PCP/MOFの合成・評価と応用展開2025|基本物性から水中における吸着性評価まで|情報機構オンラインセミナー
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Zoom見逃し視聴あり

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★PCP/MOFについて、その基本物性と従来の合成法に加えて、廃棄物や低品位資源からの新たな合成法についても解説!
★ガス吸着や触媒としての活用など様々な分野の活用が期待されていますが、今回はMOFの「水中吸着特性」に着目し、その機能性評価について具体的な研究データもお示しします

多孔質材料PCP/MOFの合成・評価の基礎
および応用展開最前線

~基本物性/廃棄物や低品位資源からの新たな合成法/
PFAS等水中における吸着性の評価まで~


<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>

講師

東邦大学 理学部生命圏環境科学科 准教授 今野大輝 氏

講師紹介

■経歴
2002年4月-2007年3月 旭川工業高等専門学校 物質化学工学科
2007年4月-2009年3月 北海道大学工学部 応用理工系学科
2009年4月-2011年3月 北海道大学大学院 工学研究科 修士課程
2011年4月-2013年9月 北海道大学大学院 総合化学院 博士課程
2013年10月-2014年3月 北海道大学大学院 工学研究院 博士研究員
2014年4月-2018年3月 住友ベークライト株式会社 先端材料研究所 研究員
2018年4月-2022年3月 東邦大学理学部生命圏環境科学科 講師
2022年4月-現在 東邦大学理学部生命圏環境科学科 准教授

■専門および得意な分野・研究
化学工学、多孔性材料、水処理材料

日時・会場・受講料

●日時 2025年4月18日(金) 13:00-16:30
●会場 会場での講義は行いません。
●受講料
  【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名45,100円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき34,100円

  【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円

      *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・録画行為は固くお断り致します。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

※配布資料等について

●配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。
・お申込の際にお受け取り可能な住所を必ずご記入ください。
・郵送の都合上、お申込みは4営業日前までを推奨します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、その場合、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございますことご了承ください。
・資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。


●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。

オンラインセミナーご受講に関する各種案内(ご確認の上、お申込みください。)
・PC/タブレット/スマートフォン等、Zoomが使用できるデバイスをご用意ください。
・インターネット 回線速度の目安(推奨) 下り:20Mbps以上
・開催が近くなりましたら、Zoom入室URL、配布資料、当日の流れなどをメールでご連絡致します。開催前日(営業日)の12:00までにメールが届かない場合は必ず弊社までご一報ください。
・受講者側のVPN、セキュリティ設定、通信帯域等のネットワーク環境ならびに使用デバイスの不具合については弊社では対応致しかねますので予めご了承ください。

Zoom
Zoom使用に関する注意事項(クリックして展開)
・公式サイトから必ず事前のテストミーティングをお試しください。
 → 確認はこちら
 →Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomで音声が聞こえない、
  カメラ・マイクが使えない等の事象が起きる可能性がございます。
  お手数ですが、これらのアプリは閉じた状態にてZoomにご参加ください。
 →音声が聞こえない場合の対処例

・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
 →参加方法はこちら
 →一部のブラウザは音声が聞こえない等の不具合が起きる可能性があります。
  対応ブラウザをご確認の上、必ず事前のテストミーティング をお願いします。
  (iOSやAndroidOS ご利用の場合は、アプリインストールが必須となります)

見逃し視聴あり
申込み時に(見逃し視聴あり)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
(クリックして展開)
・見逃し視聴ありでお申込み頂いた方は、セミナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
・セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
・原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
・視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
 ex) 2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
 ※メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
 ※準備出来しだい配信致しますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。
  上記例の場合、2/8(水)から開始となっても2/17まで視聴可能です。
 ※GWや年末年始・お盆期間等を挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
 ※原則、配信期間の延長は致しません。
 ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
  (見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
 →見逃し視聴について、こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ) パスワード「123456」 

セミナーポイント

■講座のポイント 
金属有機構造体(Metal-Organic Frameworks, MOF)は多孔性配位高分子(Porous Coordination Polymer, PCP)とも呼ばれ、活性炭・ゼオライト・イオン交換樹脂に代替し得る次世代の多孔性材料として注目されています。本講演では、MOFの合成法・評価法・応用展開の基礎を解説します。またMOF合成については従来法だけではなく、講演者がこれまで行ってきた廃棄物や低品位資源からの合成手法にも触れていきます。応用展開については、MOFがもつ水中吸着特性(吸着容量・吸着速度・選択性など)を例に挙げて解説するとともに、例えば近年話題の有機フッ素化合物(PFAS)に対する事例についても紹介し、今後の可能性について考察していきます。受講者の新たな材料開発の一歩、ヒントとなれば幸いです。

■受講後、習得できること
 ・MOFに関する基礎知識、合成方法、評価方法
 ・水処理向けの吸着剤に求められる物性、評価方法
 ・環境問題に関連するMOFの研究事例
(初学者向けに基礎から説明します)

■講演中のキーワード
 PCP/MOF、資源循環、環境浄化、水処理、PFAS

セミナー内容

■講演プログラム

1.はじめに
 1-1. 多孔性材料とは
 1-2. 水処理向けの多孔性吸着剤
 1-3. 細孔構造や吸着機構の違いによる分類

2. 金属有機構造体(Metal-Organic Frameworks, MOF)
 2-1. MOFとは
 2-2. MOFの種類・分類・性質・特徴
 2-3. MOFの合成方法・分析方法
 2-4. MOFの想定用途・実用化例
  a)ガスの貯蔵
  b)ガスの吸着と分離
  c)触媒としての活用
  d)水質浄化

3. MOFの合成方法(講師研究による新たな合成法含む)
 3-1. 原料・溶媒・合成条件の選択
 3-2. 回収・洗浄・保管方法の選択
 3-3. 研究事例1:界面活性剤添加法によるZIF-8(Zn)の粒径制御合成
 3-4. 研究事例2:フェムトリアクター法によるZIF-67(Co)の粒径制御合成
 3-5. 研究事例3:廃棄PETボトルを出発原料に用いたUiO-66(Zr)の合成
 3-6. 研究事例4:アルミニウムドロスを出発原料に用いたMIL-53(Al)の合成

4. MOFの水中吸着特性評価
 4-1. 水中吸着特性評価の方法
 4-2. 吸着等温線解析と吸着速度解析
 4-3. 研究事例1:官能基を修飾したUiO-66(Zr)の水中有機染料吸着特性
 4-4. 研究事例2:骨格中の欠損を制御したUiO-66(Zr)の水中PFAS吸着特性
 4-5. 研究事例3:骨格中の欠損を制御したUiO-66(Zr)の水中フッ化物イオン吸着特性
 4-6. 研究事例4:ナノサイズ化したZIF-8(Zn)の水中重金属イオン吸着特性
 4-7. 研究事例5:MAF-6(Zn)を前駆体とする多孔質炭素の水中医薬化合物吸着特性
 4-8. 研究事例6:MIL-53(Fe)やMIL-100(Fe)の水中有機染料吸着・分解特性

5. まとめ
 5-1. 実用化へ向けた課題
  a)機能性の向上
  b)製造へのスケールアップ
  c)生産コストとのバランス
 5-2. 今後の展望

<質疑応答>

セミナー番号:AD250495

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