2023年9月号 目次 ~特集「プラスチック条約の策定」「ミネラルオイル(鉱物油)規制」~
→見本をみる
※ 発刊前の内容については変更の可能性がございます。予めご了承下さい。
■巻頭インタビュー:
「日本自動車工業会に聞く自動車産業における化学物質管理と製品含有化学物質管理ガイドライン」
(一社)日本自動車工業会 中川浩樹 浅田聡 藤井隆良
日本自動車工業会の紹介
製品化学物質管理のこれまで
自動車業界の特徴
JAMA/JAPIA 製品含有化学物質管理ガイドライン
注目の法規動向
■特集1:
「プラスチック汚染に関する法的拘束力のある国際文書(条約)をめぐって
~国際的な議論の動向と日本の取組、今後について~」
環境省 長谷代子
1.プラスチック条約策定開始までの経緯
2.プラスチック汚染の範囲
3.社会経済システムの変革と対策
4.INC での議論
5.今後の議論
■特集2:
「ミネラルオイル(鉱物油)に関するフランスを中心とした規制動向」
西包装専士事務所 西秀樹
1. MOの種類と特性
2. MOの安全性に関する従来の知見
2.1 概要
2.2 国際がん研究機関の評価
2.3 民間非営利団体(NGO)フードウォッチ(Foodwatch)の調査結果
2.4 欧州食品安全機関(EFSA:Europe FoodSafety Authority)
2.5 国際連合食糧農業機関(FAO)/ 世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)
2.6 ドイツのBfR(ドイツ連邦リスク評価研究所:Bundesinstitut für Risikobewertung)
3. EFSA の安全性評価結果(2023年2月1日)
4. フランスの使用禁止規制
4.1 規制の概要
5. 国内関連団体・機関の動き
■Focus:
「日本の再生可能エネルギー導入:これまでの10 年間とこれから」
(一財)日本エネルギー経済研究所 二宮康司
1.世界で導入が加速する再エネ発電
2.日本の再エネ導入は世界とは逆の鈍化トレンドに
3.なぜ日本の再エネ導入が鈍化しているのか
4.2030 年の再エネ目標とその達成に向けて施策群の打ち出し
5.2030 年までは既存技術が中心となる
6.2030 年以降は技術的イノベーションによる大きな変化の可能性も
■リレー連載 各社の化学物質管理:
「ヌヴォトン テクノロジージャパンにおける化学物質管理の取り組み」
ヌヴォトン テクノロジージャパン(株)波多野恵里
1. ヌヴォトン テクノロジージャパンについて
2. ヌヴォトン テクノロジージャパンのマネジメントシステム
3. ヌヴォトン テクノロジージャパンの化学物質管理の指針
4. ヌヴォトン テクノロジージャパンにおける化学物質管理
4.1 開発・調達・製造における化学物質管理
4.2 パートナー様への働きかけ
4.3 お客様からのご要望とその対応
5. 着目している規制物質や法令
5.1 EU RoHS指令
5.2 ハロゲンフリー
5.3 PFAS(パーフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物)規制
6. 化学物質管理にかかわる社内外への働きかけ
6.1 社内教育
6.2 親会社とのコミュニケーション
6.3 サプライチェーンにおけるコミュニケーション
■化学物質関連法規制 事典:
第14回「水銀による環境の汚染の防止に関する法律」
AGC(株) 岡部正明
■アジア環境法規制レポート:
第24回「〈中国〉GB4806.8-2022 食品接触用紙と板紙材料及び製品の施行」
SGS 松本宇生
■NewsLetter:
SGS 大内幸弘
■ 【EU】欧州委員会 REACH規則へのPFHxA およびその塩と関連物質追加についてWTO/TBT通報
■ 【EU】欧州連合 D4, D5, D6 をPOPs条約の物質として提案する意向
■ 【米国】メイン州 PFAS含有製品の情報報告義務を2025 年に延期
■ 【カナダ】CEPAを20 年以上ぶりに包括的に改正
■ 【米国】NGO 塗料中のPFAS含有を評価
■ 【中国】技術委員会でRoHS規制にフタル酸エステル4 種の追加を承認
■質問箱:
(株)さがみ化学物質管理 林宏