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![]() ![]() ◎各種受講方法を選択しお申込下さい 粉砕からコーティング工程の各単位操作の基礎、錠剤物性におよぼす影響、スケールアップまでわかりやすく!
〜各工程のトラブルに対応できる知識・技術をイチから習得〜 <Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり> |
第○回 | 開催日 | シリーズテーマ |
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第1回 | 6月16日(木)13:00−16:30 | 第一回 「打錠用顆粒製造技術とトラブル対策」 |
第2回 | 7月21日(木)13:00−16:30 | 第二回 「錠剤製造技術とトラブル対策」 |
第3回 | 8月19日(金)13:00−16:30 | 第三回 「コーティング技術とトラブル対策」 |
参加形態 | 区分 | 見逃し配信なし価格(税込) (1社2名以上同時申込) | 見逃し配信あり価格(税込) (1社2名以上同時申込) |
---|---|---|---|
1講座のみの参加 | 1回、2回、3回・・・ | 41,800円 (30,800円) | 47,300円 (36,300円) |
2講座の参加 | 1・2回、1・3回、2・3回、・・・ | 61,600円 (50,600円) | 67,100円 (56,100円) |
全講座(3講座)の参加 | 1・2・3・回・・・ | 75,900円 (64,900円) | 81,400円 (70,400円) |
●録音・撮影行為は固くお断り致します。
●講義中のパソコン・携帯電話の使用はご遠慮下さい。
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前〜前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
●受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールにてお問い合わせ下さい。
req@johokiko.co.jp
【継続研修全体の要旨】
錠剤および硬カプセル剤は携帯性に優れ,容易に一定量の薬物を服用できることから有用な剤形
である。しかしながら,錠剤では製剤化に際して,原薬の性質によっては,打錠時にキャッピン
グやスティッキングなどの打錠障害が発生することがある。これらの打錠障害をクリアーする
ことが,錠剤化において最も重要な製剤化技術である。また,打錠は前工程の混合,造粒工程で不具合があった場合,高い品質の錠剤を確保するために最新の打錠システムをもっても解決することは難しいとされている。
本継続研修では,製剤の製造技術に関して,粉砕からコーティング工程における各単位操作の基
礎およびそれぞれの工程と製剤物性におよぼす影響に関して解説する。また,スケールアップに
ついても触れたい。さらに,製剤トピックスとして,錠剤の連続製造システムに関して紹介する。
■受講後,習得できること
・粉砕からコーティング工程における単位操作の基礎とトラブル対策に関する知識
・適正な打錠用顆粒の製造法に関する技術
・錠剤の重量変動の抑制と含量均一性の確保および打錠障害を克服する技術
・硬カプセル剤の製剤化のポイント
・微粒子コーティング技術による苦味を有する薬物のマスキングや薬物の放出制御技術への応用
・造粒,打錠,コーティングに関する効率的なスケールアップの進め方に関する技術
第1回 6月16日(木)13:00−16:30
打錠用顆粒製造技術とトラブル対策
■講演プログラム
■講座のポイント
本講演では,粉砕,ふるい分け、混合,造粒,乾燥、整粒および打錠前混合の各工程における製剤化技術の基礎とトラブル対応に関して解説する。造粒工程では,原薬物性に適した造粒法,原薬物性の改質,攪拌造粒および流動層造粒のメカニズムとそれぞれの造粒法における事例について説明する。また、サプリメントの流動層造粒技術と錠剤設計にも触れる。
■受講後,修得できること
・粉砕から打錠前混合の各工程における単位操作の基礎とトラブル対策に関する知識
・適正な打錠用顆粒の製造法に関する技術
・攪拌造粒における高収率生産に関する技術
・流動層造粒における造粒物の平均粒子径を制御する技術
・サプリメントの流動層造粒技術と錠剤設計
・打錠用顆粒の効率的なスケールアップの進め方に関する技術
■講演内容
1.錠剤製造のフローチャート
2.粉砕工程
・錠剤製造における粉砕の目的
・粉砕の基礎原理(せん断、圧縮、摩擦、衝撃)
・乾式粉砕装置分類
・被粉砕物の物性と粉砕方法(硬質、もろい、軟質、繊維質などの被粉砕物の粉砕方法)
・粉砕機の構造と維持管理および粉砕事例(ピンミル、ジェットミル)
3.ふるい分け工程
・ふるい分け装置の選定
・ふるい分けにおける網上粒子の移送状態(振動ふるい、面内ふるい)
・振動ふるいの位相角度と最大排出量の関係(効率的なふるい分けの操作条件)
・ふるい分け装置の構造と維持管理
4.混合工程
・混合メカニズム
・各種混合機の混合時間と混合達成度
・均一混合の評価(サンプルサイズ)と均一混合過程
・混合の均一化を促進する因子
・偏析のメカニズムと偏析の防止対策手順
・密度差のある混合における投入順序
5.造粒工程
・造粒の定義と代表的な造粒法
・PL値(可塑限界)とその簡易測定法
・各種造粒法(流動層、多機能型、加熱転動、高速撹拌および乾式造粒法)とその顆粒物性
・原薬物性に適した造粒法と原薬物性の改質(難溶性薬物、油状薬物、凝集性薬物など)
・攪拌造粒および流動層造粒のメカニズムと造粒事例
・攪拌造粒における缶内壁面への付着の低減
・サプリメントの流動層造粒事例と錠剤設計
・攪拌造粒および流動層造粒で製した顆粒の粒度毎含量分布
・攪拌転動流動造粒装置(複合型造粒装置)の概要
・押し出し造粒の事例と添加水の影響
・乾式造粒の概要(微粉の発生を抑える方法)と造粒事例
・攪拌造粒のスケールアップ事例(撹拌羽根の周速度、加速度を揃えるなど)
・流動層造粒のスケールアップ事例(結合液の噴霧速度を揃えるなど)
6.乾燥工程
・乾燥メカニズム(乾燥過程と乾燥速度曲線)と乾燥むら防止
・乾燥機の選定(粉粒体の熱劣化、乾燥品の形態と品質など)
・乾燥機の構造と維持管理
7.整粒工程
・整粒機の選定(微粉の発生を抑えた)
・整粒機の構造と維持管理(オッシレーター、フラシュミルなど)
8.打錠前混合工程
・打錠前混合機の選定(滑沢剤混合として望ましい機種)
・各種混合機と錠剤硬度(ボーレ、タンブラー、V型混合機など)
・滑沢剤の混合時間と展延状態
錠剤製造技術とトラブル対策
■講演プログラム
■講座のポイント
本講演では,粉体の圧縮機構と打錠で要求される要素と要因および打錠障害のメカニズムと改善策について解説する。また,打錠工程におけるスケールアップの留意点,そして,サプリメントの錠剤化事例についても触れたい。
■受講後,修得できること
・粉粒体の圧縮に関する基礎知識
・打錠障害のメカニズムに関する知識
・打錠障害の原因を正確に把握し,的確に改善するための知識
・錠剤の重量変動の抑制と含量均一性の確保に関する製剤技術
・打錠工程における効率的なスケールアップの進め方に関する技術
・サプリメントの錠剤化技術
■講演内容
1.打錠工程
・原薬(粉体)の圧縮メカニズム
・原薬(粉体)の圧縮性評価(圧縮特性評価装置によるロータリー打錠機での製造性などの予測)
・各種造粒法(流動層、多機能型、加熱転動、高速撹拌および乾式造粒法)と錠剤物性
・食品(サプリメント)の錠剤化における問題点と改善策の紹介
・打錠で要求される要素(充填性、結合性、離型性)と要因(粉体側、打錠機側)
・動的流動性(結晶セルロースのグレードによる)
・錠剤の含有水分と成型性との関係
・打錠条件の設定(打錠機における予圧/本圧比など)
・キャッピングの機構および定量的評価法とその改善方法
・スティッキングの機構および定量的評価法とその改善方法
・打錠用杵臼の維持管理
・錠剤の重量変動(湿式造粒顆粒および直打法における重量変動の抑制)
・直打法における諸要因と最も重要な要因(添加剤の選択)
・直打法における微量薬物の偏析防止
・サプリメントの直打用賦形剤と錠剤化事例(グルコサミン塩酸塩)
・攪拌造粒の打錠障害に関係する留意点と対応策
・流動層造粒の打錠障害に関係する留意点と対応策
2.結合剤、崩壊剤および滑沢剤の作用機構と選択のポイント
・錠剤中の薬物と圧縮成形に伴うトラブル(溶融、失活、死滅、コーティング膜の破壊など)
・滑沢剤の効果(ステアリン酸Mgの金属表面への付着性など)
・各種混合機(ボーレ型、タンブラー型、V型等)と錠剤硬度および滑沢剤混合の評価法
・滑沢剤混合および打錠におけるスケールアップでの問題点
・打錠機の圧縮プロファイル(各種打錠機における圧縮停滞時間の違い)
・総圧縮時間によるスケールアップ時の打錠速度の設定
・打錠工程におけるトラブルの改善事例紹介(激しい打錠障害が発生する原末の錠剤化,
圧縮成型時にフィルム形成とスティッキングが発生、連続打錠によるターンテーブル温度など)
コーティング技術とトラブル対策
■講演プログラム
■講座のポイント
フィルムコーティングおよび微粒子コーティング技術とそのトラブル対策。そして、スケールアップの進め方については,研究段階において小型機(試作機)で検討した最適条件を大型機(生産機)に,どのように適応するのか説明する。また、サプリメントの錠剤コーティング事例とカプセル剤製剤化技術、さらに微粒子コーティングの応用として,口腔内崩壊錠およびDDS(薬物送達システム)に関しても触れる。
■受講後,修得できること
・コーティング基剤とコーティングの技術的手法の適切な選択方法に関する知識
・フィルムコーティングに関するトラブルシューティング
・糖衣錠のトラブルとその改善法
・フィルムコーティングに関するスケールアップ技術
・硬カプセル剤、ソフトカプセル剤およびシームレスカプセルの製剤化技術
・サプリメントの錠剤コーティング、カプセル剤の製剤化および徐放製剤化技術
■講演内容
1.コーティング工程
・コーティングの役割
・コーティングのメカニズム
・コーティング基剤(水溶性,胃溶性,腸溶性および水不溶性コーティング基剤)
・糖衣錠のトラブルとその改善法
・糖衣コーティングとフィルムコーティングのプロセスにおける相違
・フィルムコーティングの事例
・食品用コーティング剤(水溶性、腸溶性および大腸崩壊性基剤)
・サプリメントの錠剤コーティング事例(イチョウ葉エキス)
・フィルムコーティングのトラブルシューティング
・フィルムコーティン錠用顆粒(フィルムコーティング錠で発生するトラブルに関する造粒法の影響)
・コーティングにおけるスケールアップでの問題点(糖衣コーティングの均一性)
・フィルムコーティングのスケールアップ事例(スプレー面積とスプレー速度)
・フィルムコーティングのスケールアップにおけるコーティング時間を短縮した装置での事例
・最近のコーティング機の動向(錠剤の連続生産システムとしての新規コーティング機の開発)
2.カプセル剤
・剤形としての硬カプセル剤の選択と硬カプセル剤の製剤化のポイント
・カプセル充填機の概要(チューブ式、タンピング・デスク式など)
・カプセルへの充填量の変動要因とその抑制方法
・サプリメントの硬カプセル剤、ソフトカプセル剤とシームレスカプセル事例の紹介
3.微粒子コーティング
・微粒子のコーティング方法
・微粒子コーティングにおける水溶液系とラテックスでの凝集粒子の発生にいての比較
・複合型流動層微粒子コーティング装置の構造と概要
4.口腔内崩壊錠
・口腔内崩壊錠の製造方法の推移(第一世代〜第五世代)
・口腔内崩壊錠に用いられる賦形剤(プレミックス型添加剤)
・サプリメント口腔内崩壊錠の添加剤(賦形剤,結合剤、崩壊剤および滑沢剤)
・空隙率を保持した状態で錠剤硬度を高める方法
・多機能化への製剤技術
1)苦味のマスキング
2)光に不安定な薬物の製剤化
3)徐放性有する製剤
・サプリメントの口腔内滞留顆粒(カテキン)および口腔内崩壊錠(グルコサミン)の事例
5.DDS
・DDS(薬物送達システム)とは
・放出制御における製剤技術(膜透過制御型、浸透圧制御型)の事例紹介
・食品(サプリメント)のDDSとは
・サプリメントにおける成分制御技術、腸溶性徐放製剤などの事例紹介
セミナー番号:AM2206B0
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