2025年4月号　目次　

～「中国版RoHS」「中国輸出管理法/両用品目輸出管理条例・リスト」等

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※ 発刊前の内容については変更の可能性がございます。予めご了承下さい。

■インタビュー：「―アジア環境法規制レポート― 特別版『中国におけるRoHS等の法規動向とSGS社の活動について』」

SGSジャパン（株）　松本宇生

SGSの活動について
松本氏のプロフィール
中国版RoHS改訂動向
中国版RoHS改訂の来歴
QRコードの仕組み
EU RoHSとの相違気を付けなければならない点
中国版POPs規制の動向について
製品油の扱いについて等、注意したい点
中国のVOC制限について
GB 30000.1:化学品分類とラベル規範 第1部分:通則
最後に

■特集：「中国輸出管理法に基づく『両用品目輸出管理条例・リスト』～規制内容のポイントから、今後懸念される影響まで～」

コニカミノルタ（株）　久嶋省一

1.中国の輸出管理制度の特徴
1.1 はじめに
1.2 輸出管理制度について
1.2.1 両用品目の輸出管理制度とは
1.3 両用品輸出管理条例導入の経緯と背景
1.3.1 中国における輸出管理制度導入のはじまり
1.3.2 輸出管理法の整備から両用品目輸出管理条例の導入まで
1.3.3 政治的背景に関する考察

2.両用品目輸出管理条例
2.1 制度の概要
2.2 許可制度と罰則
2.2.1 許可申請
2.2.2 罰則
2.3 両用品目輸出管理リスト
2.3.1 両用品目輸出管理リストの公表
2.3.2 両用品目輸出管理リストの特徴
2.3.3 「両用品目及び技術輸出入許可証管理リスト」の改訂
2.3.4 両用品目輸出管理リストの今後
2.4 輸出管理規制ユーザーリスト
2.4.1 輸出管理規制ユーザーリストの公表
2.4.2 ほかの制裁対象者リスト、制裁制度との関連
2.5 輸出管理法において注目を集めた事項
2.5.1 米国型の再輸出規制導入
【再輸出規制の対象となる三つのパターン】
2.5.2 みなし輸出規制
2.5.3 そのほかの域外適用

3.まとめ:日本企業への影響と留意点

■Q&A集1：
「欧州のプラスチック製品規則」関連セミナーより

（一財）化学研究評価機構　石動正和

― 国連プラスチック汚染防止条約について―

Q＆A 1～8

― PPWR（欧州包装及び包装廃棄物規則）について―

Q＆A 9～19

■Focus：
「EUDR（EU森林破壊防止規則）への企業の対応」

1.EUDRの目的と背景

2.規制の主な内容
2.1 「対象産品等」
2.2 「森林破壊（deforestration）」
2.3 規制の概要

3.対象事業者と求められる対応
3.1 「事業者」及び「取引業者」
3.2 事業者及び取引業者の義務
3.3 森林破壊がないこと（森林破壊フリー要件）
3.4 生産国の関連法令に従い生産されたものであること（合法性要件）
3.5 デューディリジェンス報告書（Due Diligence Statement）の提出

4.必要となる書類の要件やトレーサビリティ

5.第三者認証の動向

6.罰則の内容

7.今後の主なスケジュール

8.日本企業として留意すべき点

■Q&A集2：
「中国の化学品規制」関連セミナーより

（株）アジアンエクスプレス　清本珠音

Q＆A 1～15

■アジア環境法規制レポート：
第42回「《中国》中国版RoHS改訂に向けて関連標準規格を整備」

ＳＧＳ　松本宇生

■新規化学物質の安全性試験：
第5回「生態毒性試験－急性毒性試験」

（一財）化学物質評価研究機構　安達竜太

1.化審法における生活環境動植物への有害性評価

2.化審法における生態毒性試験-急性毒性試験
2.1 藻類生長阻害試験
2.2 ミジンコ急性遊泳阻害試験
2.3 魚類急性毒性試験

3.試験結果の取扱い

■リレー連載　各社の化学物質管理：
「住友電工ツールネット株式会社における化学物質管理と超硬合金のリサイクルシステム」

住友電工ツールネット（株） 村上禮三

1.住友電工ツールネット株式会社の事業紹介

2.環境・資源営業部の業務と化学物質管理

3.当社における化学物質管理の方針と管理体制について

4.当社における化学物質管理・情報伝達の実施内容

5.超硬合金のリサイクルシステム

・・・
超硬リサイクルの必要性
～貴方の現場は都市鉱山! 「貴重な資源」になる使用済み工具を買取りいたします～
1）輸入依存の供給リスク対策
2）タングステン精錬の効率化

リサイクルシステム
～国内でも超硬工具の再生が可能～
1）超硬工具リサイクルシステムと超硬合金の再生処理技術
2）リサイクル対象製品

お見積りと回収
～2種類の方法で全国どこでも少量でも可能～
1） 通常回収フロー
① 超硬工具の回収～リサイクル回収箱の寸法～
② 通常回収用のリサイクルチップ回収依頼書をご活用ください。
2） 宅配回収フロー
① 宅配便回収3つの特長
② 宅配便回収箱
③ 特記事項
④ 宅配便リサイクルチップ回収用依頼書

インサートケースの回収

リサイクルの処理方法
① 湿式化学処理法（2011年4月より事業開始・10月から量産化）
・・・

6.当社の化学物質管理に関する課題と今後の対応

■NewsLetter：

ＳＧＳ　大内幸弘

【EU】欧州委員会　RoHS指令 適用除外の期限に関わる提案を公表
【EU】ECHA　オンライン販売される製品の化学物質規制の適合をチェック
【米国】EPA　CIピグメントバイオレット29について、作業者の暴露を保護する規則を提案
【米国】EPA　ホルムアルデヒドの最終リスク評価を公表
【米国】EPA　フタル酸エステルDIDPおよびDINPの最終リスク評価を公表
【米国】カリフォルニア州　プロポジション65 酢酸ビニルのリスト収載を決定
【中国】CESI　電気・電子製品の要求規格の実施に関するスケジュールを発表

■質問箱：

（株）さがみ化学物質管理　林宏