2023年11月号 目次 ~特集「REACH規則のトピックス」「PFAS規制と分析」~

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※ 発刊前の内容については変更の可能性がございます。予めご了承下さい。

■インタビュー:
「BSEF Japan /国際臭素協議会の活動」

BSEF Japan 国際臭素協議会(運営GR Japan) 木下智彦 延広絵美

BSEFとは?
運営を担当するGR Japan とロビイング活動
BSEF Japan の運営を通じて向き合う日本の課題
難燃剤とは?その規制による影響は?
懸念される規制化の動き
カナダにおける動向
議事録にあらわれた言葉
PFASに関する最近の動向

■特集1:
「欧州経済領域におけるEU REACH規則およびその化学物質登録の主な動向」

knoell Germany GmbH Dr. ミネッタ ヴンダースキルヒナー
翻訳: クヌル・ジャパン(株) 前原久美

1. 持続可能な化学物質戦略(CSS)

2. リスク評価と用途の制限
リスク管理の包括的アプローチ(GRA)
エッセンシャル・ユース・コンセプト
CSSイニシアティブ
Chesar プラットフォーム
カクテル効果と混合物割当係数(MAF)
低数量帯物質、内分泌かく乱物質等の有害物質の登録
サプライチェーンにおける用途および暴露情報の伝達

3. 動物実験を減らすための新しいアプローチ

4. 低数量数帯登録物質のデータ要件
4.1 ヒト健康情報に関する要件の変更
4.2 環境健康情報に関する要件の変更

5. 発がん性に関する情報要件

6. 制限と認可プロセスの改正
6.1 新たな制限へのGRA適用拡大の可能性
6.2 認可プロセスの変更の可能性

7. ポリマーの新たな登録要件

8. PFAS制限の提案

9. サプライチェーンにおけるEU環境
フットプリントに関する情報

■特集2:
「PFASに関する各国規制への対応と分析手法の理解のために」

ユーロフィン・プロダクト・テスティング(株) 金子貴義

1. 各国のPFAS規制状況と留意点
1.1 ストックホルム条約の動向
1.2 欧州の動向
REACH規則における制限・認可の動き
提案されている規制~ 制限対象として「あらゆるPFAS物質」を追加?
1.3 米国の動向
PFASロードマップ~ US EPAが掲げるキーアクション
各州の規制
1.4 日本の動向

2. 業界の動向

3. 分析手法の理解のために

■Focus:
「出生コーホート研究からみた環境化学物質の曝露濃度レベルと次世代の健康影響」

北海道大学 環境健康科学研究教育センター
WHO研究協力センター(環境化学物質による健康障害の予防) 岸玲子
北海道大学 保健科学研究院 池田敦子

1. 環境と子どもの健康に関する北海道スタディの背景と目的、特徴

2. 大小二つの前向きコーホート追跡

3. 環境化学物質の曝露評価

4. これまでに実施された研究の概要
4.1 出生時体格
4.2 甲状腺ホルモン
4.3 神経発達
4.4 免疫アレルギー

5. 化学物質曝露が胎児の性ホルモンへ与える影響
5.1 PCB・ダイオキシン類
5.2 塩素系農薬
5.3 有機フッ素化合物(Perfluoroalkylsubstances: PFAS)
5.4 フタル酸エステル類
5.5 BPA
5.6 幼児期の遊びのスコアと第2 指/ 第4 指比

6. アディポカインへの影響

7. 遺伝的感受性素因

8. 遺伝子のエピゲノム修飾

9. 社会経済要因の影響

10. まとめと今後の課題

■化学物質関連法規制 事典:
第16回「農薬取締法」

AGC(株) 岡部正明

■アジア環境法規制レポート:
第26回「アジアパシフィック地域における各国の食品接触材料(FCM)規制」

SGS 松本宇生

■NewsLetter:

SGS 大内幸弘

■【EU】PFHxS、その塩および関連物質の官報を公布
■【EU】ビスフェノール類のREACH制限提案の一時撤回
■【EU】電池の安全性に関するECHAの新たな課題
■【EU】REACH規則の認可対象物質の主な代替物質を公表
■【UK】CEマーキングの無期限使用延長を発表
■【カナダ】2012 年特定有害物質禁止規則改正の時期が遅れることをWTO/TBT通報

■質問箱:

(株)さがみ化学物質管理 林宏