「二酸化ゲルマニウム」セミナー:新しいパワーデバイス材料:二酸化ゲルマニウム(GeO2)の特徴と可能性
よくあるお問合わせよくあるお問合せ リクエストリクエスト セミナー会場セミナー会場へのアクセス
セミナーのメニュー

化学・電気系 その他各分野
一覧へ→
  ヘルスケア系
一覧へ→
情報機構 技術書籍情報機構 技術書籍
技術書籍 一覧技術書籍 一覧
   <新刊書籍>
  ・  6G材料
  ・  ラベル・SDS 作成の手順
  ・  PFAS
  ・  労働安全衛生法
電子書籍電子書籍
化学物質管理化学物質管理
通信教育講座通信教育講座
LMS(e-learning)LMS(e-learning)
セミナー収録DVDDVD
社内研修DVD
セミナー講師のコラムです。講師コラム
  ↑2023/7/7更新!!
お申し込み・振込み要領お申込み・振込要領
案内登録案内登録
↑ ↑ ↑
新着セミナー、新刊図書情報をお届けします。

※リクエスト・お問合せ等
はこちら→



SSL GMOグローバルサインのサイトシール  



Zoom

〇大きな可能性を秘めた新しいパワー半導体材料である二酸化ゲルマニウム(GeO2)の特徴および、注目を集め始めた理由、社会実装の可能性についてお話します。

新しいパワーデバイス材料:
二酸化ゲルマニウム(GeO2)

特徴と可能性

~材料の特徴から製膜手法、今後の展開について~


<Zoomによるオンラインセミナー>

講師

立命館大学 総合科学技術研究機構 教授 金子健太郎 氏

講師紹介

■ご略歴:
2013年 京都大学大学院工学研究科電子工学専攻博士課程修了
博士(工学) 日本学術振興会特別研究員(PD)
2014年 京都大学大学院工学研究科 助教
2018年 同 講師
2022年 立命館大学 総合科学技術研究機構 教授 現在に至る
2023年 立命館大学 RARAフェロー 就任

■ご専門および得意な分野・研究:
新しい半導体材料の開拓と合成、その応用研究

■本テーマ関連学協会でのご活動:
2018年 - 現在
IEEE CPMT Symposium Japan (ICSJ) 運営委員、査読委員 パワーデバイスセッション責任者
2021年 - 現在 エレクトロニクス実装学会関西支部 役員
2019年 - 現在
日本結晶成長学会 ナノ構造・エピタキシャル成長分科会 幹事
2018年 - 現在 日本材料学会 第67期 編集委員会 査読委員
2022年 - 2023年 応用物理学会 代議員
2021年 - 2022年 日本材料学会 半導体エレクトロニクス部門 編集担当委員
2020年 - 2023年 
第4回酸化ガリウムおよび関連材料に関する国際ワークショップ(IWGO-4) 財務
2019年 - 2021年  電子材料シンポジウム(EMS) 現地実行委員
2019年 - 2021年 応用物理学会 関西支部 幹事
2019年 - 2021年日 本材料学会 半導体エレクトロニクス部門 編集副担当委員
2016年 - 2019年 有機金属気相成長法国際学会 ICMOVPE -二酸化ゲルマニウム 現地実行委員
2014年 - 2015年 第1回酸化ガリウムおよび関連材料に関する国際ワークショップ(IWGO2015) 財務
2014年 テラヘルツプラズマ国際学会2014 現地実行委員、会計

日時・会場・受講料

●日時 2024年6月17日(月) 13:00-15:00
●受講料 1名24,200円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき13,200円
      *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・録画行為は固くお断り致します。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

※配布資料等について

●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡致します。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
 (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@johokiko.co.jp


オンラインセミナーご受講に関する各種案内(ご確認の上、お申込みください。)
・PC/タブレット/スマートフォン等、Zoomが使用できるデバイスをご用意ください。
・インターネット 回線速度の目安(推奨) 下り:20Mbps以上
・開催が近くなりましたら、Zoom入室URL、配布資料、当日の流れなどをメールでご連絡致します。開催前日(営業日)の12:00までにメールが届かない場合は必ず弊社までご一報ください。
・受講者側のVPN、セキュリティ設定、通信帯域等のネットワーク環境ならびに使用デバイスの不具合については弊社では対応致しかねますので予めご了承ください。

Zoom
Zoom使用に関する注意事項(クリックして展開)
・公式サイトから必ず事前のテストミーティングをお試しください。
 → 確認はこちら
 →Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomで音声が聞こえない、
  カメラ・マイクが使えない等の事象が起きる可能性がございます。
  お手数ですが、これらのアプリは閉じた状態にてZoomにご参加ください。
 →音声が聞こえない場合の対処例

・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
 →参加方法はこちら
 →一部のブラウザは音声が聞こえない等の不具合が起きる可能性があります。
  対応ブラウザをご確認の上、必ず事前のテストミーティング をお願いします。
  (iOSやAndroidOS ご利用の場合は、アプリインストールが必須となります)

セミナーポイント

■はじめに
 大きな可能性を秘めた新しいパワー半導体材料である二酸化ゲルマニウム(GeO2)の特徴および、注目を集め始めた理由、社会実装の可能性についてお話します。GeO2は古くて新しい半導体で、熟練の半導体研究者・技術者の方はGe半導体基板の表面に形成する自然酸化膜を思い浮かべる方も多いと思います。しかし、Ge表面に形成する酸化膜はアモルファス相のものですが、当研究室が注目しているのTiO2等と同じルチル構造をもつ二酸化ゲルマニウム(r- GeO2)です。r- GeO2は熱的最安定相で、水に不溶で強固な薄膜となります。
・-Ga2O3と同等の巨大なバンドギャップ(4.6 eV)をもつ超ワイドギャップ半導体で、パワー半導体の性能指標の一つであるバリガ性能指数においてもSiCの10倍、・-Ga2O3の約3倍の性能をもつことが算出されています。2019年頃よりパワーデバイスとして優れた性能をもつことが米国を中心に理論予測され始めました。具体的には、ドーピングによるp型とn型の導電性制御が可能である事、電子、正孔ともに高い移動度を有している事です。そして1970年代より様々な機関からCZ法、Flux法によるバルク合成が報告されていました。つまり、ホモエピタキシャル成長が可能でp型、n型の両伝導が可能、さらに大きなバリガ性能指数をもつ事から、パワーデバイスの新しい候補材料として一気に注目を浴びました。しかしながら、r- GeO2は飽和蒸気圧が大きな材料であるため、従来の真空装置を用いた製膜手法では作製が困難でした。例えば2020年に米国のグループからMBEによる極薄膜の作製が報告されましたが、成長速度が10 nm/hとかなり小さいものでした。当研究室では、真空を用いない液相製膜手法を応用する事で2021年に1・m/h以上の成長速度をもつ厚膜の作製を行いました。しかしながら、その薄膜には低結晶化領域が含まれており、結晶成長条件の最適化などが必要です。この材料の合成上の難しさとして様々な結晶相が混入するという問題があり、初期のSiC研究に非常に似通っています。本セミナーでは、材料の特徴から製膜手法、今後の展開についてお話をします。

■ご講演中のキーワード:
パワー半導体、二酸化ゲルマニウム、r-GeO2 

■受講対象者:
・材料系のR&Dに従事されている若手の方。
・パワー半導体関係の何かしらの技術的専門職に関わっている方。

■必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど:
・ワイドギャップ半導体に関する基礎知識。
・基礎的な半導体や結晶成長に関する知識。

■本セミナーで習得できること:b
現在、研究が進められている新しいパワー半導体材料である二酸化ゲルマニウムについての基礎的な知識や世界中の研究動向に関する知見が得られます。

セミナー内容

1. 新しいパワーデバイス材料、二酸化ゲルマニウム( r-GeO2)の可能性
1-1二酸化ゲルマニウム(r-GeO2)の可能性
(バンドギャップ4.6 eV、p型とn型が作製可能(理論予測)、高い移動度、安価に基板作製可能、酸化ガリウムの2倍の熱伝導率)
1-2 なぜ、二酸化ゲルマニウム(r-GeO2)の薄膜合成はきわめて困難なのか?
1-2-1 真空成長手法による難しさ
1-2-2 非真空成長手法 ミストCVD法を例に
1-3世界初の二酸化ゲルマニウム(r-GeO2)厚膜の合成と高速成長
1-4二酸化ゲルマニウム(r-GeO2)のバンドギャップ変調
1-5世界の二酸化ゲルマニウム(r-GeO2)研究の現状

セミナー番号:AG240655

top

会社概要 プライバシーポリシー 特定商取引法に基づく表記 商標について リクルート
Copyright ©2011 技術セミナー・技術書籍の情報機構 All Rights Reserved.