乳化・エマルション技術 セミナー
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会場開催

★2日間で完全習得!
 最適な乳化剤の選び方・組み合わせ方から、各種乳化技術の特徴、スケールアップ、エマルションの粘性・経時安定性評価法まで、わかりやすく・じっくり学べます。

<基礎から学び実務に活かせる>

エマルション

安定化・評価技術【2日間講座】


~各種指標値に基づく科学的アプローチとその実践~

<会場開催セミナー>

講師

(株)ミルボン 開発本部 開発顧問
(元)ライオン(株) 研究開発本部
(元)明星大学 理工学部 非常勤講師 理学博士  堀内 照夫 氏

* 希望者は講師との名刺交換が可能です

日時・会場・受講料

●日時 2024年7月22日(月) 10:30-16:30
    2024年7月23日(火) 10:00-16:00
  ※途中、お昼休みと小休憩を挟みます。
●会場 [東京・大井町]きゅりあん5階第3講習室 →「セミナー会場へのアクセス」
●受講料 1名66,000円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき55,000円
 ※会場での昼食の提供サービスは中止しております。
  *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・撮影行為は固くお断り致します。
 ●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
 ●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
  場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
  *PC実習講座を除きます。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

会場開催
会場で開催する対面セミナーです。
・東京都内の会場を中心に開催しております。詳細は各セミナーページの案内をご参照ください。
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する 弊社の対応はこちら
・セミナー費用等について、当日会場での現金支払はできません。
・昼食の提供もございませんので、各自ご用意頂ければと存じます。

セミナーポイント

 「乳化」技術は油性基剤の利便性、ファション性、並びに機能・効果の向上が計れることから、化粧品、医薬品、トイレタリー製品、化学品等の広範囲な産業分野で注目されている基盤技術の一つといっても過言ではない。
 目的とする油性基剤の品質・性能を引き出すため、乳化および安定化に「乳化剤の使いこなし方」が大きな役割を果たしている。
 本講義の狙いは、乳化剤の属性に基づく指標値(HLB値、臨界充填パラメータ、溶解度パラメータ、有機概念図法によるIOB値、および拡張HLB値等)を重層的に駆使し、科学的な乳化剤の選択法並びに乳化剤の組み合わせ方を修得できるようになることに主眼をおいている。
 さらに、高分子量の機能性両親媒性化合物の経皮吸収性を向上させた新製剤等の、各種エマルション製剤の設計、スケールアップ時の留意事項、安定性の経時変化の加速試験法等のエマルション科学の基礎知識の習得並びにエマルション製造にも実践できるように構成されている。

 また、習得したこれらの指標値は単に乳化現象に留まらず、広く、洗浄、分散、可溶化等の界面現象に展開できる。
 今回は特に、研究者および生産現場でも同じ技術概念でコミュニケーションが図れる事を目的として、指標値に関わる算定式は出来るだけ簡便で、実用的かつ基礎研究にも十分に耐えるものを選定した。
 本講が、安定かつ高品質な製品の生産や、効率的な乳化製剤開発の一助となれば幸いである。

○受講対象:
 化粧品、医薬品、口腔、食品、化学品関連分野で、製品開発、新剤型開発並びに新機能創製を目指している技術者。

○予備知識:
 特になし。

○収得知識:
 ・HLB方式、溶解度パラメータおよび有機概念図法の基礎知識と活用。
 ・乳化剤の基礎知識
 ・乳化剤および複合乳化剤の選択法のノウハウ
 ・乳化技術(スケールアップの考え方)、安定性促進試験法並びに各種評価法の習得

セミナー内容

1.講義の狙い

2.分散系の分類

 2.1 分類
 2.2 乳化とは
 2.3 エマルション粒子における乳化剤の作用要因
 2.4 エマルションの製造および製品に冠する留意事項
 2.5 乳化技術開発の主な要素技術を支援する指標値

3.「乳化メカニズム」のいろいろ
 3.1 自然界(動物・植物)における自己乳化形態( Oleosome )
 3.2 界面活性剤を乳化剤に用いたエマルション形態と特徴
 3.3 粘土物質を乳化剤に用いたエマルション形態と特徴
 3.4 微粒子を乳化剤としたPickering Emulsionの形態と特徴

4.界面活性剤の開発推移の概要

5.界面活性剤水溶液の基礎物性

 5.1 界面活性剤の化学構造と特徴とその性質・作用
 5.2 界面活性剤の構造要因と性質・特徴
 5.3 界面活性剤の相挙動
 5.4 界面活性剤水溶液の物理化学的性質

  (1)クラフト点
  (2)曇点
  (3)吸着
  (4)臨界ミセル濃度(cmc)とその作用因子
 5.5 界面活性剤の構造と分子集合体

6.物質/物質間の相溶性の指標値

7.HLB方式による乳化剤の選定およびその最適化指針
 7.1 HLB方式による乳化剤の選択手順
 7.2 非イオン界面活性剤のHLB値と水溶液の外観および応用
 7.3 油相の所要HLB値の求めかた

  (1)主な油性基剤の所要HLB値
  (2)混合油性基剤の所要HLB値の求めかた
  (3)EIP法による油性成分の所要HLB値の測定法
 7.4 非イオン界面活性剤のHLB値の求めかた
  (1)主な非イオン界面活性剤のHLB値
  (2)混合非イオン界面活性剤のHLB値の求めかた
  (3)混合界面活性剤によるHLB値の最適化指針

8.乳化剤選定にかかわる因子とその適用
 8.1 HLB値に対する作用因子

  (1)温度の影響
  (2)乳化剤の極性の影響
 8.2 HLB値法の用途開発
  (1)3次元HLB(3D-HLB)方式による乳化剤の選択
  (2)主な顔料の分散のための所要HLB値
  (3)各種非イオン性界面活性剤のHLB値と皮膚刺激性

9.拡張HLB法による乳化剤のHLB値の求め方
 9.1 HLB値の概念の推移
 9.2 Davies方式による界面活性剤のHLB値の求め方
 9.3 有機概念図法による界面活性剤の(親水性/疎水性)比の算出法
 9.4 小田方式による界面活性剤のHLB値の計算法
 9.5 拡張HLB法による混合界面活性剤のHLB値の求めかた

10.各方式における乳化技術
 10.1 乳化技術開発の推移
 10.2 物理的(機械的)乳化方式

  (1)乳化機の種類と特徴
  (2)高せん断力の乳化機の性能比
 10.3 物理化学的乳化方式
  (1)油相の混合―溶解度パラメータの活用
  (2)Fedors式による溶解度パラメータの計算法
  (3)乳化剤の添加法とエマルションの粒子径
  (4)乳化粒子に対するエマルション転移の影響
  (5)エマルション粒子に対する配合順序の影響
 10.4 主な物理化学的乳化方式
  (1)転相乳化法
  (2)転相温度乳化法
  (3)D相乳化法
  (4)ゲル乳化法
  (5)液晶乳化法
 10.5 低エネルギー乳化法
 10.6 新経皮吸収製剤 S/O製剤

11.乳化のスケールアップ時の留意事項

  (1)スケールアップの基本要素
  (2)剪断力
  (3)乳化時の機械力
  (4)乳化時間の推定

12.エマルションの安定性評価
 12.1 保存経日中におけるエマルションの変化

  (1)主な化学的変化
  (2)主な物理的変化
  (3)微生物汚染による主な変化
 12.2 エマルションの不安定化過程
 12.3 エマルションの粒子径とクリーミング速度およびブラウン運動

13.エマルションの経時安定性の加速試験法

14.加速試験法の事例研究

 14.1 画像解析法による経日安定性評価
 14.2 光子相関法によるヘキサデカンエマルション粒子の合一速度

  (1)原理
  (2)合一速度定数のアレニウスプロット
 14.3 誘電率法によるO/Wエマルションの安定性評価
  (1)各種被乳化油性基材の誘電率の経時変化
  (2)誘電率増加速度のアレニウスプロット
 14.4 インピーダンス法によるO/Wエマルションの安定性評価
 14.5 [Q10値] 評価法

15.エマルションのレオロジー的性質

  (1)基本的な変形様式
  (2)主な流動曲線
  (3)レオロジー特性の測定事例紹介
  (4)エマルションのレオロジー的性質に影響する因子

16.おわりに

  <質疑応答>

セミナー番号:AC2407M7

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