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セミナーポイント
■はじめに
ゼオライトは古くから知られている含水多孔質アルミノケイ酸塩であり、そのナノ細孔を利用した様々な研究が行われている。その構造特性から固体触媒としの利用が主であるが、陽イオン交換能や吸着能を利用した有害物質の除去やナノ空間を利用した有害物質の固定化材料としても利用されている。例えば、福島第一原発事故により飛散した放射性セシウムイオンの回収・固定化材料、富栄養化物質の除去材料、植物生育培地としての利用が挙げられる。本セミナーでは、ゼオライトを中心としたシリカ系無機多孔体(メソポーラスケイ酸塩、シリカゲル他)の基礎、合成方法及び環境浄化材料や植物生育培地としての応用例について解説する。
■想定される主な受講対象者
水質浄化、放射性物質の除去と固定化、植物生育利用に関心のある企業の方。
(水処理、肥料、食品関係の企業など)
■必要な予備知識
基礎から説明致しますので、とくに必要ございません。
■本セミナーに参加して修得できること
・ゼオライトを中心としたシリカ系無機多孔体について
・シリカ系無機多孔体の合成方法
・水質浄化材料としての利用方法
・放射性セシウムの吸着・固定化材料としての利用方法
・植物生育培地としての利用方法
セミナー内容
1. ゼオライトについて
1)基本構造
2)分類
3) 骨組み構造
4) 性質
a) 吸着
b) イオン交換
c) 触媒
5) 合成方法
6) 評価方法
2. その他のシリカ系無機多孔体について
1)メソポーラスケイ酸塩
a) 性質
b) 合成方法
c) 評価方法
2)シリカゲル
a) 性質
b) 合成方法
c) 評価方法
3. ゼオライトの環境浄化材料としての利用
1)富栄養化物質の除去
2)重金属イオンの除去
3) 水分除去
4) 放射性物質の回収
5) 放射性物質の固定
4. 廃棄物、地熱水からの合成方法
1)天然鉱物からの合成
2)石炭飛灰からの合成
3) 地熱水からの合成
5. 植物生育培地としての利用方法
1)水酸アパタイトとの複合化
2)肥料成分の徐放
3) 葉物野菜の生育
6. その他の利用例と今後の展開