・ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
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*Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
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音声が聞こえない場合の対処例
・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です
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→※一部のブラウザーは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります、
必ず
テストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式);コンピューターのオーディオに参加に対応してないものは音声が聞こえません
申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
(クリックして展開「▼」)
・原則、開催5営業日後に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
・視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用URLはメールでご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
セミナーポイント
■講座のポイント
分析試験は医薬品,化粧品や食品等の試験は安全性や有効性を担保するための基盤であり,いずれの場合でも,その試験方法がバリデートされている必要があります。しかし,分析方法のバリデーションとはいっても取っ付き難く,むずかしいもの。特に,初めて接した場合にはなかなか理解できないものです。ものを分析する目的から、基本である定性・定量でのポイントと分析法バリデーションとの関連性から簡単に理解できるようにしたいと思います。
本講座では医薬品等の製造承認,品質試験,さらに,新製品の開発での成分測定を行う場合に必要な分析において,初任者にもわかりやすく,具体的に分析能パラメーターの算出方法等を解説します。
これにより,試験が円滑に効率よく進められるための道標として,分析法バリデーションを活用できるようになることを目指しています。そこで、定義の羅列にならないようにHPLCや分光装置における簡単な事例についても考える予定です。
■受講後,習得できること
化学分析を行う場合に押さえるべき項目
ガスクロマトグラフィーや液体クロマトグラフィーを利用するときの注意点
規格試験を設定する場合のポイント
日常検査と規格値設定との乖離 等
■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
日本薬局方参考情報(分析法バリデーション)
原薬GMPガイドライン
バリデーション基準の改訂
分析法バリデーションに関するテキスト(実施項目,実施方法)について
食品中に残留する農薬等に関する試験法の妥当性評価ガイドライン
■講演中のキーワード
分析法バリデーション(妥当性検証),クオリフィケーション(適格性評価),規格及び試験法,理化学分析,液体クロマトグラフィー,分光分析法,システム適合性,キャリブレーション,トレーサビリティー
セミナー内容
■講演項目
1. 分析法バリデーションのための基礎知識
医薬品の製造管理や品質管理はGMPに基づいて行われており、その評価に用いる分析法におけるバリデーションの意味と意義を学びます。
・化学分析の基本は方法のバリデーション
・医薬品GMPにおける分析法バリデーションの目的と意義
・基本統計量(母集団,標本,平均,標準偏差,誤差 等)
・分析能パラメーターを求めるための基本統計
2. 分析法バリデーションと分析能パラメーター
試験方法のタイプ別に分析法バリデーションを検討して評価する指標である分析能パラメーターについて解説します。
・基礎的な概念から分析能パラメーターの意味
・試験方法のタイプに要求される分析能パラメーター
・特異性
・直線性と範囲
・真度と精度(併行精度,再現性)
・検出限界と定量限界
・頑健性 これらの定義,目的,求め方等をそれぞれについて説明します。
3.機器分析における分析法バリデーションの実際
分析機器の代表例であるHPLCまた分光分析について確認試験,純度試験また定量法等のバリデーションを行う場合,どのようなパラメーターが必要か,さらに,実験計画の事例について学びます。
・機器分析(HPLC,分光装置)における適格性評価
・機器分析における分析能パラメーター
・HPLC等における分析法のパラメーターは何か
・HPLCにおける真度,精度を求めるための実際
・分光装置の検出限界はどのように求めるか
・日常的に確認したい項目とシステム適合性
・局方におけるシステム適合性の扱いと活用
4.分析法バリデーションに関連する事柄
分析法バリデーションはそれだけで分析試験の信頼性を確保できません、設備や装置のクオリフィケーション,また,校正や標準品,更に,継続的試験を行います。医薬品GMPで関連する事項について確認しましょう。
・信頼できる分析水準を維持するための点検と校正
・分析法バリデーションでも記録,文書化,保存する
・バリデーションの基盤は試験室の管理と機器管理が重要
・外部委託試験のデータ管理
・関連する不可欠な事項の存在
<質疑応答>
GMPにおける分析方法のバリデーションとは何か、,また,分析法バリデーションを行うための準備と計画などを理解し、事例を見ながら実際に設定できるようになることを目指す基礎講座です。