全固体フッ化物イオン電池開発動向セミナー2025|基礎知識と開発の現在地、実装へ向けた道筋|情報機構セミナー
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★より高性能な電池として期待されている「全固体フッ化物イオン電池」について、現在の開発の現在地・基本原理から丁寧に解説!
★固体電解質において、より高いフッ化物イオン伝導率を達成するにはどうすればよいのか?講師の研究データをもとに具体的評価方法まで!

<次世代電池がもたらす社会イノベーション>
全固体フッ化物イオン電池の基本原理・
特徴と実用化への道筋


<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>

講師

追手門学院大学 理工学部 教授 高見剛 氏

講師紹介

■経歴
【学歴】
2002年3月 名古屋大学 工学部 卒業
2004年3月 名古屋大学 大学院工学研究科 博士前期課程 修了
2007年3月 名古屋大学 大学院工学研究科 博士後期課程 修了 博士(工学)
【職歴】
2006年4月-2008年2月 日本学術振興会 特別研究員
2007年4月-2008年2月 テキサス大学オースティン校 研究員
2008年3月-2010年3月 名古屋大学 大学院理学研究科 特任助教
2010年4月-2016年4月 大阪大学 大学院理学研究科 助教
2016年5月-2021年3月 京都大学 先端イノベーション拠点 特定准教授
2021年4月-2024年3月 京都大学 大学院人間・環境学研究科 特定准教授
2024年4月-現在 追手門学院大学 理工学部 教授

■専門および得意な分野・研究
無機化学、エネルギー関連材料、固体イオニクス

■本テーマ関連学協会でのご活動
日本セラミックス協会、電気化学会、応用物理学会、日本物理学会

<その他関連セミナー>
電池・エネルギー 一覧はこちら

日時・会場・受講料

●日時 2025年4月23日(水) 13:00-17:00
●会場 会場での講義は行いません。
●受講料
  【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円

  【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円

   *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・録画行為は固くお断り致します。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

※配布資料等について

●配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。
・お申込の際にお受け取り可能な住所を必ずご記入ください。
・郵送の都合上、お申込みは4営業日前までを推奨します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、その場合、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございますことご了承ください。
・資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。


●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。

オンラインセミナーご受講に関する各種案内(ご確認の上、お申込みください。)
・PC/タブレット/スマートフォン等、Zoomが使用できるデバイスをご用意ください。
・インターネット 回線速度の目安(推奨) 下り:20Mbps以上
・開催が近くなりましたら、Zoom入室URL、配布資料、当日の流れなどをメールでご連絡致します。開催前日(営業日)の12:00までにメールが届かない場合は必ず弊社までご一報ください。
・受講者側のVPN、セキュリティ設定、通信帯域等のネットワーク環境ならびに使用デバイスの不具合については弊社では対応致しかねますので予めご了承ください。

Zoom
Zoom使用に関する注意事項(クリックして展開)
・公式サイトから必ず事前のテストミーティングをお試しください。
 → 確認はこちら
 →Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomで音声が聞こえない、
  カメラ・マイクが使えない等の事象が起きる可能性がございます。
  お手数ですが、これらのアプリは閉じた状態にてZoomにご参加ください。
 →音声が聞こえない場合の対処例

・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
 →参加方法はこちら
 →一部のブラウザは音声が聞こえない等の不具合が起きる可能性があります。
  対応ブラウザをご確認の上、必ず事前のテストミーティング をお願いします。
  (iOSやAndroidOS ご利用の場合は、アプリインストールが必須となります)

見逃し視聴あり
申込み時に(見逃し視聴あり)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
(クリックして展開)
・見逃し視聴ありでお申込み頂いた方は、セミナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
・セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
・原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
・視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
 ex) 2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
 ※メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
 ※準備出来しだい配信致しますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。
  上記例の場合、2/8(水)から開始となっても2/17まで視聴可能です。
 ※GWや年末年始・お盆期間等を挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
 ※原則、配信期間の延長は致しません。
 ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
  (見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
 →見逃し視聴について、こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ) パスワード「123456」 

セミナーポイント

■講座のポイント 
航続距離の長い電気自動車、新たな移動手段としての電動航空機、災害用の大型据置型機器を目指して、既存のリチウムイオン電池より高性能な電池が待望されている。フッ化物イオン電池はその有力候補であり、現状、リチウムイオン電池の数倍のエネルギー密度の達成が原理上可能である。140 ℃以上で動作する全固体フッ化物イオン電池を室温動作するには、固体電解質において高いフッ化物イオン伝導率を達成することこそが、突破口になる。本セミナーでは、全固体フッ化物イオン電池の原理・原則から社会イノベーションへの道筋を解説する。

■受講後、習得できること 
全固体フッ化物イオン電池の原理・原則
電池材料の合成方法と電池の作り方
次世代電池の位置づけとニーズ
様々な測定技術と解析技術の知識
新しい物事を見つけ出す思考とコツ
最新の研究データ

■講演中のキーワード
全固体フッ化物イオン電池, 次世代電池, イオン伝導体, 固体電解質, フッ化物

セミナー内容

■講演プログラム 

1. 蓄電池の基礎
 1)化学の基礎
  a)わかる科学とつくる科学
  b)化学を学ぶ意義
  c)イオンとは
  d)イオン拡散機構  
  e)一次電池と二次電池

2. 現在のリチウムイオン電池
 1)2019ノーベル化学賞
  a)恩師Goodenough教授との出会い
  b)ブレークスルーをもたらす思考
 2)リチウムイオン電池
  a)基礎
  b)正極(酸化物)
  c)負極(炭素系、合金)
  d)固体電解質(酸化物、硫化物、窒化物)

3. 次世代電池開発の現状
 1)次世代へ向かう社会背景
  a)既存電池の限界
  b)ポストリチウムイオン電池の候補

4. 全固体フッ化物イオン電池の基本原理と構成材料・その合成
 1)基礎
 2)正極(金属フッ化物、酸化物、酸フッ化物)
 3)負極(金属フッ化物)
 4)固体電解質(フッ化物)

5. フッ化物イオンの伝導率向上/固体電解質の新たな材料探索のために
 1)測定・評価方法
 2)電位窓からのアプローチ
 3)イオン伝導率からのアプローチ

6. 全固体フッ化物イオン電池の課題と展望
 1)動作温度
 2)動作雰囲気
 3)社会イノベーション


■本テーマ関連論文
講演者に下線、責任著者を*で示す。
(1) T. Takami* et al.,
High fluoride-ion conductivity and fluoride-ion conductor—insulator transition in fluorinated hexagonal boron nitride
Materials Today Physics Vol.21, 100523 (2021).

(2) Y. Wang, T. Takami* et al.,
Oxyfluoride cathode for all-solid-state fluoride-ion batteries with small volume change using three-dimensional diffusion paths
Chem. Mater. Vol.34, 10631 (2022).

(3) T. Takami* et al.,
Challenges for fluoride superionic conductors: Fundamentals, design, and applications
Journal of Physics: Condensed Matter Vol.35, 293002 (2023).

(4) C. Pattanathummasid, N. Yasufuku, R. Asahi, A. Kutana, M. Hagihara, K. Mori, and T. Takami*
Topochemical fluoride exchange reaction with anionic electrons toward fluoride-ion conduction in layered Ba2-xAxNF1-x (A = Na, K)
Chem. Mater. Vol.36, 5671 (2024).

(5) T. Takami* et al.,
Fluoride-ion conduction by synergic rotation of the anion sublattice for Tl4.5SnF8.5 analogues
Chem. Mater. Vol.36, 8488 (2024).

(6) K. Tani, T. Tada, and T. Takami*
Fluoride superionic conduction in TlF with the new anti--CuBr structure containing intrinsic F vacancies
J. Mater. Chem. A Vol.13, 1478 (2025).

セミナー番号:AD250491

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