通信教育:樹脂コンパウンド 押出機

通信教育:樹脂コンパウンド 押出機

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トップ通信教育講座の一覧>樹脂コンパウンド 通信教育
    

★材料や混錬、装置など知っておくべき基礎から単軸・二軸押出機のポイントやスケールアップ、実務で使えるトラブル対策、そして具体的な応用事例に至るまで。
★実践的な演習問題で知識が身につきます。開講中は講師への質問が可能です!

樹脂コンパウンド

~基礎から単軸・二軸押出機の実務上のポイント、トラブル対策、応用事例まで~

<紙テキスト送付・通信教育・3ヶ月講座>

講師

樹脂コンパウンドコンサルタント
元・旭化成株式会社 大田 佳生 先生

講師紹介

専門
押出機を使った樹脂コンパウンド技術、押出機のシミュレーション、樹脂組成物開発

略歴
元旭化成(株) コンパウンド生産管理部 主幹技師

研究・業務
1.二軸押出機運転シミュレーションソフトの開発
2.ポリマーアロイの開発(PA/PPE,PPE/PE,PPE/液晶ポリマー)
3.二軸押出機生産機のスケールアップ
4.海外加工場へ押出機及び付帯設備設計導入と立上げ支援
5.国内・海外加工場コンパウンド技術支援
6.加工場での生産トラブル対応

著書(共著)
・混練技術 技術情報協会編 1999年 
・押出成形と不良現象 成形加工学会誌 2006年
・ポリマーの混練・分散技術とその評価 技術情報協会編 2007年
・PPE アロイの混練技術 成形加工学会誌 2011年
・樹脂・フィルム成形 技術情報協会編 2013年
・二軸押出機による押出混練技術 情報機構編 2016年
・押出成形の条件設定とトラブル対策 技術情報協会編 2018年
・樹脂の溶融混練・押出機と複合材料の最新動向 CMC出版編 2018年

特許
・出願数 56件
・登録数 29件

開講日・受講料

●開講日 2025年2月28日(申込締切 2025年2月21日)
●受講料(税込・消費税10%)
 1名 37,400円
 2名同時申込の場合 50,600円
 3名同時申込の場合 56,100円
 4名以上同時申込の場合、1名につき、18,700円


■ 通信教育講座受講の主な流れについて →

学習プログラム
 第1講:樹脂コンパウンドの基礎

1.樹脂コンパウンドの目的

2.混練とは
 2-1.混練の2要素
 2-2.スクリュポンプの式の説明
 2-3.混練によるポリマー同士の分散挙動

3.樹脂コンパウンド(材料編)
 3-1.樹脂の複合化技術
 3-2.熱硬化性樹脂材料と熱可塑性樹脂材料について
 3-3.熱可塑性樹脂について
 3-4.コポリマーの構造とガラス転移温度について
 3-5.熱可塑性エラストマーについて
 3-6.分子量がコンパウンドに与える影響

4.混練機の概要
 4-1.混練機の種類
 4-2.連続式とバッチ式コンパウンド工程例
 4-3.連続式混練機を使ったコンパウンド
 4-4.加圧・密閉型バッチミキサー
 4-5.単軸押出機
 4-6.BUSS社ニーダー
 4-7.1.5軸押出機
 4-8.8軸スクリュ付単軸押出機
 4-9.遊星ギア押出機
 4-10.二軸押出機の種類
 4-11.斜軸二軸押出機
 4-12.リング軸式12軸押出機
 4-13.平行軸式8軸押出機
 4-14.各種押出機の特徴まとめ

<第1講 例題・演習問題>

第2講:単軸押出機の基礎と応用

1.単軸押出機の基礎
 1-1.単軸押出機レイアウト
 1-2.単軸押出機の圧縮比とスクリュ構成
 1-3.単軸押出機の混と練のスクリュエレメントの相違
 1-4.単軸押出機混練スクリュの種類
 1-5.単軸押出機の溝深さによる分散混合の違い
 1-6.単軸押出機のスクリュピッチ長さの違い
 1-7.単軸押出機のスクリュフライト条数
 1-8.単軸押出機のスクリュフライト条数と可塑化
 1-9.バリアフライトスクリュ可塑化とフライト形状による樹脂の滞留
 1-10.変形シリンダーを用いた混練性向上
 1-11.スクリュ軸を前後に移動により、混練性を調整
 1-12.タンブラー、移動ホッパー(ムービングタンク)でのブリッジ・分級防止技術
 1-13.タンブラーの混合技術
 1-14.単軸押出機の酸素濃度低減技術
 1-15.スクリーンメッシュの使い方
 1-16.単軸押出機のスケールアップ

2.単軸押出機のトラブル対策
 2-1.酸化劣化物対策
 2-2.未溶融物対策(フィッシュアイ)
 2-3.未溶融物・異物混入対策

<第2講 例題・演習問題>

第3講:同方向回転二軸押出機の基礎と応用

1.二軸押出機の基礎
 1-1.二軸押出機の概要 代表的プロセス例
 1-2.原料供給機
  1-2-1.各種原料供給機
  1-2-2.各社粉体原料のブロッキング防止
  1-2-3.多種原料の供給方法
 1-3.二軸押出機の開発の歴史
 1-4.二軸押出機のモーター特性
 1-5.二軸押出機 標準スクリュエレメントと特殊スクリュエレメント
 1-6.二軸スクリュエレメントの形状計算方法(1、2、3、4条)
 1-7.スクリュエレメントの混練要素
  1-7-1.スクリュエレメントの充満率
  1-7-2.蛍光染料を使った滞留時間分布の測定方法と計算例
  1-7-3.各種スクリュエレメントの圧力特性および流動解析値と実測値の比較
  1-7-4.樹脂温度の計算
  1-7-5.二軸押出機スクリュエレメントの混練(分配混合・分散混合)の考え方
  1-7-6. 3次元流動解析によるスクリュエレメント溝深さ方向のせん断速度分布
  1-7-7. KDの羽根角度による無次元圧力勾配と無次元発熱量勾配に与える影響
  1-7-8..スクリュエレメント長さによる無次元発熱量勾配への影響
 1-8.バレルの種類、バレル構成の基本
  1-8-1.バレルの種類
  1-8-2.バレル構成の基本
 1-9.サイドフィーダーの種類、ガス抜き技術
  1-9-1.サイドフィーダーの種類
  1-9-2.サイドフィーダーのガス抜き技術
 1-10.ベントインサートの種類、感知技術、ベントアップ防止技術
  1-10-1.ベントインサートの種類
  1-10-2.ベントアップ発生個所、ベントアップ要因と対策
  1-10-3.ベントアップの感知技術
  1-10-4.ベントインサートのベントアップの種類
  1-10-5.インサートを加熱、冷却、表面処理をしてベントアップ防止
  1-10-6.ベントインサート以外のベントアップ防止技術
 1-11.ダイ圧と計量ゾーンの充満長さと最適なスクリュ種
 1-12.ダイ部の構造
 1-13.メヤニ発生防止技術、メヤニ除去技術
  1-13-1.メヤニ発生防止技術
  1-13-2.メヤニ除去技術
 1-14.各種ストランド冷却装置
 1-15.各種ペレタイザーの特徴
 1-16.各種ペレットクーラーの特徴
 1-17.各種ペレット分級器
 1-18.二軸押出機のスケールアップの考え方、および計算方法

2.応用事例
 2-1.スクリュ構成の基本的な組み方
 2-2. 微粉体の高搬送スクリュ構成技術
 2-3. 微粉体原料をサイドフィードするときの技術
 2-4.PA/エラストマーアロイの製造例
 2-5.PA/PPE/エラストマー製造例
 2-6.PP/EPDM製造例
 2-7.微細フィラーと樹脂のコンパウンド
 2-8.溶融粘度の異なる樹脂の分散
 2-9.液状添加剤を溶融するスクリュ構成
 2-10.溶剤を含む樹脂の脱気押出のバレル構成
 2-11.無水マレイン酸グラフト反応用押出機
 2-12.木粉コンパウンド用押出機

3. 各工程のトラブルの原因とその対策
 3-1.ストランド切れトラブルの原因とその対策
  3-1‐1.ストランド切れが起こる箇所と原因
  3-1-2.ストランド切れの説明とその対策
  3-1-3.ストランド切れの箇所と原因とその対策 まとめ
 3-2.ペレットトラブルの原因とその対策
  3-2-1.ペレットトラブルの箇所と原因
  3-2-2.ペレットトラブルのペレット形状
  3-2-3.各ペレットトラブルの原因とその対策
  3-2-4.ペレットトラブル原因とその対策 まとめ
 3-3.押出機内での炭化物トラブルの原因とその対策
  3-3-1.炭化物発生の箇所と原因
  3-3-2.炭化物発生の原因とその対策
  3-3-3.炭化物発生の原因とその対策 まとめ

4.計算例題と演習問題

<第3講 例題・演習問題>

セミナー番号:CP250201

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