「ガス吸収技術」オンラインセミナー2024:基礎・原理から吸収塔の設計方法、最新研究動向:カーボンニュートラル達成に向けた有力なCO2回収オプション
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Zoom見逃し視聴あり

オンライン受講/見逃視聴なし → 

オンライン受講/見逃視聴あり → 


〇ガス吸収法は、2050年のカーボンニュートラル達成に向けた有力なCO2回収オプションとして注目されています!
〇化学工学におけるガス吸収の基礎と原理を体系的に紹介します。

ガス吸収の基礎・原理から吸収塔の設計方法、最新研究動向まで
~体系的に学ぶ事でプロセス設計やトラブル対策に活かす~

<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>

講師

名古屋工業大学 大学院工学研究科
工学専攻 生命・物質化学プログラム/カーボンニュートラルプログラム
准教授 南雲 亮 氏

講師紹介

■ご略歴:
東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻博士課程修了

■ご専門および得意な分野・研究:
化学工学・計算化学

日時・会場・受講料

●日時 2024年12月17日(火) 10:30-16:30
●受講料
  【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

  【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

      *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・録画行為は固くお断り致します。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

※配布資料等について

●配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。
・お申込の際にお受け取り可能な住所を必ずご記入ください。
・郵送の都合上、お申込みは4営業日前までを推奨します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、その場合、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございますことご了承ください。
・資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。


●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。

オンラインセミナーご受講に関する各種案内(ご確認の上、お申込みください。)
・PC/タブレット/スマートフォン等、Zoomが使用できるデバイスをご用意ください。
・インターネット 回線速度の目安(推奨) 下り:20Mbps以上
・開催が近くなりましたら、Zoom入室URL、配布資料、当日の流れなどをメールでご連絡致します。開催前日(営業日)の12:00までにメールが届かない場合は必ず弊社までご一報ください。
・受講者側のVPN、セキュリティ設定、通信帯域等のネットワーク環境ならびに使用デバイスの不具合については弊社では対応致しかねますので予めご了承ください。

Zoom
Zoom使用に関する注意事項(クリックして展開)
・公式サイトから必ず事前のテストミーティングをお試しください。
 → 確認はこちら
 →Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomで音声が聞こえない、
  カメラ・マイクが使えない等の事象が起きる可能性がございます。
  お手数ですが、これらのアプリは閉じた状態にてZoomにご参加ください。
 →音声が聞こえない場合の対処例

・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
 →参加方法はこちら
 →一部のブラウザは音声が聞こえない等の不具合が起きる可能性があります。
  対応ブラウザをご確認の上、必ず事前のテストミーティング をお願いします。
  (iOSやAndroidOS ご利用の場合は、アプリインストールが必須となります)

見逃し視聴あり
申込み時に(見逃し視聴あり)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
(クリックして展開)
・見逃し視聴ありでお申込み頂いた方は、セミナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
・セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
・原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
・視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
 ex) 2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
 ※メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
 ※準備出来しだい配信致しますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。
  上記例の場合、2/8(水)から開始となっても2/17まで視聴可能です。
 ※GWや年末年始・お盆期間等を挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
 ※原則、配信期間の延長は致しません。
 ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
  (見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
 →見逃し視聴について、こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ) パスワード「123456」 

セミナーポイント

■はじめに
 ガス吸収法は、2050年までのカーボンニュートラル達成に向けた有力なCO2回収オプションとして注目されている。その一方で、元来はアンモニアや塩素など、種々の有害ガス成分を回収除去するための単位操作として広く普及してきた事実がある。こうした経緯は、ガス吸収法のスケールアップとハンドリングに際して、化学工学的なプロセス設計法を習得することが大切であると示唆している。そこで本セミナーは、化学工学におけるガス吸収の基礎と原理を体系的に紹介する。特に、化学反応を伴わない「物理吸収法」と、文字通り化学反応を利用する「反応吸収法」の違いを明確化しながら、ガス吸収塔の設計方法を網羅的に紹介する。必要に応じて、高校レベルの微分積分を含む数学的な式変形についても詳しく解説する。

■講演中のキーワード:
Fickの法則、物質移動係数、二重境膜説、物質収支、操作線、移動単位数と移動単位高さ、気液向流充填塔、平面接触撹拌槽

■受講対象者:
・ガス吸収に関連するプロセスの開発や維持・管理の業務に新しく従事される方から、ある程度の業務経験を経たものの、プロセスの詳細がブラックボックス化されているなどの理由により、ガス吸収の原理原則を学び直したい方まで。
・カーボンニュートラルの観点から、CO2回収にも適用可能なガス吸収プロセスの設計方法を化学工学の視点で体系的に理解したいと考えている方
・本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。

■必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど:
・中学・高校における化学の基礎レベルの知識。
・高校レベルの微分積分における微分記号(dy/dx)やインテグラル記号(∫)の基本的な意味合い。たとえば、前者からは「傾き」を、後者からは「面積」をイメージできることなど。

■本セミナーで習得できること:
・ガス吸収塔の設計法の原理(導出過程の詳細を含む)
・化学工学の根幹をなす、物質移動と物質収支の基礎
・ガス吸収の研究動向の概要

■受講された方の声(一例):
・吸収に関する気液平衡の考え方に興味があり受講させていただきました。丁寧な説明で分かりやすかったです。
・ガス吸収プロセス設計に活かすために参加させて頂きました。セミナー中の質問にも丁寧に回答頂きありがとうございました。
・全般的に興味深い内容で、受講して良かったです。ありがとうございました。
・ガス吸収の原理に関して、非常に興味深いお話を聞けて良かったです。質問についてもその場で回答頂けたので助かりました。
などなど……ご好評の声を多数頂いております!

セミナー内容

1. プロセス設計に必要な予備知識
 1) 吸収と吸着の違い
 2)ガス吸収技術の利用例(CO2回収など)
 3) 物理吸収と化学吸収(反応吸収)の違い
 ・実用化に向けたスケールアップの取り組み
 ・カーボンニュートラルに向けた取り組み
  Carbon Capture, Storage, and Utilization (CCUS)
 4) 気液平衡とは何か?
 5) 意外に盲点となる、平衡と定常の違い
 ・気液平衡、吸着平衡、化学平衡
 ・定常状態
 6) 実は厳しい「Henryの法則」の適用条件

2. ガス吸収法の最近の研究動向

3. 物質移動の基礎(Fickの第一法則)

 1) 「フィックの法則」とは何か?
 2) 熱移動との類似性(アナロジー)

4. 物質収支の基礎―たとえて考えてみると?―

5. 気液界面のモデル化
 1) 二重境膜説の導入
 2) 物質移動係数の成り立ち
 3) 総括物質移動係数の考え方
 4) 物理吸収法におけるガス吸収速度
 5) 反応吸収法におけるガス吸収速度

6. 物理吸収塔の設計方法
 1) 操作線の詳しい考え方
 2) 気液向流充填塔の場合

7.反応吸収塔の設計方法
 1) 設計方程式の導出過程
 2) 気液向流充填塔の場合

セミナー番号:AD2412C9

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