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セミナーポイント
日本では50年以上ユーグレナ研究が行われてきました。多様なアプローチが行われた結果、現在では、ユーグレナ、ミドリムシという言葉だけで、一般の方々が生物を思い浮かべることができる環境に至っています。本講座では、ユーグレナ研究の歴史から、社会におけるユーグレナの利活用の状況と展望まで、包括的に解説します。また、演者の専門分野である、ユーグレナ独特の代謝「ワックスエステル発酵」について詳しく述べるとともに、SDGsの達成という観点からバイオ燃料としての利用が期待される理由、展望についてもお話しします。
■この講座を受講して得られる情報・知見:
以下の項目について、包括的に情報提供いたします。
・ユーグレナ研究の歴史(世界・日本)について
・ユーグレナの食飼料としての栄養成分と、報告されている機能性について
・バイオ燃料生産生物としてのユーグレナ(基礎と応用)
セミナー内容
1 世界におけるユーグレナ研究
1.1 レーウェンフック顕微鏡とユーグレナ
1.2 学名の由来
1.3 ユーグレナを用いた生化学的研究の歴史
1.4 進化研究とユーグレナ
1.5 ユーグレナ研究における国際連携の現状
2 日本におけるユーグレナ研究
2.1 グリコール酸代謝
2.2 アスコルビン酸代謝
2.3 ユーグレナミトコンドリアの特異な代謝
3 ユーグレナの「栄養学」〜食飼料としての観点から〜
3.1 ユーグレナに含まれる栄養成分組成
3.2 ユーグレナタンパク質のアミノ酸組成
3.3 ユーグレナ脂質の組成
3.4 ユーグレナのビタミン組成
3.5 動物試験によるユーグレナ飼料の効果について
3.6 ユーグレナに含まれるβ-1,3グルカン(パラミロン)について
4 ユーグレナによるバイオ燃料生産について
4.1 バイオ燃料に関する背景知識
4.2 ユーグレナによる脂質合成メカニズム(基礎研究の側面から)
4.3 ユーグレナ脂質の活用について
4.4 今後の展望
<質疑応答>