セミナー:高分子膜によるガス分離技術の基礎とCO2分離膜の開発~脱炭素社会の実現に向けて~
よくあるお問合わせよくあるお問合せ リクエストリクエスト セミナー会場セミナー会場へのアクセス
セミナーのメニュー

化学・電気系 その他各分野
一覧へ→
  ヘルスケア系
一覧へ→
情報機構 技術書籍情報機構 技術書籍
技術書籍 一覧技術書籍 一覧
   <新刊書籍>
  CMOS
  プラスチックリサイクル
  全固体電池材料技術
電子書籍電子書籍
化学物質管理化学物質管理
通信教育講座通信教育講座
LMS(e-learning)LMS(e-learning)
セミナー収録DVDDVD
社内研修DVD
セミナー講師のコラムです。講師コラム
  ↑2023/7/7更新!!
お申し込み・振込み要領お申込み・振込要領
案内登録案内登録
↑ ↑ ↑
新着セミナー、新刊図書情報をお届けします。

※リクエスト・お問合せ等
はこちら→



SSL GMOグローバルサインのサイトシール  



Zoom見逃し視聴あり

オンライン受講/見逃視聴なし → 

オンライン受講/見逃視聴あり → 


★CO2分離技術のひとつである「膜を用いたガス分離」に関して基礎から解説!中でも高分子膜に焦点を当て、膜によるガス分離のプロセス、ガス透過メカニズム、膜の作成法などについて学べます。
★脱炭素社会実現、二酸化炭素削減に向けた高分子CO2分離膜の産業利用の現状、研究開発動向、今後の課題と展望など、周辺状況についてもお話致します。

高分子膜によるガス分離技術の基礎と
脱炭素社会実現に向けたCO2分離膜の開発


<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>

講師

山口大学 大学院創成科学研究科 循環環境工学分野 教授 博士(工学) 田中一宏 氏

講師紹介

■経歴
1988年 山口大学工学部助手
1998年 山口大学工学部 助教授
2021年 山口大学創成科学研究科 教授

■専門および得意な分野・研究
膜分離工学、高分子物性

■本テーマ関連学協会での活動
化学工学会
高分子学会
日本膜学会

日時・会場・受講料

●日時 2024年8月23日(金) 13:00-17:00
●会場  会場での講義は行いません。
●受講料
  【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

  【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

      *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・録画行為は固くお断り致します。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

※配布資料等について

●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡致します。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
 (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)

オンラインセミナーご受講に関する各種案内(ご確認の上、お申込みください。)
・PC/タブレット/スマートフォン等、Zoomが使用できるデバイスをご用意ください。
・インターネット 回線速度の目安(推奨) 下り:20Mbps以上
・開催が近くなりましたら、Zoom入室URL、配布資料、当日の流れなどをメールでご連絡致します。開催前日(営業日)の12:00までにメールが届かない場合は必ず弊社までご一報ください。
・受講者側のVPN、セキュリティ設定、通信帯域等のネットワーク環境ならびに使用デバイスの不具合については弊社では対応致しかねますので予めご了承ください。

Zoom
Zoom使用に関する注意事項(クリックして展開)
・公式サイトから必ず事前のテストミーティングをお試しください。
 → 確認はこちら
 →Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomで音声が聞こえない、
  カメラ・マイクが使えない等の事象が起きる可能性がございます。
  お手数ですが、これらのアプリは閉じた状態にてZoomにご参加ください。
 →音声が聞こえない場合の対処例

・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
 →参加方法はこちら
 →一部のブラウザは音声が聞こえない等の不具合が起きる可能性があります。
  対応ブラウザをご確認の上、必ず事前のテストミーティング をお願いします。
  (iOSやAndroidOS ご利用の場合は、アプリインストールが必須となります)

見逃し視聴あり
申込み時に(見逃し視聴あり)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
(クリックして展開)
・見逃し視聴ありでお申込み頂いた方は、セミナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
・セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
・原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
・視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
 ex) 2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
 ※メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
 ※準備出来しだい配信致しますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。
  上記例の場合、2/8(水)から開始となっても2/17まで視聴可能です。
 ※GWや年末年始・お盆期間等を挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
 ※原則、配信期間の延長は致しません。
 ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
  (見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
 →見逃し視聴について、こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ) パスワード「123456」 

セミナーポイント

■講座のポイント
温室効果ガスであるCO2の分離回収技術への関心が近年急速に高まっている。これまでも多数の注目技術が開発されてきたが、今はその実用化が重要である。有望な技術は多数存在し、しかも、多種多様である。CO2の発生源や回収後の有効利用技術も多種多様であり、技術の適切な選定が重要である。膜によるガス分離は原理的に消費エネルギーの少ないガス分離技術であり、一部のCO2分離プロセスで実用化されている。ガス分離膜の素材は高分子膜と無機膜に分けられるが、実は分離膜の性能は圧倒的に無機膜の方が高い。しかし無機膜は普及に至っておらず、時間軸を考慮すれば、高分子膜によるCO2分離も候補の一つである。
高分子膜と、その高分子膜を焼成して得られる炭素膜を用いるガス分離を研究し、材質の全く異なるゼオライト膜やシリカ膜を用いたガス分離の研究にも関与してきた演者が、改めて高分子膜によるガス分離を高分子物性から見つめ直し、その基礎を解説する。そして、高分子膜によるCO2分離膜の可能性と課題を解説する。

■受講後、習得できること
・膜によるガス分離プロセスの基礎
・高分子膜のガス透過の基礎
・関連する高分子物性

■受講対象
・膜によるガス分離に関心のある方
・CO2分離回収技術に関係する制度設計者
・高分子材料加工メーカーの技術者

■講演中のキーワード
CO2分離膜、膜分離、パーミアンス、分離係数、自由体積、MMM(Mixed Matrix Membrane)

セミナー内容

1.膜ガス分離の基礎
 1-1.膜ガス分離プロセス
 1-2.蒸留法、吸収法、吸着法との比較
 1-3.膜ガス分離の適用例
 1-4.膜によるCO2分離プロセス
 1-5.ガス分離膜と膜モジュール
 1-6.透過係数とパーミアンスと圧力差
 1-7.分離膜の分離係数
 1-8.分離膜の性能評価法
 1-9.膜モジュールの分離性能
 1-10.圧力比と膜モジュールの分離性能

2.高分子分離膜の形態と製膜法
 2-1.キャスト法とスパイラル膜モジュール
 2-2.相分離法(非対称膜の作製法)
 2-3.紡糸法(中空糸膜の作製法)

3.膜透過メカニズムの一般論
 3-1.ガス分離膜に存在する細孔の種類
 3-2.細孔中のガス分子の運動
 3-3.高分子膜中のtransient pore
 3-4.炭素膜、シリカ膜、ゼオライト膜との比較

4.高分子膜のガス透過メカニズムと高分子物性
 4-1.ガス分子の動力学直径と臨界温度
 4-2.ガス分子の高分子への溶解
 4-3.溶解拡散機構によるガス透過
 4-4.高分子のガラス状態とゴム状態
 4-5.高分子の自由体積とは
 4-6.原子団寄与法による自由体積分率の計算
 4-7.自由体積分率(VF)との相関
 4-8.陽電子消滅法による自由体積の評価
 4-9.凝集エネルギー密度(CED)との相関
 4-10.ガラス転移温度(Tg)との相関
 4-11.高分子鎖の局所運動性
 4-12.高分子ガス分離膜の劣化要因

5.高分子CO2分離膜の産業利用と課題
 5-1.実用化されている主な高分子材料
 5-2.メタン精製(CO2/CH4分離)
 5-3.可塑化効果
 5-4.温室効果ガスの分離回収(CO2/N2分離)

6.高分子を用いたCO2分離膜の研究開発動向
 6-1.従来型高分子膜の性能限界からの設計指針
 6-2.製膜後の高分子鎖の剛直化(TR膜)
 6-3.ミクロ多孔性高分子膜(PIM膜)
 6-4.MMM(Mixed Matrix Membrane)
 6-5.PEO系
 6-6.促進輸送膜

7.まとめ

<終了後、質疑応答>

セミナー番号:AD240848

top

会社概要 プライバシーポリシー 特定商取引法に基づく表記 商標について リクルート
Copyright ©2011 技術セミナー・技術書籍の情報機構 All Rights Reserved.