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1912月号 目次
(著者敬称略)
■巻頭インタビュー:
「BASFグループ/ BASFジャパンにおける化学物質管理の取り組み」
BASFジャパン 宮田祐子 小笠原嘉美 馬込綾子
BASFのバリューチェーンとグローバル展開
日本法人BASFジャパン
BASFグループの企業方針
製品安全部門の組織体制
化学物質管理のためのシステム
正確な情報をタイムリーに伝達
標準回答様式と効率化
安全輸送のための取り組み
社内教育の取り組み
全社配信のEHS製品安全室ニュース
国内法令の動向
改正食品衛生法へのPL制度導入と新団体設立の準備
外資系企業として
気候変動問題への取り組み
プラスチック廃棄物問題に対する取り組み
ChemCycling プロジェクト プラスチック廃棄物をガス化、油化して再利用
創立70 周年を記念したクリーンアップ活動
■特集1:
「中国における新規化学物質規制の現状」
ntertek上海 Maggie Xu
1. 中国における新規化学物質と既存化学物質の定義および中国化学物質目録
2. 申告の種類および書式
中国新規化学物質の申告の種類
3. 申告手続
中国における新規化学物質の申告手続フローチャート
4. 必要情報およびデータ
中国での新規化学物質申告において必要とされる書式
中国での新規化学物質申告において必要とされるデータ
5. リスク評価とリスク管理
中国新規化学物質リスク評価形式
6. 新規化学物質登録後の管理方法および注意点
中国における新規化学物質登録後の管理方法および注意点
7. 中国における新規化学物質の届出制度の今後について
環境保護部第7号令改正案の主な改正点
■特集2:
「RoHS(II)指令(2011/65/EU)が求める技術文書
― 技術文書のひな型 ―」
東京環境経営研究所 松浦徹也
1. 目次例
2. 技術文書のひな形
2.1 目次(Contents)
2.2 記述例
§4.1 Typical List of Overview Documentation
§4.1.1 RoHS Directive (2011/65/EU)
§4.1.2 Category of Electrical and Electronic Equipment(EEE)
§4.1.3 Approach to compliance
(1)順法認証済データベース(順法認証済DB)への登録
(2) 設計及び製造
§4.1.4 Estimation of Compliance with Materials, Partsand EEE
§4.2 Typical Compliance Documentation
§4.2.1 A definition of the Compliance Assurance system
(1)Purpose of CAS
(2)CAS の概要
a)開発提案フェーズ
b)開発計画フェーズ
c)試作設計フェーズ
d)詳細設計フェーズ
e)適合宣言
1)変更の起案
2)レビュー及び妥当性の確認
3)CE マーキング適合性の妥当性の評価
4)変更の通知
§4.2.2.2 品質保証体系
§4.2.3 A technical documentation system
§4.2.4 Evaluation of compliance
§4.2.5 Evidence that the system
§4.2.6 Overview of any internal data system
(1)順法認証済DB
(2)順法認証済DBの構成
(3) 順法認証済DBへの登録手順
a)市販材料、市販部品
b)工法、作業手順
(4) 確証情報
(5) 統合リスクとサプライヤの信頼度から確証の決定
3. RoHS(II)指令固有の仕組みについての補足
■リレー連載 各社の化学物質管理:
「太陽金網の含有化学物質管理」
太陽金網 林浩
1. 太陽金網の事業概要
1.1 太陽金網株式会社の会社紹介
1.2 国内拠点及び海外拠点
1.3 取扱商品群
1.3.1 金網関連商品について
1.3.2 EMI/ 熱対策関連商品について
2. 太陽金網の含有化学物質管理の概要
2.1 太陽金網の化学物質管理の変遷
2.2 太陽金網の特徴
3. 太陽金網の含有化学物質管理の活動方針
3.1 化学物質管理の方針、社内規定
3.2 組織と役割
3.2.1 品質保証部門と含有化学物質管理部門
3.2.2 営業部
3.2.3 資材部
3.2.4 業務部
3.2.5 開発部
4. 太陽金網の含有化学物質管理の取り組み
4.1 サプライヤー管理
4.2 顧客要求対応
4.3 含有化学物質管理インフラ
4.3.1 社内情報インフラ
4.3.2 社内含有化学物質管理用DB構築と運用
4.3.3 蛍光X線分析装置活用
4.4 社内教育
4.4.1 全社教育
4.4.2 専門教育
5. 提言、要望
5.1 含有化学物質管理の全体方向性について
5.2 chemSHERPA 活用のサプライヤーチェーン形成について
5.2.1 chemSHERPAの運用について
5.2.2 川下企業の独自書式の撲滅について
5.2.3 紛争鉱物調査について
5.2.4 管理物質リストについて
■化学物質 よもやま話:新たな規制物質 内分泌かく乱物質
東京環境経営研究所 松浦徹也
1. 内分泌かく乱物質のばく露の警鐘
2.日本の対応~ SPEED’98~
3.EUの対応
4. まとめ
■連載2:「化学物質 - point of view -」
東洋紡 加地篤
第29回 トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン
1. 名称(その物質を特定するための名称や番号)
1.1 化学物質名/ 別名
1.2 CAS No.、化学物質審査規制法(化審法)
及び労働安全衛生法(安衛法)官報公示整理番号、その他の番号
2. 特徴的な物理化学的性質/ 人や環境への影響(有害性)
2.1 物理化学的性質
2.2 有害性
2.3 環境有害性
3. 主な用途
4. 事故などの例
5. 主な法規制
6. 曝露などの可能性と対策
6.1 曝露可能性等
6.2 曝露防止等
6.3 廃棄処理
■最新トピックス:次世代型ナノマテリアルに関する調査動向について
東京環境経営研究所 長野知広
1. 次世代型のナノマテリアルについて
1.1 第1世代(Passive nanomaterials)
1.2 第2世代((Re)active nanomaterials)
1.3 第3世代(Multifunctional nanosystems)
2. REACH規則への影響
その他トピックス
●ECHAは認可対象物質への収載として18物質を勧告(2019.10.1)
●欧州委員会がREACH規則附属書Ⅴを改正(2019.10.9)
■NewsLetter:
SGSジャパン 藤巻成彦
【米国】アマゾンが1,000 件を超えるプロポジション65 の「訴訟意思」の通知に直面
【米国】コロラド州のVOC制限が2020 年5 月に施行
【EU】欧州委員会がELV 指令(End-of Life Vehicles Directive)に関する協議を開催
【ドイツ】ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)がGSマークにおけるカテゴリー2 の消費者製品のPAH制限値引き下げを勧告
【スイス】スイスで販売・使用されている紙製飲料用ストローの中にCMRの疑いがある物質を発見
■質問箱
さがみ化学物質管理 林宏