・ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
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*Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
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音声が聞こえない場合の対処例
・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です
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参加方法はこちら
→※一部のブラウザーは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります、
必ず
テストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式);コンピューターのオーディオに参加に対応してないものは音声が聞こえません
申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
(クリックして展開「▼」)
・原則、開催5営業日後に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
・視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用URLはメールでご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
セミナーポイント
プラスチックめっきは、既存のめっき技術でありますが、その本質は、極めて難解であり、且つ奥の深い技能領域があります。表面処理技術(化学的技能や知見)は勿論のこと、品質管理技術、生産管理技術、人的なマネジメント等を含めて、ものつくりに関わるあらゆる複合的な技術、経験、ノウハウやバランスのとれた管理能力が要求されるめっき総合技術の集大成といえます。筆者は、約5年間に渡るめっき工程管理者として現場体験を通じ、あらゆる知見、技術ノウハウを駆使して、99%歩留まりを維持できる自動めっきラインを構築してきました。上記により体得した知識や経験ノウハウをベースに、プラめっきの基礎理論、プラめっき工程管理の肝となる重点ポイント、めっき密着性のポイント、めっき品質向上に向けた必須項目等を凝集して、プラめっき工程管理に必要な技術ノウハウ集として纏めました。プラめっきの初心者のみならず、企業の設計部門、製造技術、TOP層(マネジメント層)の立場の方にも、分かり易く解説します。特に、製造部門、品質保証部門の方には、ものつくりに対する “あるべき姿の道しるべ”として、今後の活動のポイントを詳しく解説します。
■受講後、習得できること
1.プラスチックめっき工程マネジメント管理術の習得。
2.プラスチックめっきに関する工程管理の肝が把握できる。
3.品質管理手法の徹底活用
4.プラスチックめっき部品に対する設計上の留意点
セミナー内容
1)表面処理部品(めっき、塗装、印刷、アルマイト等)の管理ポイントの理解と概要
・1−1めっき、塗装等の表面処理部品全般に対する共通の原理・原則、考え方の基礎的理論
・1−2表面処理部品全般に共通する問題解決に向けたアプローチ、工程管理に於ける着眼点と注意ポイント
2)プラスチックめっきの原理と基礎理論
・2−1プラスチックめっきの原理とメカニズムの理解。金属めっきとの相違点。
・2−2プラスチックめっきの重要ポイント
・2−3プラスチックめっき各工程の役割と管理ポイント
3)プラスチックめっき工程管理のポイント解説
プラスチックめっきに関する工程管理の肝 (1)
・3−1めっき液の準備徹底;めっき液分析、管理図に基づく最適化の維持と管理
・3−2全めっき工程に対する始業点検表の活用・徹底
・3−3めっきライン内的要因の最適化
・3−4めっきライン外的要因の最適化
・3−5人的要因の最適化
プラスチックめっきに関する工程管理の肝 (2)
・3−6異常の早期発見
・3−7観察力の重要性
・3−8化学的データの有効活用
・3−9製品の異常はないか(密着性、外観等を含め)
・3−10機械の異常音はないか
・3−11過去のトラブル事例を基に、異常の可能性があったら、先手の対策を打つ
・3−12現場の作業者の意見をよく聞く
4)品質管理手法の徹底活用
・4−1 めっき密着性のポイント
・4−1−1めっき密着性に対する基礎的な原理とメカニズム
・4−1−2エッチング工程管理図に基づく、定期分析の実施と適正な液補給・調 整の徹底。
・4−1−3工程管理図に基づく、センター値を挟む液管理の維持の重要性。
・4−1−4定期的なエッチング浴濾過の実施。
・4−1−5活性化(キャタリスト〜アクセラレータ)工程の原子吸光法によるCr含有量分析、化学めっき(無電解めっき)の定期的な更新実施等
・4−1−6光沢めっき浴管理:バイポーラの防止、光沢めっき浴の定期メンテナンス実施。光沢剤の管理。部品に合致した電流密度管理、定期濾過の実施。
・4−1−7定期的なめっき浴の更新と濾過管理の継続
・4−1−8めっき後の表面処理(塗装、印刷等)は厳に慎むべき。(事例紹介あり)
・4−2 めっき品質向上に向けた対応処置
・4−2−1めっき不良の現象(現状把握)、原因究明、恒久対策の立案と構築
⇒ 実例体験を通じた事例紹介。
・4−1−2めっき品質向上に向けた具体的施策:
・4−2−3めっき液を常にクリーンに!(常時濾過の重要性)
・4−2−4めっきのトラブル事例や工程改善の事例を文書化して、工程作業標準書に反映させる。
・4−2−5現場は品質改善に向けた生きた教科書であり、宝の山。
・4−2−6現場に於ける品質向上に向けた意識付けと日常教育の徹底。
・4−3めっき重大トラブル改善事例
「黒ニッケルめっき+ クリア塗装」密着不良改善に向けた実験計画法の導入事例
品質改善に向けた実験計画法の活用法
5)プラスチックめっき部品に対する設計上の留意点
5−1プラめっき部品形状の配慮と注意ポイント
5−2薄肉成形品の設計的な排除と提言。
5−3めっき上の印刷、塗装は避けること。