「難燃剤」オンラインセミナー:高分子材料における難燃化及び評価技術~配合設計・規制動向と実際技術~
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●難燃剤をめぐる規制動向からはじめとし、幅広くお話させていただきます。
●環境対応型難燃化技術の最近の動向についても、触れさせていただきます。

高分子材料の難燃化技術難燃性評価
難燃剤の
配合設計・規制動向実際技術
<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>

講師

川辺高分子研究所 代表  川辺 正直 氏

講師紹介

■ご略歴:
<職歴>
2024年4月~現在 川辺高分子研究所、代表
2001年4月~2024年3月 新日鐵化学株式会社、機能材料研究所、主幹研究員
・新日鉄住金化学株式会社 機能材料研究所 主幹研究員(2012.10.1より)
・新日鉄住金化学株式会社 総合研究所 主幹研究員(2014.4.1より)
・日鉄ケミカル&マテリアル株式会社 総合研究所 テーマリーダー(2018.4.1より)
  1.立体規則性が制御されたスチレン系新規機能性ポリマーの合成
  2.ジビニル化合物の精密重合による新規多官能多分岐高分子(PDVB)の開発
  3.PDVBを用いた高機能光学材料の開発
  4.高周波基板向け芳香族ビニル系高耐熱・低誘電損失樹脂の開発
  5.樹脂改質剤向け末端官能基変性分岐型高分子の開発
1997年1月~2001年3月 財団法人化学技術戦略推進機構、精密重合集中共同研究体、研究員 (NEDO、独創的高機能材料創製技術プロジェクト)
  1.スチレン系モノマーの立体規則性リビング重合技術の開発
  2.立体規則性スチレン系ポリマーの高機能化の研究
1993年4月~1996年12月 新日鐵化学株式会社、高分子研究所、研究員
  1.ポリスチレン系ノンハロゲン難燃コンパウンドの開発
1990年12月~1993年3月 新日鐵化学株式会社、商品開発センター、研究員
  1.PC系コンパウンドの開発
1984年7月~1990年11月 新日本製鐵株式会社、先端技術研究所、化学研究センター、研究員
  1.末端反応性ポリスチレンの合成
  2.液晶性ポリエステルカーボネートの合成・構造・物性
1981年7月~1984年6月 新日鐵化学株式会社、技術室
  1.ポリスチレン製造設備能力増強工事
  2.ポリスチレン製造設備技術検討

■ご専門および得意な分野・研究:
 精密重合・高分子合成、樹脂改質材・低誘電材料・難燃材料・光学材料・コンパウンド

日時・会場・受講料

●日時 2025年4月25日(金) 10:30-16:30
●受講料
  【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円

  【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名56,100円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円

学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・撮影行為は固くお断り致します。
 ●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

※配布資料等について

●配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。
・お申込の際にお受け取り可能な住所を必ずご記入ください。
・郵送の都合上、お申込みは4営業日前までを推奨します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、その場合、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございますことご了承ください。
・資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。


●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。

オンラインセミナーご受講に関する各種案内(ご確認の上、お申込みください。)
・PC/タブレット/スマートフォン等、Zoomが使用できるデバイスをご用意ください。
・インターネット 回線速度の目安(推奨) 下り:20Mbps以上
・開催が近くなりましたら、Zoom入室URL、配布資料、当日の流れなどをメールでご連絡致します。開催前日(営業日)の12:00までにメールが届かない場合は必ず弊社までご一報ください。
・受講者側のVPN、セキュリティ設定、通信帯域等のネットワーク環境ならびに使用デバイスの不具合については弊社では対応致しかねますので予めご了承ください。

Zoom
Zoom使用に関する注意事項(クリックして展開)
・公式サイトから必ず事前のテストミーティングをお試しください。
 → 確認はこちら
 →Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomで音声が聞こえない、
  カメラ・マイクが使えない等の事象が起きる可能性がございます。
  お手数ですが、これらのアプリは閉じた状態にてZoomにご参加ください。
 →音声が聞こえない場合の対処例

・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
 →参加方法はこちら
 →一部のブラウザは音声が聞こえない等の不具合が起きる可能性があります。
  対応ブラウザをご確認の上、必ず事前のテストミーティング をお願いします。
  (iOSやAndroidOS ご利用の場合は、アプリインストールが必須となります)

見逃し視聴あり
申込み時に(見逃し視聴あり)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
(クリックして展開)
・見逃し視聴ありでお申込み頂いた方は、セミナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
・セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
・原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
・視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
 ex) 2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
 ※メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
 ※準備出来しだい配信致しますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。
  上記例の場合、2/8(水)から開始となっても2/17まで視聴可能です。
 ※GWや年末年始・お盆期間等を挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
 ※原則、配信期間の延長は致しません。
 ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
  (見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
 →見逃し視聴について、こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ) パスワード「123456」 

セミナーポイント

■はじめに
難燃化された高分子材料は、家電製品、OA機器、電子材料、建築材料、車両材料、繊維など幅広い分野で使用されており、用途、規格等に応じて、様々な難燃剤が使用された多様な難燃高分子材料が開発されている。
本セミナーでは、難燃剤をめぐる各種の規制動向、難燃規格と難燃性評価方法、高分子材料の燃焼メカニズム、各種難燃剤の難燃メカニズム、難燃化の際の配合設計、特性制御、成形加工時の不良現象への対応等の難燃高分子の実際技術、並びに、環境対応型難燃化技術の最近の動向について概説する。

■ご講演中のキーワード:
難燃剤、ノンハロゲン、ナノコンポジット、低誘電、リン系難燃剤、ハロゲン系、窒素系、化学物質規制、エコラベル

■受講対象者:
樹脂、電気電子機器、建築、繊維、接着剤等の製造及び成形加工に関わる会社の生産技術、研究開発、技術サポート、営業に携わる方(初心者から中級者まで)

■必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど:
・難燃材料に関わる方であれば、特に予備知識は必要ありません。

■本セミナーで習得できること:
・火災と難燃規格
・難燃剤に関連した国内外の規制動向
・高分子材料の燃焼メカニズム
・各種難燃剤の難燃メカニズム
・高機能樹脂材料のノンハロゲン難燃化技術
・主要な難燃性評価方法
・ノンハロゲン難燃高分子材料の実際技術
・環境対応型難燃化技術の最近の動向

セミナー内容

1.高分子材料の燃焼と難燃化の考え方、評価方法、規制
 1.1 難燃材料が必要とされる背景
 1.2 樹脂難燃化と難燃規格の歴史と規制、
 1.3 難燃剤の種類と市場
 1.4 難燃剤に関連した国内外の規制動向
   ・国連ストックホルム条約(POPs残留有機汚染物質リスト)
   ・EU RoHS指令
   ・EU WEEE 規制
   ・EU REACH
   ・日本 化審法
   ・エコラベル
 1.5 燃焼の基本要素、ポリマーの構造因子と燃焼性、及び、その燃焼メカニズム
 1.6 難燃剤の種類とその難燃機構
   ・ハロゲン系難燃剤
   ・リン系難燃剤
   ・窒素系難燃剤及びインツメッセント系難燃剤
   ・金属水酸化物系難燃剤
 1.7 樹脂の難燃性評価方法
   ・UL94試験
   ・酸素指数試験
   ・コーンカロリー試験
 1.8 高機能樹脂材料のノンハロゲン難燃化技術
   ・ポリエチレン
   ・ポリエチレンテレフタレート
   ・ポリカーボネート樹脂
   ・ポリアミド樹脂
   ・エポキシ樹脂
   ・ポリフェニレンエーテル樹脂

2.ノンハロゲン難燃高分子材料の実際技術と成形不良対策
 2.1 ポリスチレン系ノンハロゲン難燃材料の処方設計と特性
   ・ノンハロゲン難燃処方設計
   ・ノンハロゲン難燃材料の特性制御
 2.2 難燃材料の成形不良現象とその対策
   ・ノンハロゲン難燃材料の成形不良現象
   ・成形不良現象の原因とその対策
 2.3 高周波基板用低誘電損失樹脂の開発とその難燃化技術
   ・高速・高周波基板用材料に対する要求特性と技術トレンド
   ・精密カチオン重合による可溶性硬化型分岐ポリマーの合成
   ・可溶性硬化型分岐ポリマーによる高周波基板向け低誘電材料の開発
   ・ナノコンポジット系ノンハロゲン難燃化技術による低誘電フィルム材料の開発

3.環境対応型難燃化技術の最近の動向と今後の展望

   ・低誘電フィルム材料
   ・グリーン難燃剤・難燃助剤
   ・今後の展望

セミナー番号:AD2504D2

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