・見逃し視聴ありでお申込み頂いた方は、セミナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
・セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
・原則、遅くとも開催5営業日後までに録画動画の配信を開始します（一部、編集加工します）。
・視聴期間はセミナー開催日から5営業日後を起点に1週間となります。
ex) 2/6（月）開催 セミナー → 2/10（金）までに配信開始 → 2/17（金）まで視聴可能
※メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
※準備出来しだい配信致しますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。
上記例の場合、2/8（水）から開始となっても2/17まで視聴可能です。
※GWや年末年始・お盆期間等を挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
※原則、配信期間の延長は致しません。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
（見逃し視聴あり）の方の受講料は（見逃し視聴なし）の受講料に準じますので、ご了承ください。
→見逃し視聴について、
こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。（テスト視聴動画へ） パスワード「123456」
セミナーポイント
■講座のポイント
プロテオミクスはタンパク質の総体であるプロテオームを網羅的に同定および定量する技術および研究である。タンパク質は生命科学および創薬において重要な分子であり、標的を定めずに網羅的に解析をおこなうプロテオミクスの重要性は高まっている。特に液体クロマトグラフタンデム質量分析計(LC-MS/MS)を用いたプロテオミクスは、高い感度と汎用性から有用な技術として多用されている。近年の新たなデータ取得(DIA)およびデータ解析の開発によりその性能が一段と向上している。一方で、タンパク質を扱うため試料前処理にノウハウが必要なだけでなく、さまざまな前処理法が開発されており、どの手法を用いればよいか判断に困ることがプロテオミクス導入の障壁となっているのではないであろうか。本講座では、プロテオミクスの分析原理、試料調製からデータ解析まで講師のノウハウを含めて説明し、受講者が各自の研究においてプロテオミクスを導入かつ有効に活用できるようになることを目指す。
■受講後、習得できること
・プロテオミクス(プロテオーム解析)の基本原理および最新技術について理解できるようになる。
・プロテオミクス(プロテオーム解析)の前処理に関して理解し、適切な手法を選択できるようになる。
・DIAの基本原理を理解し、LC-MS/MSで測定できるようになる。
・得られたプロテオームデータの質を確認し、基本的な解析ができるようになる。
■受講対象
・質量分析の実施経験を持ち、プロテオミクスに興味を持っている研究者
・プロテオミクスの解析経験を有し、さらに技術向上を望む研究者
■講演中のキーワード
プロテオミクス(プロテオーム解析)、質量分析、DIA、LC-MS/MS
セミナー内容
１．プロテオミクスの基本原理
1-1.プロテオミクスの基本コンセプト
1-2.定量プロテオミクスと標的プロテオミクス
1-3.サンプル前処理の概要
1-4.Data-dependent acquisition(DDA)とdata-independent acquisition(DIA)
1-5.データ解析の概要
２．サンプル前処理
2-1.サンプル前処理法の種類と選択
2-2.サンプル前処理法の注意点
2-3.Urea法
2-4.PTS法
2-5.SP3法
３．質量分析
3-1.質量分析のセッティング
3-2.質量分析メソッドの設定と注意点
3-3.質量分析装置の性能チェック
3-4.質量分析のデータ管理
４．データ解析
4-1.DDA法から得たデータの解析
4-2.DIA-NNを用いたDIA法から得たデータの解析
4-3.データの信頼性の確認法
4-4.Protein of interestのデータ解析法(クラスター解析やエンリッチメント解析)
５．プロテオミクスの応用
5-1.バイオマーカー研究
5-2.セクレトーム解析
5-3.数理モデルへの応用
６．まとめ
＜終了後、質疑応答＞
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