★今後有望な生分解性高分子として、セルロース、グルコースをベースとしたポリ乳酸、微生物が菌体内に蓄積するポリ(3-ヒドロキシアルカノエート)について詳しく解説!
生分解性プラスチックの基礎と最新動向
〜生分解性高分子の歴史的背景と合成手順、分子鎖の構造・物性〜
<Zoomによるオンラインセミナー>
講師
龍谷大学 先端理工学部応用化学課程 教授 中沖 隆彦 先生
講師紹介
■ご略歴:
1992年 3月 大阪大学 理学部 高分子学専攻 博士課程(博士(理学))
1992年10月 龍谷大学 理工学部 物質化学科 助手
(専任講師、助教授を経て)
2005年 4月 龍谷大学 理工学部 物質化学科 教授
2020年 4月 学部改組により先端理工学部応用化学課程 教授
■ご専門および得意な分野・研究:
高分子固体構造、高分子分子構造、生分解性高分子
■本テーマ関連学協会でのご活動:
高分子学会関西支部常任幹事(2009-2014)
第62回高分子年次大会(京都)運営委員(2013年)
高分子学会・高分子若手技術講習会主担当(2010-2012年)
高分子学会・高分子の基礎と応用講座「高分子分析」担当(2013年-2018年)
プラスチックフィルム研究会(高分子学会)運営委員(2012-)
固体NMR材料フォーラム運営委員(1994-2015)
ポリマー材料フォーラム運営委員(2014)
「高分子赤外・ラマン分光」(KS化学専門書2015年刊)分担執筆
「Polypropylene ?Properties, Uses and Benefits-」(Nova Science Publishers, Inc. 2016)分担執筆
「生分解、バイオマスプラスチックの開発と応用」(技術情報協会、2020)分担執筆
→このセミナーを知人に紹介する
配布資料・講師への質問等について
●配布資料は、印刷物を郵送もしくはメール送付のどちらかを検討中です。
お申込については4営業日前までのお申込みを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキストが郵送となった場合、資料の到着がセミナー後になる可能性がございます。
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
●受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールにてお問い合わせ下さい。
req@johokiko.co.jp
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
下記ご確認の上、お申込み下さい(クリックして展開「▼」:一部のブラウザーでは展開されて表示されます)
・PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
・ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の、動作確認の上お申し込み下さい。
・開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。開催前日(営業日)の12:00までにメールが届かない場合は必ず弊社までご一報下さい。
・その他、受講に際してのご質問・要望などございましたら、下記メールにてお問い合わせ下さい。
<req@johokiko.co.jp>
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります(クリックして展開「▼」)
・ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→
確認はこちら
*Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
→
音声が聞こえない場合の対処例
・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です
→
参加方法はこちら
→※一部のブラウザーは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります、
必ず
テストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式);コンピューターのオーディオに参加に対応してないものは音声が聞こえません
セミナーポイント
■はじめに
20世紀末までの高分子工業は石油由来の原料を元にしたものがほとんどで、資源枯渇の問題や廃棄後の焼却や埋め立ての問題がクローズアップされてきた。そのようなことから生物由来、生分解性というキーワードが注目を集めている。
本セミナーでは、生分解性高分子の歴史的背景と分類について整理するとともに、合成手順や分子鎖の構造、物性について述べる。特に今後有望な生分解性高分子として、セルロース、グルコースをベースとしたポリ乳酸、微生物が菌体内に蓄積するポリ(3-ヒドロキシアルカノエート)について詳しく解説する。
■ご講演中のキーワード:
生分解性高分子、ポリ乳酸、バイオプラスチック、セルロース、生合成、分子構造、結晶化度
■受講対象者:
本テーマに興味のある初級者から中級者
■必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど:
大学で使用する「高分子化学」の教科書レベルの内容
■本セミナーで習得できること:
高分子の基礎知識、生分解性高分子の種類、生分解性高分子の今後の動向
セミナー内容
1.高分子の基礎(分子量、分子構造、分類)
2.生分解性高分子の歴史的背景
2.1 生分解性高分子が注目された背景
2.2 市場に出た生分解性高分子
3.生分解性高分子の分類
3.1 天然系の生分解性高分子
3.2 合成系の生分解性高分子
4.地球上で一番多い有機物:セルロース
4.1 セルロースの分子構造
4.2 再生セルロース
4.3 セルロースの新展開
5.循環型材料:ポリ乳酸
5.1 ポリ乳酸の合成プロセス
5.2 ポリ乳酸の結晶構造と物性
5.3 ポリ乳酸の生分解性
6.微生物がためこむバイオポリエステル:ポリ(3-ヒドロキシアルカノエート)
6.1 ポリ(3-ヒドロキシアルカノエート)の側鎖による分類
6.2 微生物培養による生合成プロセス
6.3 ポリ(3-ヒドロキシブチレート)の結晶構造と物性
6.4 ポリ(3-ヒドロキシブチレート)の生分解性
セミナー番号:AG210662
top