・ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
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音声が聞こえない場合の対処例
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必ず
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対応ブラウザーについて(公式);コンピューターのオーディオに参加に対応してないものは音声が聞こえません
申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
(クリックして展開「▼」)
・原則、開催5営業日後に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
・視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用URLはメールでご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
セミナーポイント
■講座のポイント
ゲノム編集技術の登場により、様々な生物種で極めて簡単に遺伝子改変を行うことが可能になった。特に、ガイドRNAとCas9タンパク質という2つの要素から構成されるCRISPR-Cas9系は、その設計の容易さから研究者の間で急激に広まり、汎用的な技術となっていきている。
本セミナーでは、CRISPRゲノム編集技術の基礎的な知識や設計法から、それを用いていかにゲノム編集動物モデルを作製するかなどについて、演者のこれまでの経験をもとに自身が開発した独自の技術にも言及しつつ詳細に解説する。また、日々進化を続けるゲノム編集技術に関して、その改良・発展型のツールや、遺伝子治療を含めた各分野への応用に至るまで、最新の情報を紹介したい。
■受講後、習得できること
・CRISPRの基礎の理解
・CRISPR技術でできることと課題
・ゲノム編集動物の作製法に関する知識
・ゲノム編集技術の各分野への応用例
■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律
・動物の愛護及び管理に関する法律
・研究機関等における動物実験等の実施に関する基本指針
・実験動物の適正な実施に向けたガイドライン
■講演中のキーワード
・CRISPR
・ゲノム編集動物
・遺伝子ノックアウト
・遺伝子ノックイン
・遺伝子治療
セミナー内容
1. ゲノム編集の基礎
1.1. ゲノム編集とは
1.2. トランスジェニック技術と遺伝子ターゲティング法
1.3. Zinc Finger Nucleases
1.4. Transcription Activator-Like Effector Nuclease
1.5. CRISPR-Cas9
1.6. CRISPRの種類
1.7. DNA修復機構(NHEJとHDR)
2. 遺伝子ノックアウトと遺伝子ノックイン
2.1. 遺伝子ノックアウト
2.2. 遺伝子ノックイン
2.3. gRNAの設計
2.4. ドナーDNAの設計
2.5. ゲノム編集溶液の調製
3. ゲノム編集動物作製法
3.1. 顕微注入法
3.2. in vitroエレクトロポレーション法
3.3. i -GONAD法
3.4. ノックインマウス作製
3.5. コンディショナルノックアウトマウス作製
3.6. ヒト型変異マウス作製
3.7. 得られた個体の遺伝子型判別
4. ゲノム編集技術の課題
4.1. オフターゲット作用
4.2. 標的配列の制限
4.3. デリバリー法
4.4. モザイク現象
5. 様々なCRISPRツールと応用
5.1. dCas9とCas9ニッカーゼ
5.2. 高精度Cas9
5.3. PAM改変Cas9
5.4. Base editor とPrime editor
5.5. 遺伝子発現制御への応用
5.6. 小型のCasタンパク質
5.7. Cas9以外のCRISPRツール
6. ゲノム編集技術の応用
6.1. 畜産・養殖動物・作物への応用
6.2. 遺伝子ドライブ
6.3. 疾患の遺伝子治療への応用
6.4. 遺伝子治療法の課題
<質疑応答>