国際空港上屋株式会社「成田空港温度管理専用上屋 内覧会」取材記事
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トップ講師コラム・取材記事 一覧> 「成田空港温度管理専用上屋 内覧会」取材記事


2018年1月25日

「成田空港温度管理専用上屋 内覧会」取材記事


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2018年1月25日(木)、成田空港第4貨物ビルにて、「成田空港温度管理専用上屋」の完成内覧会が行われました。
当上屋を設置した国際空港上屋株式会社は、2016年11月に開業満50年を迎え、輸出入航空貨物に関わる業務を中心に、エアラインドキュメント業務、貨物の搭降載業務、旅客業務まで、幅広く手掛けている会社です。

今回設置された「成田空港温度管理専用上屋」は、成田空港内初の温度管理専用の上屋で、さらに2つの温度帯の薬品庫を完備、高品質な医薬品輸送が可能となりました。
2018年2月1日より、供用が開始されました。

薬品庫内では、エルプロ社のデータロガーを使用し、温度ロガーによる温度マッピングが細部まで行われており、断熱スライダー、防熱扉も設置され、温度管理の精度、質の高さがうかがえます。更に薬品庫内の圧力を高める事により防塵対策を行っています。


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また、薬品庫だけでなく、全室について温度が管理されており、さらにエアーカーテンや床面の表面硬化による防塵対策、監視カメラの設置によるセキュリティ対策もなされ、より質の高い環境を実現しています。

昨今、GDP(Good Distribution Practice)等の医薬品の物流にも注目が高まりつつある中で、今回の上屋を設置したことにより、上屋の担当者は「各製薬会社様には、医薬品物流の経由地として、安心して成田空港を使っていただきたい」とのことでした。


<成田空港温度管理専用上屋 施設概要>
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所在地:成田国際空港貨物地区内第4貨物ビル1階 101・102号室
冷凍庫(-20℃):435㎡  
冷蔵庫(+5℃):920㎡
定温庫(+1~+20℃以下):993㎡
薬品庫1(+15℃~+25℃):97㎡
薬品庫2(+2℃~+8℃):44㎡

今回、医薬系セミナーの担当2人で取材させていただきましたが、
外からではわからない、医薬品物流・倉庫管理の実際を垣間見ることができ、とても貴重な経験をすることができました。
ご案内頂いた国際空港上屋株式会社様始め、関係各社の方に御礼申し上げます。



※取材依頼等のご要望は以下アドレスまでお願いします。
req_iyaku3@johokiko.co.jp




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