・ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→
確認はこちら
*Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
→
音声が聞こえない場合の対処例
・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です
→
参加方法はこちら
→※一部のブラウザーは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります、
必ず
テストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式);コンピューターのオーディオに参加に対応してないものは音声が聞こえません
申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
(クリックして展開「▼」)
・原則、開催5営業日後に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
・視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用URLはメールでご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
セミナーポイント
■講座のポイント
医薬品の有効性、安全性および品質の確保を目的として、米国行政府は、世界で最初にGMPを法制化している(1963年)。治験薬に対するGMPの適合についてはFDAが「GMPは、人又は動物に投与される全てのDrug
Productに適用されるものであって、いまだ研究過程にあるもの(治験薬)も含まれる。すなわち、開発過程で製造されるDrug Productが、充分に文書化され管理されることによって、後に行われる試験及び最終的には、市販するために製造される製品の再現性を保証することは妥当なことである。」(1978年)と明確に述べている。以来、治験薬に対しても医薬品のGMPが適用されることになり、1991年「(ヒトおよび動物用)治験薬製造に関するガイドライン」により、我が国においても医薬品のGMPを治験薬にそのまま適用するガイドラインが示されることになった。
他方、令和2年11月「GMP省令改正」(パブコメ)が発出され、令和3年8月1日の施行に向け、日本の医薬品GMPがPIC/Sで合意された世界標準となっているガイドラインとの一層の整合性が図られることになった。
こうしたGMPの国際化の大きな流れの中、最近になり治験薬GMPのWHO改訂ドラフトが公開された。ガイドライン自体が長らく更新されていないことと、更には「COVID-19治療薬について実施された査察から生じる新しいガイドラインの最近の必要性を考慮」していることが改訂ドラフトの理由にあげられる。
■受講後、習得できること
・医薬品と治験薬GMPの相違
・医薬品/治験薬における変更管理、品質同等性の意味と理解
・治験薬の3極の法的位置づけ、PIC/S GMPとの関係
・PIC/Sおよび「PIC/S GMP Guide Annex13」
・ICH Q7 第19章「臨床試験に使用する原薬」
・ICHの品質ガイドラインと治験薬GMPとの関係、及び治験薬のGDP
・2021GMP省令改正
・WHO治験薬GMP改訂ドラフトの発出と意義
セミナー内容
*一部内容変更の場合あり
1.治験薬とは
はじめに
1.1 新薬の開発について
1.2 治験薬と医薬品との違い
1.3 治験薬GMP
1.4 治験薬(開発段階)と医薬品品質の品質同等性の一貫性確保について
1.5 WHO治験薬GMP改訂ドラフト:COVID-19治療薬についての新しいガイドラインの必要性と重要性‐Quality Managementの導入及びQuality Risk Managementの導入
a)治験薬は品質管理システム及びおよび当該ガイドラインの勧告に従う
b)その他のガイドラインおよびGxPは、治験薬段階で必要に応じて考慮
c)治験薬は必要に応じてGxPに準拠
d)治験薬のロット間およびロット内の一貫性を保証すること、並びに治験薬と将来の市販薬との一貫性を保証すること。
e)臨床試験に適切な剤形を選択することは重要である。
f)治験薬の品質が適切であること。例えば、第V相臨床試験における剤形は、日常的に製造される製品の場合と同一レベルで特徴づけ、保証すべきである。
2.医薬品開発と治験薬
2.1 医薬品開発における治験薬の位置づけ
2.2 医薬品開発における治験薬の品質保証
2.3 治験薬の品質保証と治験薬GMP
2.4 GMPの適用範囲と関連用語
2.5 治験薬の変更管理(医薬品変更管理との差異)
2.6 治験薬のバリデーション
3.治験薬GMPの三極の相違
3.1 治験薬の3原則
3.2 治験薬GMPとGCPの位置づけ(日本、米国、EU)
3.3 ICH Q7第19章「臨床試験に使用する原薬」
3.4 PIC/Sおよび「PIC/S GMP Guide Annex13」
4.最近の新薬開発状況と日欧米における承認状況
〜新薬開発と承認システム
5.治験薬製造、品質管理上の留意点
a)目的と考え方
b)治験薬品質の一貫性と同等性
c)開発段階での変更管理
d)治験薬製造における留意点
e)治験薬のバリデーションとベリフィケーション
f)治験薬GMPのポイントと対応策
6.治験薬製造設備の適格性評価
7.治験薬GMP組織
8.治験薬の文書管理と手順書等に関する留意点
9.治験薬受託製造の留意点
10.治験薬出荷承認体制
11.教育訓練の必要性と実施上の留意点
12.治験薬GMPに関するQ&A
13.生データ、実験ノート管理の留意点
14.治験薬のGDP(Good Distribution Practice)について
〜適切な温度・湿度管理、輸送クオリフィケーション、振動・衝撃リスク回避
(質疑応答)