セミナー|フッ素フリーで実現できる実用的な表面処理・改質技術
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会場開催Zoom見逃し視聴あり

会場受講/見逃視聴なし → 

会場受講/見逃視聴あり → 


オンライン受講/見逃視聴なし → 

オンライン受講/見逃視聴あり → 


・PFAS規制を踏まえて
・フッ素を用いずにそれと同等の性能を発現させる

フッ素フリーで実現できる

実用的な表面処理・改質技術:


ぬれ性(撥水・撥油・親水性)の制御と評価


<東京会場受講(対面)/Zoomオンライン受講 選択可>
<見逃し視聴選択可>

講師

(国研)産業技術総合研究所 極限機能材料研究部門
 光熱制御材料グループ 上級主任研究員 博士(工学) 穂積 篤 氏

日時・会場・受講料

●日時 2024年11月12日(火) 10:30-16:30 ※途中、お昼休みと小休憩を挟みます。

●会場受講の方:会場アクセス
 [東京・京急蒲田]大田区産業プラザ(PiO)6階D会議室 →「セミナー会場へのアクセス」
※Zoomオンライン受講の方は、ご自宅や会社からご受講頂けます。
●受講料:
【オンライン受講または会場受講:見逃し視聴なし】 1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

【オンライン受講または会場受講:見逃し視聴あり】 1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

※会場での昼食の提供サービスは中止しております。

 ●本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
 録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

※配布資料等について

●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡致します。
※会場受講の方は当日会場にてテキスト(紙媒体)をお渡しします
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
 (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)


オンラインセミナーご受講に関する各種案内(ご確認の上、お申込みください。)
・PC/タブレット/スマートフォン等、Zoomが使用できるデバイスをご用意ください。
・インターネット 回線速度の目安(推奨) 下り:20Mbps以上
・開催が近くなりましたら、Zoom入室URL、配布資料、当日の流れなどをメールでご連絡致します。開催前日(営業日)の12:00までにメールが届かない場合は必ず弊社までご一報ください。
・受講者側のVPN、セキュリティ設定、通信帯域等のネットワーク環境ならびに使用デバイスの不具合については弊社では対応致しかねますので予めご了承ください。

Zoom
Zoom使用に関する注意事項(クリックして展開)
・公式サイトから必ず事前のテストミーティングをお試しください。
 → 確認はこちら
 →Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomで音声が聞こえない、
  カメラ・マイクが使えない等の事象が起きる可能性がございます。
  お手数ですが、これらのアプリは閉じた状態にてZoomにご参加ください。
 →音声が聞こえない場合の対処例

・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
 →参加方法はこちら
 →一部のブラウザは音声が聞こえない等の不具合が起きる可能性があります。
  対応ブラウザをご確認の上、必ず事前のテストミーティング をお願いします。
  (iOSやAndroidOS ご利用の場合は、アプリインストールが必須となります)

見逃し視聴あり
申込み時に(見逃し視聴あり)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
(クリックして展開)
・見逃し視聴ありでお申込み頂いた方は、セミナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
・セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
・原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
・視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
 ex) 2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
 ※メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
 ※準備出来しだい配信致しますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。
  上記例の場合、2/8(水)から開始となっても2/17まで視聴可能です。
 ※GWや年末年始・お盆期間等を挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
 ※原則、配信期間の延長は致しません。
 ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
  (見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
 →見逃し視聴について、こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ) パスワード「123456」 

会場開催
会場で開催する対面セミナーです。
・東京都内の会場を中心に開催しております。詳細は各セミナーページの案内をご参照ください。
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する 弊社の対応はこちら
・セミナー費用等について、当日会場での現金支払はできません。
・昼食の提供もございませんので、各自ご用意頂ければと存じます。

セミナーポイント

○講師より
 本セミナーでは、まず最初に、固体表面のぬれ性(撥水、撥油、親水性)をどのように評価し、いかに制御するかについての基礎知識や、応用・実用上ポイントとなる動的ぬれ性についての理解と取得を目指します。次いで、ぬれ性を制御するための各種表面処理・改質技術について、国内外の最新の研究開発動向を紹介します。
 さらに、PFOA・PFOS等の長鎖有機フッ素化合(PFAS)への法規制を鑑み、講師らが開発している各種機能性薄膜(単分子膜、ゲル、ポリマーブラシ、ハイブリッド皮膜等)を用いた脱フッ素・フッ素代替表面処理・改質技術について、例を挙げて分かりやすく詳細に解説します。

○受講対象者
・表面処理・改質技術に従事している方
・各種基材表面への撥液、防汚、親水、防曇性付与技術・方法を研究している方
・特にフッ素(PFAS)代替技術、フッ素フリーの表面処理・改質技術に関する研究開発に取り組まれている方
・具体的には、
 ・機能性コーティング
 ・各種基材の表面処理
 ・ディスプレイ/タッチパネル表面
 ・塗装/塗料
 等の技術開発・研究開発者

○受講して得られる情報・知見
・ぬれ性に関する基礎的な知識/理論
・ぬれ性評価技術(静的/動的接触角、滑落/転落角)の正しい知識
・フッ素を用いずに、それと同等の撥水性、撥油性、防汚性、難付着性を有する表面・界面を作るための技術情報

▽好評の声、続々!(過去同講師セミナー受講者アンケートより)
「先生のお話を一度聴いてみたくて参加。大変興味深かった」(基礎研究)
「先生の説明や事前にいただいた資料がとても分かりやすく、普段の仕事で疑問に思っていた点や最近の研究動向について理解が深まる内容でした。ありがとうございました」(表面処理・コーティング)
「大変分かり易く進めていただいたと思います。自然界の事例を交えての説明、いいと思います」(複合材料研究)
「滑落性について等、勉強になりました」(表面技術・研究開発)
「とても面白かった」(自動車材料研究開発)

セミナー内容

1. 脱フッ素・フッ素代替を考えるためのぬれの基礎とこれまでの評価法の問題点
 1.1 Youngの式
 1.2 表面張力の定義と測定方法
 1.3 表面自由エネルギーとは?
 1.4 Cassieの式(凹凸表面におけるぬれ)
 1.5 Wenzelの式(複合表面におけるぬれ)
 1.6 CassieとWenzelの式は本当に正しいのか?
 1.7 既存理論を否定する研究事例
 1.8 3相接触線の重要性
 1.9 これまでのぬれ性評価法とその問題点
 1.10 静的接触角とぬれ性との関係

2. 脱フッ素・フッ素代替に取り組むあなたも知っておきたい動的ぬれ性の考え方と測定・制御方法
 2.1 動的ぬれ性とは?
 2.2 動的ぬれ性制御の重要性
 2.3 動的接触角の定義と近年の役割
 2.4 動的接触角の測定方法
  2.4.1 Wilhelmy法とその特徴
  2.4.2 滑落/転落法とその特徴
  2.4.3 拡張収縮法とその特徴
 2.5 接触角ヒステリシスの定義と発生原因
 2.6 自然界における高/低接触角ヒステリシス表面
 2.7 接触角ヒステリシス制御に関する過去の研究
 2.8 接触角ヒステリシスを抑制するためのコンセプト
 2.9 接触角ヒステリシスと滑落性の関係
 2.10 低接触角ヒステリシス表面の応用事例

3. 撥水/撥油(撥液)処理の最新研究開発動向
 3.1 バイオミメティクス(生物模倣技術)とは?
 3.2 超撥水/撥油(液)性を得るための表面設計指針
 3.3 これまでの超撥水/撥油(液)性表面の問題点・課題
 3.4 耐久性アップ/長寿命化のためのコンセプトと研究事例
 3.5 最近の超撥水/撥油(液)性の定義
 3.6 超撥水/撥油(液)処理の最新研究開発動向
 3.7 SLIPS(Slippery Liquid-Infused Porous Surfaces)の特徴・設計・課題

4.長鎖有機フッ素化合物に依存しない各種撥水/撥油(液)/難付着性処理技術
~PFAS(PFOS/PFOA)規制への対応として~
 4.1 フッ素フリー撥水/撥油(液)処理の最新研究開発動向
 4.2 各種機能性薄膜を利用したフッ素フリー撥水/撥油(液)/難付着性表面の開発事例
  4.2.1 単分子膜を利用した撥水/撥油(液)性表面の作製方法とその特徴
  4.2.2 有機-無機ハイブリッド皮膜による撥水/撥油(液)性表面の作製方法とその特徴
  4.2.3 フッ素化合物よりも優れた耐熱性を示す撥油(液)性皮膜の作製方法とその特徴
  4.2.4 オルガノゲルを利用した難付着性表面の作製方法と各種応用事例(着氷雪防止)

5. 親水/超親水性処理
 5.1 親水性/超親水性を得るための表面設計指針
 5.2 これまでの親水性/超親水性表面の問題点・課題
 5.3 親水性/超親水性処理の最新研究開発動向
 5.4 自己修復する親水性/超親水性材料
 5.5 防曇性を得るための各種表面処理と研究事例
  5.5.1 曇りのメカニズムとぬれ性制御の重要性
  5.5.2 防曇処理の最新研究開発動向
  5.5.3 これまでの防曇処理の研究事例と問題点・課題
 5.6. 魚類体表の多機能性を模倣した透明ヒドロゲル皮膜
  5.6.1 ヒドロゲル皮膜の優れた防曇性と多機能性(抗菌性・抗カビ性、水中防汚性、自己修復)
  5.6.2 スプレー法による大面積成膜技術/ゲル化抑制技術
  5.6.3 水蒸気を利用した自己修復とその速度を高めるためのコンセプト
  5.6.4 透明ヒドロゲル皮膜を利用した各種応用事例

6.現状の課題と最近のトピックス
 6.1 親水性と滑水性を並立させることができる特異な表面処理
 6.2 傷が植物並みに長期間、自己修復する超撥水性材料

*質疑応答
*名刺交換(来場者)

セミナー番号:AC241117

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