「リチウムイオン電池」会場セミナー:イオン伝導体とリチウムイオン二次電池の基礎から次世代大容量電池として期待されるリチウム硫黄(LIS)電池の全固体化と全固体電池の研究開発動向
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●次世代大容量電池として期待されるリチウム硫黄(LIS)電池の全固体化について紹介し、最後に全固体電池の研究開発動向をお話させていただきます。

硫化物固体電解質の液相合成全固体電池への応用
~イオン伝導体と
リチウムイオン二次電池の基礎から
次世代大容量電池として期待されるリチウム硫黄(LIS)電池の
全固体化と全固体電池の研究開発動向~

<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>

講師

豊橋技術科学大学 電気・電子情報工学系 教授 松田 厚範 氏

講師紹介

■ご略歴:
1985年 3月  大阪府立大学工学部応用化学科卒業
1987年 3月 大阪府立大学大学院工学研究科博士前期課程応用化学専攻修了
1987年 4月  日本板硝子株式会社入社
1997年 4月  大阪府立大学工学部機能物質科学科 助手
2000年 10月 同大学院工学研究科物質系専攻機能物質科分野 講師
2002年 9月  豊橋技術科学大学工学部 物質工学系 助教授
2006年 10月 豊橋技術科学大学工学部 物質工学系 教授
2010年 4月  豊橋技術科学大学 大学院工学研究科
電気・電子情報工学系 教授  (大学の組織改編による)
現在に至る
■ご専門および得意な分野・研究:
【ゾル-ゲル法、メカノケミカル法、交互積層法、電気泳動堆積法、陽極酸化法などによる機能性材料の作製と応用】
1.硫化物系全固体リチウムイオン二次電池の開発
2.次世代燃料電池用新規電解質材料の開発 
3.無機-有機ハイブリッド膜の微細パターニングへの応用  
4.固体表面の濡れ性の制御と高機能化 
5.ゾル-ゲル電気泳動電着法による厚膜の作製 

■本テーマ関連学協会でのご活動:
日本化学会/日本セラミックス協会/電気化学会/固体イオニクス学会/日本ゾルーゲル学会/International Sol-Gel Society/電池技術委員会/触媒学会/DV-Xα研究協会/粉体粉末冶金協会/近畿化学協会/無機マテリアル学会/日本学術振興会「R055カーボンニュートラルのための先進セラミックス委員会」/JICAアセアン工学系高等教育ネットワークプロジェクト国内支援委員会・材料工学分野幹事委員会

<その他関連セミナー>
電池・エネルギー 一覧はこちら

日時・受講料

●日時 2025年4月17日(木) 10:30-16:30
●受講料
  【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円

  【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名56,100円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円

   *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・撮影行為は固くお断り致します。
 ●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

※配布資料等について

●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡致します。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
 (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)

オンラインセミナーご受講に関する各種案内(ご確認の上、お申込みください。)
・PC/タブレット/スマートフォン等、Zoomが使用できるデバイスをご用意ください。
・インターネット 回線速度の目安(推奨) 下り:20Mbps以上
・開催が近くなりましたら、Zoom入室URL、配布資料、当日の流れなどをメールでご連絡致します。開催前日(営業日)の12:00までにメールが届かない場合は必ず弊社までご一報ください。
・受講者側のVPN、セキュリティ設定、通信帯域等のネットワーク環境ならびに使用デバイスの不具合については弊社では対応致しかねますので予めご了承ください。

Zoom
Zoom使用に関する注意事項(クリックして展開)
・公式サイトから必ず事前のテストミーティングをお試しください。
 → 確認はこちら
 →Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomで音声が聞こえない、
  カメラ・マイクが使えない等の事象が起きる可能性がございます。
  お手数ですが、これらのアプリは閉じた状態にてZoomにご参加ください。
 →音声が聞こえない場合の対処例

・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
 →参加方法はこちら
 →一部のブラウザは音声が聞こえない等の不具合が起きる可能性があります。
  対応ブラウザをご確認の上、必ず事前のテストミーティング をお願いします。
  (iOSやAndroidOS ご利用の場合は、アプリインストールが必須となります)

見逃し視聴あり
申込み時に(見逃し視聴あり)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
(クリックして展開)
・見逃し視聴ありでお申込み頂いた方は、セミナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
・セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
・原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
・視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
 ex) 2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
 ※メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
 ※準備出来しだい配信致しますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。
  上記例の場合、2/8(水)から開始となっても2/17まで視聴可能です。
 ※GWや年末年始・お盆期間等を挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
 ※原則、配信期間の延長は致しません。
 ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
  (見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
 →見逃し視聴について、こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ) パスワード「123456」 

セミナーポイント

■はじめに
リチウムイオン二次電池(LIB)の信頼性・安全性を向上し、コンパクト化を可能にするためには、全固体化が必須であり、優れた固体電解質の開発と電池応用が望まれています。本セミナーでは、まず、イオン伝導体とリチウムイオン二次電池の基礎について概説します。次に、われわれの研究成果を中心に液相から硫化物系固体電解質ナノ粒子を合成する液相加振(LS)法、硫黄過剰添加溶液法(ES-S)法および水溶液系イオン交換(I/E)法と得られた電解質を用いた全固体電池の特性を詳しく述べます。また、硫化物系固体電解質と電極活物質を複合化し、その微構造を制御に関する手法として電気泳動堆積(EPD)法および核成長(SEED)法を紹介します。グラファイトやシリコンなどの負極複合体の作製と電気化学特性評価、電子顕微鏡観察および分光法による状態分析の結果についても示します。さらに、次世代大容量電池として期待されるリチウム硫黄(LIS)電池の全固体化について紹介し、最後に全固体電池の研究開発動向を概観し、まとめます。

■ご講演中のキーワード:
全固体電池、LIB、LIS、固体電解質、硫化物、液相法、活物質、電極複合体、大容量、高安全、液相法、量産性

■受講対象者:
全固体電池に関心のある技術者、研究者

■必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど:
○「全固体電池の開発動向と応用展望」、監修:辰巳砂昌弘・林晃敏、著者松田厚範他49名、総ページ数298頁、シーエムシー、(2019.6.28).ISBN:978-4-7813-1419-8 
○「リチウムイオン電池・全固体電池の材料技術 : プロセス・評価技術まで」、櫻井庸司・稲田亮史・東城友都・引間和浩・松田厚範・武藤浩行、科学技術出版 、ISBN978-4-9105-5806-6 (2021.11.30).

■本セミナーで習得できること:
・イオン伝導体とリチウムイオン電池の基礎、
・液相法による硫化物系固体電解質の合成とその特性、
・液相法の特徴を生かした電極複合体の微構造・界面設計と電池特性、
・全固体電池(LIB、LIS)の研究動向など

セミナー内容

1. イオン伝導体とリチウムイオン電池の基礎

2. 液相加振(LS)法によるLi2S-P2S5系固体電解質(LPS)の合成と特性評価

3. LS法によるLi2S-P2S5-LiI系固体電解質(LPSI)の合成と特性評価

4. 硫黄過剰添加溶液(ES-S)法によるLi7P3S11、Li6PS5ClおよびLi10GeP2S12固体電解質の超短時間合成と特性評価

5. 水系イオン(IE)交換法によるLi4SnS4系およびLi3SbS4-LiI系固体電解質の作製と特性評価

6. 電気泳動堆積(EPD)法によるLiイオン電池正極複合体の作製と界面設計

7. 核成長(SEED)法による電極複合体の作製と全固体電池の構築

8. 負極複合体の作製と電子顕微鏡観察および分光法による状態分析

9.  次世代大容量電池として期待されるリチウム硫黄(LIS)電池の全固体

10.全固体電池の研究動向のまとめ

セミナー番号:AD2504C4

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