2025年3月号 目次
~「イエローカード」「危険物の定義・試験方法」「RoHS指令の附属書」等
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※ 発刊前の内容については変更の可能性がございます。予めご了承下さい。
■オンラインセミナーレポート:「化学物質管理での条約から国内施策への流れ、欧州資源循環の展望とサプライチェーン情報伝達ツール」
月刊 化学物質管理 編集部
講師:(一社)産業環境管理協会 浅田聡
1. 化学物質管理における条約対応について
ストックホルム条約(POPs条約)
ストックホルム条約(POPs条約)の審議プロセス
ストックホルム条約(POPs条約)の国内担保法としての化審法
化審法上の非意図的生成物質の取扱い(BAT 申請)
COP12 で採択が予定されているMCCPの勧告内容と議論のポイント
2. 欧州資源循環政策について
欧州の資源循環政策をめぐる動向
ELV 規則案 6 条: 再生材料使用要求
プラスチック(樹脂)の再生材使用要求の課題
ELV 規則案 13 条: 循環性車両パスポート
3. 情報伝達ツールについて
サプライチェーンの構造と情報伝達方法の比較
情報伝達ツール① :BOM-Check
情報伝達ツール② :IMDS(International Material Data System)
情報伝達ツール③ :chemSHERPA
質疑応答
■特集1:「イエローカードの重要性とSDS等との関係」
沖津技術士事務所 沖津修
1. イエローカードとは
2. 化学品及び化学物質の危険有害性・GHSラベル・SDS
3. イエローカードの役割と重要性
4. 日本国内陸上輸送における規制とイエローカード
5. SDSとイエローカードの記載内容
(1)表面のA部分(裏面のA部分と共通): 品名・国連番号
(2)表面のB部分: 該当法規・危険有害性(上段)
(3)表面のC部分: 該当法規・危険有害性(下段)
(4)表面のD部分: 事故発生時の応急措置
(5)表面のE 部分: 緊急通報
(6)表面のF 部分: 緊急連絡
(7)裏面G: 災害拡大防止措置(上段)
(8)裏面H: 災害拡大防止措置(下段)
6. 容器イエローカード
■特集2:
「~消防法・GHS・国連勧告での違いを確認する~『危険物』の定義・試験方法について」
(株)カーリット 鈴木康弘
1. 消防法による危険物の分類
2. GHSによる危険物の分類
3. 国連勧告による危険物の分類
4. 危険物の定義と分類及び試験法
4.1 酸化性固体
4.2 可燃性固体
4.3 自然発火性物質及び禁水性物質
4.4 引火性液体
4.5 自己反応性物質
4.6 酸化性液体
5. 火薬類、高圧ガス、毒物及び腐食性物質
■特集3:
「製品の安全を守るための取組~消費生活用製品安全法等の一部改正について~」
経済産業省 産業保安・安全グループ 製品安全課
1. 製品安全4 法
2. 製品安全を取り巻く最近の状況
3. インターネット取引の拡大への対応
4. 玩具等の子供用製品の安全確保への対応
5. 周知活動
6.「製品安全文化」の醸成に向けた取組
■Focus:
「『RoHS指令 附属書の解説と活用』EU RoHS指令の本質は附属書に示されている!」
松浦技術士事務所 松浦徹也
1. RoHS(II)指令の条項構成
2. 提案書と前文による規制の意図
a: 2つの指令案についての意見
b: WEEE指令案についての意見
c: RoHS 指令案についての意見
3. 規制の意図と附属書
4. 新たな動き
■アジア環境法規制レポート:
第42回「《中国》中国版RoHS改訂に向けて関連標準規格を整備」
SGS 松本宇生
■新規化学物質の安全性試験:
第4回「濃縮度試験」
(一財)化学物質評価研究機構 吉田圭佑
1. 生物濃縮性評価の概要
2. 化審法で用いられる濃縮度試験法
2.1 水暴露法
2.2 餌料投与法
3. 試験結果の算出方法
3.1 水暴露法
3.2 餌料投与法
4. 判定基準
■NewsLetter:
SGS 大内幸弘
【EU】欧州委員会 食品接触材料におけるビスフェノールA、その他のビスフェノール類の使用禁止を採択
【EU】欧州委員会 RoHS指令の次期追加物質提案の中止を発表
【米国】EPA TSCAに基づきトリクロロエチレンなどの3 物質の用途を禁止する規則を公表
【米国】カリフォルニア州プロポジション65 短文警告の改正の決定を公表
■質問箱:
(株)さがみ化学物質管理 林宏