月刊化学物質管理 2026年9月号 目次
「EUマイクロプラスチック規制」「欧・米のグループ規制(ビスフェノール類等)」など
2026年9月号では、注目のトピックスである、EUマイクロプラスチック規制(REACH制限・ペレット損失防止)、欧・米のビスフェノール類等グループ規制をについて扱います。また、EU・米国・カナダのサプライチェーン情報伝達義務(SDS・届出)や、化審法・廃掃法に基づくプラスチック再生材についてなど、担当者必見の情報が満載です。
※ 発刊前の内容については変更の可能性がございます。予めご了承下さい。
■インタビュー:「クラウドソフト「スマートSDSシリーズ」を提供する
(株)Dynagon の取り組みと企業における自律的化学物質管理にむけた現状」
株式会社Dynagon と「スマートSDSシリーズ」の紹介
企業における自律的化学物質管理の実態
■特集1:「マイクロプラスチック規制の国際的展開とEU政策ポートフォリオの特徴・課題」
はじめに―マイクロプラスチック問題の形成と規制の展開
1. EUマイクロプラスチック政策の概観
2. REACH規則におけるマイクロプラスチックへの対応
2.1 REACH規則附属書XVII Entry 78 による意図的添加MPの市場投入制限
2.2 規制影響が生じる製品・用途
2.3 適用除外と境界事例
2.4 情報提供、表示及び年次報告
3. プラスチックペレット損失防止規則
3.1 規則の位置付けと対象
3.2 リスク管理と輸送
4. 製品設計、製品使用及び排出経路に関する関連制度
4.1 エコデザイン規則(ESPR)及びデジタル製品パスポート(DPP)
4.2 Euro 7
4.3 改正都市排水処理指令(UWWTD)
5. 日本企業への影響と規制対応
5.1 直接義務とサプライチェーン要求
5.2 制度横断的な対応
6. まとめと考察
■特集2:「欧州・米国の化学物質グループ規制の動向とその対応(ビスフェノール類などを中心にして)」
1. 欧州の動き
1.1 EFSAのビスフェノールA(BPA)評価
1.2 プラスチック食品接触材料へのBPA 規制
(1)ポリカーボネート樹脂(PC)製哺乳瓶
(2)金属缶ライナーに使用されるエポキシ樹脂
(3)食品接触材料全体へ
1.3 REACHにおけるBPA 規制
(1)ハーモナイズした分類・表示(CLH)
(2)認可及び制限
(3)グループ規制の強化(CARACAL委員会)
1.4 構造異性体に基づくグループ規制の意味合い
1.5 ビスフェノール類
1.6 o- フタル酸エステル類
1.7 PFAS
2. 米国の動き
2.1 米国連邦政府のBPA 規制
(1)リスク評価
(2)市場から放棄された用途を適用対象から消除
(3)FDAの哺乳瓶及び乳幼児用Sippy Cup へのBPA 規制
2.2 o- フタル酸エステル
2.3 PFAS
2.4 米国各州
(1)カリフォルニア州
(2)ミネソタ州
(3)ワシントン州
(4)コネチカット州
(5)ニューヨーク州のサフォーク郡など
■特集3:「EU、米国、カナダにおけるサプライチェーンの情報伝達義務」
1. 欧州連合(EU):REACHに基づく義務
1.1 安全データシート(SDS)と表示
1.2 届出義務
1.3 法の執行
2. 欧州における例外: スイスと英国
3. 米国
3.1 安全データシート(SDS)と表示
3.2 州レベルの義務
3.3 届出の義務
3.4 法の執行
4. カナダ
4.1 SDSおよびラベル表示
4.2 届出の義務
4.3 法の執行
おわりに
現地のコンプライアンスを確保することで、グローバルなコミュニケーションを効率化
■フォーカス:「~化審法におけるプラスチック再生材について考える~産業廃棄物処理法における「廃棄物」とは」
1. 廃棄物とは
1.1 廃棄物の判断について
1.2 処理について
2. 廃棄物から製品へ
2.1 燃料としての再生――RPF
2.2 素材としての再生――マテリアルリサイクル
3. 再生材をめぐる二重の法規制
3.1 化審法について
3.2 再生材はどこで「製品」になるか
4. 使用済みプラスチックの今後の展望
■Pick Up! News
イギリス UK REACH規則 登録データの提出期限が2029 年から2031 年まで延長
イギリス UK REACH高懸念物質候補リストへの9 物質・物質群の追加を提案
韓国 K-REACH登録情報開示メカニズムが段階的に導入:CBI を保護するためにどのような点に留意すべきか
台湾 PFAS規制案に重要な緩和を提案
中国 「新化学物質登記弁法(12 号令)」の改正案をWTOに通知
ベトナム 商工省 品質管理強化に向けた中リスクの化学物質および関連製品・商品のリストを公表
■製品含有化学物質管理の重箱の隅をつつく場所
岐阜聖徳学園大学大学院 橋口卓馬
# 9 : 看做して困るのは誰?
■化学品管理の基礎の基礎 Season2:第7回「化審法 第一種特定化学物質のちょっとマニアックな話」
第一種特定化学物質はなぜ厳しく管理されるのか
第一種特定化学物質はどのように混入・副生するのか
最近のトピックス~ PFAS関係を、どう考えればいいのか
■アジア環境法規制レポート:
第59 回《準備中》
■NewsLetter:
【EU】市場調査 電気・電子機器の半数が許容限度を超えていることが判明
【EU】ECHA PFAS制限提案に関するSEACの意見書草案に3,500 件以上の意見の提出
【EU】REACH規則に基づく環状シロキサンの上市の禁止を開始
【英国】UK REACHに基づいて15 の化学物質(群)をSVHC候補物質のリストに追加
【米国】EPA TSCAに基づくTBBPAのリスク評価案を公表
【オーストラリア】工業化学品環境管理基準(IChEMS)に新たな化学物質(群)を追加
