★統計モデリングとベイズ推測の基礎〜実践まで。
階層ベイズモデリング入門
講師
国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター 特別研究員
博士(環境科学) 深谷 肇一 先生
* 希望者は講師との名刺交換が可能です
講師紹介
■主経歴
2012年3月 北海道大学大学院環境科学院 生物圏科学専攻 博士課程修了
2012年4月-2013年3月 日本学術振興会特別研究員(PD)
2013年4月-2016年3月 統計数理研究所 統計思考院 特任助教
2016年4月-2018年3月 日本学術振興会特別研究員(PD)
2018年4月より現職
■専門・得意分野
統計生態学、統計モデリング、個体群生態学、群集生態学
■主要著書
『サンプリングって何だろう―統計を使って全体を知る方法』(岩波書店)
『BUGSで学ぶ階層モデリング入門―個体群のベイズ解析―』(共立出版)
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日時・会場・受講料
●日時 2019年3月8日(金) 10:30-16:30
●会場 [東京・大井町]きゅりあん5階第1講習室 →「セミナー会場へのアクセス」
●受講料 1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,640円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。
●録音・撮影行為は固くお断り致します。
●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
*PC実習講座を除きます。
■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →
セミナーポイント
■セミナーポイント
有意義なデータ解析の第一歩として、データ生成過程の適切なモデル化が不可欠です。また、統計モデルに基づくデータ解析の実用的なアプローチとして、しばしばベイズ推測が役立ちます。
本セミナーでは、様々な統計モデルを「階層モデル」の特殊な場合と位置づけて俯瞰的に説明するとともに、R言語、および汎用ソフトウェア(JAGSとStan)によるベイズ推測の実践を解説します。なお、本セミナーでは講義時間内のPC実習は行いませんが、RやJAGS/Stanによる演習用のスクリプトを配布します。
■受講後、習得できること
・統計モデリングによるデータ解析の基本的な考え方
・線形モデルから複雑な階層モデルまでの体系的理解
・ベイズ推測に関する概念とアルゴリズムの基礎的理解
・RやJAGS/Stanを用いた統計モデリングの実践方法
セミナー内容
1.はじめに
2.統計モデリングの基礎(約90分)
2.1 確率分布とリンク関数
2.2 データシミュレーションと統計モデルの当てはめ
2.3 線形モデル
2.4 一般化線形モデル(GLM)
2.5 一般化線形混合モデル(GLMM)
3.ベイズ推測の基礎(約60分)
3.1 統計モデリングにおけるベイズ推測
3.2 経験ベイズと完全ベイズ
3.3 マルコフ連鎖モンテカルロ(MCMC)法
3.4 汎用MCMCソフトウェアJAGS/Stanとその実践
4.高度な階層モデルとそのベイズ推測(約120分)
4.1 マルチレベルモデル
4.2 有限混合モデル
4.3 隠れマルコフモデル
4.4 状態空間モデル
4.5 空間モデル
(質疑応答)