2022年1月号 目次 ~特集「PFASの評価」「日米欧アジア化粧品成分規制」~

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(著者敬称略)

■巻頭インタビュー:
「ストックホルム条約(POPs 条約)の現在とこれから」

経済産業省

ストックホルム条約とは?
残留性有機汚染物質検討委員会(POPRC)と締約国会議(COP)とは?
~役割や活動、扱われている内容について~
締結国へはどのような影響があるのか?
国内法令へはどのような影響があるのか?
BAT(利用可能な最良の技術)申請とは?
今後どのような点に注目するべきか?
~化学物質管理に求められる今後の方向性と
企業に求められる/ 果たすべき役割について~

■特集1:
「日米欧における『 有機フッ素化合物(PFAS)の評価 』
~規制が進展する今、押さえておきたい基本情報・最新情報~」

(一財)化学物質評価研究機構 関沢舞

1. PFASの基本情報
1.1 PFASの定義
1.2 主なPFASとその用途

2. PFASの規制とその評価
2.1 残留性有機汚染物質に関するストックホ
ルム条約(POPs条約)
(1) POPs 条約におけるPFASの状況
(2) PFASの評価 ~生物蓄積性~
2.2 欧州REACH規則
(1) 欧州REACH規則におけるPFASの規制状況
(2) 新たな評価指標 ~ Mobility ~
2.3 米国
2.4 日本

3. 今後規制される可能性のある物質

■特集2:
「日米欧アジアにおける化粧品成分規制について」

三愛コスメヴィジョン(株) 高橋理佳

1.  化粧品規制の概要

2. グローバルな化粧品規制の動向

3. 化粧品成分規制の基本的な考え方

4. 主要国の化粧品成分規制の特徴と留意点
4.1 日本
4.2 米国
4.2.1 法規制
4.2.2 業界自主規制
4.3 EU
4.4 ASEAN
4.5 中国
4.6 台湾
4.7 韓国
4.8 まとめ

5. 環境面からの化学物質規制と化粧品への影響
5.1 現在の規制動向
5.1.1 マイクロプラスチック
5.1.2 環状シリコーン
5.2 European Green Deal 政策

6. 規制遵守における原料メーカーの役割

■Focus:
「六価クロムめっき代替技術(ERIN 処理)と今後の展望」

豊実精工(株) 今泉由紀雄

1. 代替技術の概要

2. ERIN アルミナ膜の性能

3. 今後の展開

■リレー連載 各社の化学物質管理:
「センショウ化成における化学物質管理の取組み」

センショウ化成(株) 楠葉茂樹

1. センショウ化成株式会社について

2. 当社における化学物質管理

3. 国内外の法規制とその対応

4. 輸出・輸入時の注意点と対応

5. その他、化学物質管理に関連する課題とその対応

6. 化学物質管理のためのシステム構築

7. サプライチェーンマネージメント
取引先への働きかけ・顧客からの要求とその対応

8. 化学物質管理にかかわる社内への働きかけ、社内教育

9. 関連する工業会等での活動、関係当局とのコミュニケーション

10. 関連する法規制情報の入手方法

11. 化学物質管理・環境管理をめぐる課題、提言

■化学物質規制 よもやま話 :

(一社)東京環境経営研究所 稲葉清

温室効果ガスの「見える化」ツール
―カーボンフットプリント―

■中国環境法規制レポート:

SGS ジャパン(株) 松本宇生 古川智史 宍戸弘樹

第4回 中国RoHS2 に関する市場抜取調査で高い不適合率が発覚

■トピック:

(一社)東京環境経営研究所  岡本麻代

欧州プラスチック戦略について

1. 廃棄物に関する指令 2008/98/EC
2. 包装および包装廃棄物指令 (EC)94/62
3. プラスチック指令 (EU) 2019/904

その他トピックス
● BRP(欧州殺生物性製品規則)最新動向(2021 年10 月19 日)
● EUグリーンディール: 欧州委員会、廃棄物に含まれる最も有害な化学物質の新たな制限値を採択(2021 年10 月28 日)
● 米国 PFAS規制の強化(2021 年10 月18 日)

■NewsLetter:

SGSジャパン 大内幸弘

【EU】 ECHA POPsとして提案されている物質のリストを公開
【UK】E U CEマークは、2022 年12 月31 日までUK市場で上市可能
【米国】EPA PIP(3:1)の新たな提案
【米国】カリフォルニア州 プロポジション65 PFOSについて発がん 性物質の評価書を発行
【UAE】ESMAのRoHS等の適合性審査、規格、認定業務をMoI AT へ移管
【中国】オゾン層破 壊物質の規制リストを公表

■質問箱:

さがみ化学物質管理 林宏