2024年10月28日 / 最終更新日時 : 2024年10月28日 KK TKK_QA集 第84回_近年、EUのPFASなど同種の化学物質をグループ化して規制検討の動きは今後も強くなる? EUが導入しているグループ化検討は、登録物質のリスク管理または新たなデータ生成を効率的に進められることが確認されているため、今後もその動きは継続していくものと考えられます。 ◆グループ化評価について(*1) グループ化評 […]
2024年10月11日 / 最終更新日時 : 2024年10月10日 KK TKK_QA集 第83回_EUで規制されているマイクロプラスチックの定義とは? 2023年9月25日のEU官報で、REACH規則附属書ⅩⅦの制限対象物質に「合成ポリマー微粒子(Synthetic polymer microparticles)」をEntry78として追加したと告示されました 1)。こ […]
2024年10月7日 / 最終更新日時 : 2024年10月7日 KK TKK_QA集 第82回_RoHS指令の附属書III 6(a)で、Cat9及びCat11は2024.7.21まで適用→12~18か月後に除外規定発効→EU委員会からの通知はどこで確認すればよい? RoHS指令の適用除外用途の状況については、EU委員会のHPに掲載されており、「適用除外リスト」で確認できます1)2)。 ご質問の附属書Ⅲ6(a)は、2024年8月の時点でEU委員会の見直し決定まで至っていません。そのた […]
2024年9月20日 / 最終更新日時 : 2024年9月19日 KK TKK_QA集 第81回_インドRoHSは頻繁に改訂されているようですが、2024年9月時点の最新動向は? ご質問のインド RoHS(E-Waste2022)(*1)は、2022年11月に公布されて以来、現時点(2024年9月)までに2023年1月(改訂 2023-1)(*2)、2023年7月(改訂 2023-2)(*3)、2 […]
2024年9月17日 / 最終更新日時 : 2024年9月17日 KK TKK_QA集 第80回_デクロランプラスを使った部品を製品に組み込んで国内及びEUに輸出→いつから販売禁止になる? 残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約1)、通称POPs条約とは、 環境中での残留性、生物蓄積性、人や生物への毒性が高く、長距離移動性が懸念されるポリ塩化ビフェニル等の残留性有機汚染物質の、製造及び使用の廃絶・制限 […]
2024年9月13日 / 最終更新日時 : 2024年9月13日 KK TKK_QA集 第79回_韓国に電気電子製品を輸出しようとしているが、規制対象となっている6物質に対応しておけば良いか? 韓国に電気電子製品を輸出する際に適用される法規制は、韓国版RoHS法と呼ばれる「電気・電子製品及び自動車の資源循環に関する法律(*1)」です。「電気・電子製品及び自動車の資源循環に関する法律」は、2023年8月に改正が行 […]
2024年8月30日 / 最終更新日時 : 2024年8月29日 KK TKK_QA集 第78回_RBA行動規範の内容及びどのような主旨の規範なのか? RBA行動規範(Responsible Business Alliance Code of Conduct)1)2)は社会的、環境的、倫理的な観点からの産業基準の一つです。RBA(Responsible Business […]
2024年8月23日 / 最終更新日時 : 2024年8月22日 KK TKK_QA集 第77回_EU電池規則により2024.8.18以降はCEマーキング対応した電池を組み込むことは必要でしょうか? EUの電池および廃電池に関する規則(EU 2023/1542 以下電池規則)により、2024年8月18日以降に上市される電池及び製品に組み込まれた電池にはCEマーキングの貼付が必要となります1)2)3)。ただし、CEマー […]
2024年8月20日 / 最終更新日時 : 2024年8月20日 KK TKK_QA集 第76回_POPsリストにPOPs条約附属書Dに基づく提案に向けてD4~D6のシロキサン3種類がECHAで意見募集→実際にPOPs条約として制限リスト掲載まで、どの位の審議期間がある?(一般的な審議期間について) POPs条約は正式には「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約」と呼ばれ、残留性有機汚染物質(POPs)から人間の健康および環境を保護する目的で2001年に採択され2004年に発効しました。POPs条約には附属書が […]
2024年8月15日 / 最終更新日時 : 2024年8月15日 KK TKK_QA集 第75回_2024年6月27日に追加されたCLS(Bis(α,α-dimethylbenzyl) peroxide)はどのような製品で使用されている? ご質問のBis(α,α-dimethylbenzyl) peroxideは、2つのジメチルベンジル構造が2つの酸素で結合した過酸化物です。この構造により、2つの酸素間が開裂し、ラジカルが発生しやすいという性質を持ちます。 […]