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★化粧品の品質保証における安定性試験について、試験の設計・計画から具体的な評価手順、外観変化や包材不具合など、実際の現場で頻発するトラブルの事例・原因と解決アプローチ、未然防止のための自社基準設定のポイント等、講師の経験を踏まえた、現場目線の実践講座!
講師
be oneself 代表
市川 裕康 氏
講師紹介
■経歴
博士後期課程を経て、京都のベンチャー企業にてインクジェットプリンター用インクの研究開発に従事。その後、化成品メーカーや素材メーカーにおいて研究開発、品質管理、生産技術など幅広い業務を経験する。前職では、大阪の石けん・化粧品メーカーにて10年以上にわたり、固形石けん、ボディソープ、洗顔料やスキンケア製品、薬用化粧品の処方設計や開発を担当。ドラッグストアやホームセンターで販売される多数の製品やOEM案件に携わり、薬事申請や評価試験も自ら実施するなど、実務に基づく豊富な知識を培った。2024年に独立し「be oneself」を創業。奈良県産のイチゴやスイカなど自然素材を活かしたオリジナル化粧品を展開するとともに、個人向けスキンケアコンサルティングや事業者向け開発支援を行っている。現在では、研究開発歴25年以上の経験を基に、原料特性・安定性評価・薬機法対応まで一貫したアドバイスを提供している。
■専門および得意な分野・研究
化粧品科学、有機化学
■本テーマ関連学協会での活動
日本化粧品技術者会(SCCJ) 正会員
<その他関連商品>
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日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2026年12月18日(金) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円
*「見逃し視聴あり」でお申込の場合、当日のご参加が難しい方も後日セミナー動画の視聴が可能です。
各種割引について
*5名以上でのお申込の場合、更なる割引制度もございます。
ご希望の方は、以下より別途お問い合わせ・お申込みください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
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商品コード:AB261254
配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
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オンラインセミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)
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セミナーポイント
■講座のポイント
化粧品の品質保証において安定性試験は不可欠ですが、実務では試験設計や合否判断、自社基準の設定に迷いが生じやすく、さらに不測のトラブル対応に追われることも少なくありません。本講演では、通算25年以上の研究開発経験をもとに、安定性評価の基本的な目的から試験準備・計画、具体的な評価手順、合否判断の基準までを体系的に解説します。加えて、実際の現場で頻発する外観変化・香り変化・物性変動・包材不具合などのトラブル事例を取り上げ、その原因と解決アプローチを詳しく紹介します。また、未然防止のための自社基準設定のポイントを提示し、評価データの活用による効率的な品質保証体制の構築方法についても言及します。理論と実務を結びつけ、開発から品質保証まで一貫して活かせる実践的な知識の習得を目指す内容です。
■受講後、習得できること
・化粧品安定性試験の基本的な考え方と目的
・自社に適した基準設定の実務的ポイント
・試験設計における留意点(サンプル数、条件、期間など)
・起こりやすいトラブル事例とその解決アプローチ
・開発~品質保証における一貫した評価体制の構築方法
■受講対象
・化粧品メーカー、OEM/ODM企業の研究開発担当者(入社数年目~中堅層)
・品質保証・品質管理部門の担当者
・新規に化粧品事業に参入を検討している中小企業の開発担当者
・大学・研究機関で化粧品研究に携わる初学者
*基礎知識を有する方から、中堅技術者までを主な対象とします。
セミナー内容
1.はじめに:化粧品安定性評価の重要性と目的
1-1.化粧品における品質保証の意義と消費者信頼
1-2.安定性評価の目的:品質の経時変化の把握と保証期間内の品質維持
1-2-1.温度、湿度、光などの影響を受けて品質がどのように変化するかの解明
1-2-2.製造から消費者が使用するまでの流通・保管過程での品質保持の確認
1-3.安定性評価が未然に防ぐトラブルとは?
1-3-1.変質による化粧品としての失格回避の重要性
1-3-2.想定される不具合の予知と防止、および処方改良への重要な知見の獲得
2.安定性評価試験の準備と計画
2-1.準備サンプルと容器の選定
2-1-1.基本容器:製品容器とマヨネーズ瓶の使い分けとその目的
・製品容器:製品としての安定性(中味、包材の両面)の確認
・マヨネーズ瓶:中味自体の安定性確認、物性測定、バルク内部の外観観察
2-1-2.固形石鹸やキレート剤不配合石鹸素地など、特殊な剤型・容器への考慮
2-1-3.検体の採取(サンプリング)と管理の留意点
2-2.試験環境の設定
2-2-1.原則的な試験環境とその合否判断時の重要度
・低温環境(-5℃、5℃)
・室温環境(RT、25℃)
・高温環境(40℃、45℃、50℃)
・光環境(蛍光灯、フェード試験機)
・その他(Cycle、凍結融解試験、-5℃)
2-2-2.過去の知見に基づく試験環境の割愛条件
2-2-3.医薬部外品における追加の試験環境(例:40℃/RH75%)
2-3.評価期間と評価タイミングの決定
2-3-1.化粧品の標準評価期間と評価タイミング
・蛍光灯下のみ4週目で終了とする期間設定
・評価期間の根拠:室温3年間保管製品との妥当性検証、経験則
・評価タイミングの根拠
2-3-2.過去の知見に基づく評価期間・タイミングの短縮、割愛条件
2-3-3.医薬部外品における評価期間とタイミング
2-3-4.製品の変化しやすさ:剤の流動性が高いほど変化しやすい傾向
2-4.評価結果の記録と保管の重要性
2-4-1.安定性の根拠となる記録の必要性
2-4-2.記録方法と保管
3.安定性試験評価項目と評価方法
3-1.評価項目設定の考え方:製品カテゴリー、剤型、包材、使用シーンに応じた決定
3-2.官能評価項目と標準品
3-2-1.標準品の設定
3-2-2.外観評価項目:色、濁度、性状、異物の有無、分離の有無
3-2-3.香り(匂い)評価項目
3-2-4.使用感評価項目
・流動性:容器を傾けた時の中味の流動性、垂れ落ちないか
・指での取れ:硬さ、中味の取れやすさ
・手の甲での伸び:伸びやすさ
・生地のキメ:ガラスプレート上に伸ばして、粒等がないか
3-2-5.容器・包材関連評価項目:吐出性、吐出方向・形状、包材パーツの外観・使用性
3-2-6.官能評価の手順と記録のポイント:標準品との差異の種類と程度、スコア付け
3-3.物性評価項目
3-3-1.pH測定:重要性、静置条件
3-3-2.粘度/稠度測定:重要性、静置条件
3-3-3.その他の物性評価例:粒度分布測定、顕微鏡観察
3-3-4.物性評価の手順と記録のポイント:グラフ化による変化の確認
3-4.他社事例における評価項目例:耐温度試験、微生物試験
4.評価結果の合否判断基準とトラブル対応
4-1.合否判断時期と評価ポイント
4-1-1.合否判断時期
4-1-2.官能評価の基準
4-1-3.物性評価の基準
4-2.合格基準の具体例
4-2-1.試験環境と評価期間ごとの合格基準
4-2-2.製品コンセプトおよび安全性を満たす物性値であること
4-2-3.過去の知見に基づき評価期間の短縮や評価項目の割愛が可能な場合
4-3.トラブル発生時の対応:不合格と判定された場合
4-3-1.不合格(「否」)判定時、または「備考」と判断された場合の報告と原因究明プロセス
4-3-2.再検査の実施と品質保証責任者による最終判定
4-3-3.評価結果を基にした処方改良やトラブルシューティングへの活用
4-4.具体的なトラブル事例と対策
4-4-1.外観変化(変色、分離、濁り、ツヤ低下、沈殿など)の事例、原因、対策
4-4-2.香り(匂い)変化(変臭、劣化臭、原料臭の強まり)の事例、原因、対策
4-4-3.物性変化(粘度、pH、稠度の変動など)の事例、原因、対策
4-4-4.包材起因のトラブル(変色、変形、亀裂、中味の染み出しなど)の事例、原因、対策
4-4-5.微生物汚染の防止と対策
5.自社基準設定のポイント
5-1.自社基準設定の意義と製品品質への影響
5-2.評価項目のカスタマイズ:製品特性と市場ニーズの反映
5-3.合否判断基準の具体化と運用
5-3-1.官能評価スコアの判断基準の習熟とOJTの重要性
5-3-2.物性値のトレンド分析と平衡到達の判断基準の確立
5-4.過去の知見と経験則の活用による安定性評価の効率化
5-5.評価方法と設備の継続的な見直し・改善
5-6.トラブル未然防止のための自社基準活用
5-6-1.評価段階でのリスク特定と基準値の厳格化
5-6-2.評価データの蓄積と傾向分析による予知能力の向上
6.まとめ
6-1.本講演のまとめと重要ポイントの再確認
<終了後、質疑応答>
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