機の基礎から最新技術動向、市場動向など、その最前線を徹底解説いたします。
■受講後、習得できること
・ミリ波無線機の概要、従来の無線機との違い
・ミリ波無線機開発動向
・無線通信の基本的知識
・無線通信速度の動向
・5G
・ローカル5G
・WiGig(IEEE802.11ad/ay)
■想定される主な受講対象者
ミリ波無線機関連分野(材料、実装、等)の担当者、マーケティング担当者等
セミナー内容
1. ミリ波の特徴
1.1 電波・光の性質
1.2 マイクロ波・ミリ波・テラヘルツ波
1.3 ミリ波の産業利用に関する歴史的背景
2. ミリ波のアプリケーション
2.1 無線通信
2.2 ミリ波レーダー
2.3 ミリ波イメージング
3. ミリ波による無線通信
3.1 セルラ―・Wi-Fiの規格の歴史
3.2 通信容量に対する将来的要求
3.3 国内外の電波割り当て状況と通信速度
3.4 周波数帯域と通信速度の関係
4. ミリ波の伝搬特性
4.1 フリスの伝達公式、通信距離と送受信電力
4.2 アンテナ利得と通信距離
4.3 アンテナ利得とビーム幅
4.4 フェーズドアレイアンテナの基礎
4.5 フェーズドアレイアンテナによる通信距離の延伸
4.6 アレイ素子数と通信距離の関係
5. 5Gの基礎と動向
5.1 5Gの目標
5.2 5G規格の成立とこれまでの経緯
5.3 各国の電波割り当て状況
5.4 割り当て帯域幅と通信速度
5.5 回線設計
5.6 通信距離と通信速度
6. ミリ波無線通信の歴史
6.1 60GHz帯Wi-Fi
6.2 従来Wi-Fiとの比較
7. CMOSによるミリ波無線機設計
7.1 トランジスタの種別とミリ波での利用可能性
7.2 製造コストと量産性
7.3 電力効率の比較
7.4 課題
8. フェーズドアレイ無線機の構成
8.1 sub-6GHz帯での無線機構成
8.2 ミリ波フェーズドアレイ無線機構成
8.3 基地局向け28GHzフェーズドアレイ無線機の概要
8.4 スマホ向け28GHzフェーズドアレイ無線機の概要
9. 国際会議に見るミリ波無線機の動向
9.1 60GHz帯CMOSフェーズドアレイ無線機(SiBeam社)
9.2 60GHz帯CMOSフェーズドアレイ無線機(Broadcom社)
9.3 28GHz帯CMOSフェーズドアレイ無線機(Qualcomm社)
9.4 28GHz帯SiGeフェーズドアレイ無線機(IBM社)
9.5 60GHz帯CMOS無線機(東工大)
9.6 28GHz帯CMOSフェーズドアレイ無線機(東工大)
9.7 28GHz帯CMOS双方向型フェーズドアレイ無線機(東工大)
9.8 28GHz帯CMOS偏波MIMO対応フェーズドアレイ無線機(東工大)
9.9 300GHz帯CMOSテラヘルツ無線機(東工大)
10. 将来動向
10.1 通信速度の向上予測
10.2 6G, 7G
10.3 宇宙
10.4 テラヘルツ無線
10.5 GaNの利用
講師紹介
【略歴】
平成15年4月(2003) 東京工業大学 精密工学研究所 助手(益研究室)
平成17年10月(2005) 東京工業大学 統合研究院 助手(精密工学研究所 兼務)
平成19年4月(2007) 東京工業大学 大学院理工学研究科 電子物理工学専攻 准教授
平成28年4月(2016) 東京工業大学 工学院 電気電子系 准教授
平成31年4月(2019) 東京工業大学 工学院 電気電子系 教授
■受賞・表彰研究等
日本学術振興会賞(平成26年2月10日)
末松安晴賞(平成27年6月4日)
文部科学大臣表彰 科学技術賞(平成29年4月19日)
電子情報学会 業績賞(平成31年6月6日)
ドコモ・モバイル・サイエンス賞 (令和元年10月18日)
【専門】無線、集積回路