X線光電子分光法(XPS)の基礎と実務セミナー:2024年7月12日(Zoomオンライン配信)
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Zoom

原理から測定・解析手順、コツやノウハウまで、応用事例を交えてわかりやすく解説!

X線光電子分光法(XPS)

基礎と実務活用テクニック・ノウハウ


<Zoomによるオンラインセミナー>

講師

ジャパン・リサーチ・ラボ 代表
兼 大阪産業大学 情報システム学科 非常勤講師
  京都産業21 相談員
  滋賀県産業支援プラザ 相談員
  知財管理技能士  博士(工学)  奥村 治樹 氏

講師紹介

大手化学メーカー勤務後大手電機メーカー、化学系ベンチャー企業を経て現職
現在は、ベンチャーから上場企業まで様々な業種の顧問や技術コンサルタントとして、
研究開発、製造における課題解決、戦略策定から人事研修などの人材育成などを行っている
(詳細はhttp://analysis.ikaduchi.com)。
また、学会等での招待講演や国プロにおけるキャリア形成プログラムの講師なども行っている。

日時・会場・受講料

●日時 2024年7月12日(金) 10:30-16:30
●会場 会場での講義は行いません。
●受講料 1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
      *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・録画行為は固くお断り致します。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

※配布資料等について

●配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。
・お申込の際にお受け取り可能な住所を必ずご記入ください。
・郵送の都合上、お申込みは4営業日前までを推奨します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、その場合、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございますことご了承ください。
・資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。


●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。

オンラインセミナーご受講に関する各種案内(ご確認の上、お申込みください。)
・PC/タブレット/スマートフォン等、Zoomが使用できるデバイスをご用意ください。
・インターネット 回線速度の目安(推奨) 下り:20Mbps以上
・開催が近くなりましたら、Zoom入室URL、配布資料、当日の流れなどをメールでご連絡致します。開催前日(営業日)の12:00までにメールが届かない場合は必ず弊社までご一報ください。
・受講者側のVPN、セキュリティ設定、通信帯域等のネットワーク環境ならびに使用デバイスの不具合については弊社では対応致しかねますので予めご了承ください。

Zoom
Zoom使用に関する注意事項(クリックして展開)
・公式サイトから必ず事前のテストミーティングをお試しください。
 → 確認はこちら
 →Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomで音声が聞こえない、
  カメラ・マイクが使えない等の事象が起きる可能性がございます。
  お手数ですが、これらのアプリは閉じた状態にてZoomにご参加ください。
 →音声が聞こえない場合の対処例

・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
 →参加方法はこちら
 →一部のブラウザは音声が聞こえない等の不具合が起きる可能性があります。
  対応ブラウザをご確認の上、必ず事前のテストミーティング をお願いします。
  (iOSやAndroidOS ご利用の場合は、アプリインストールが必須となります)

セミナーポイント

*同業者の方(コンサルタント業等)・及び個人でのお申込みの場合、
  受講をお断りする場合がございますので、予めご了承下さい。


・本セミナーは、Zoom ミーティングで行います。
・本セミナーでは、受講者のカメラは原則 on にてお願いを致しております。
・本セミナーでは事前質問は受付しておりません。セミナー終了後の質疑の時間にご質問をお願い致します。
・受講申込者の「メールアドレス」は講師へ通知させて頂きます。
 (フォロー・情報提供が目的です。不都合がございましたら、申し込みフォームの備考欄にてお知らせ下さい。)


■はじめに

 表面、界面はあらゆる技術や製品の基盤となるものであり、現在扱われる材料やプロセス、技術、商品で表面や界面が関与していないものは無いと言っても過言ではありません。そのため様々な分析手法が開発されており、その中の代表がX線光電子分光法(XPS、ESCA)です。装置の発達で測定は比較的容易になってきているとはいえ、それと共に間違った理解や手順で測定、解析を行い、正しい情報が得られていないケースが増えています。
 一方で市販の書籍やセミナー等でも原理の解説を中心としたものが多いと言えます。原理の理解は重要ですが、現実には多くのXPSユーザーはXPSの開発者ではなく、利用者(アプリケーションユーザー)と言えます。したがって、求められているのは、原理は必要最低限に、それよりも、現場実務でXPSを活用するためのサンプリング、測定、解析といったテクニックやノウハウです。そして、XPS活用において必要不可欠な表面や界面の理解です。
 本講では、表面、界面の基礎から、XPSの原理の基礎はもちろん、実務活用にフォーカスした測定、解析の考え方、手順、技術的テクニック、コツやノウハウを豊富な応用事例を交えて解説します。

■想定される主な受講対象者
・研究開発部門、分析部門、製造部門、品質保証部門など技術部門全般
・若手から中堅を中心とした担当者
・XPSの教育を行うリーダー、マネージャー

■本セミナー受講により得られる知識・ノウハウ・スキルなど
・表面分析の基礎
・表面分析の考え方と活用法
・XPSの手法基礎
・測定のコツ、ポイント
・解析のコツ、ポイント

【セミナー受講特典コンサルティング】
 セミナーに受講して名刺交換等をさせて頂いた方への特典サービスとして、初回限定で限定特別料金にてコンサルティングをご利用いただけます。技術的な相談はもちろん、戦略相談、オンサイトセミナーなど、依頼条件を満たす限り原則として実施内容、方法に制限はありません。
 技術コンサルティングには興味があるが利用したことがないので、どのようなものか良くわからず正式依頼に踏み切れない、決裁を取るために一度ディスカッションしたいという方は、是非この機会に、JRLのコンサルティングを御体験ください。限定特典ではありますが、必ず満足のいただける内容でお応えします。

<依頼条件>
 ・初回1回のみ
 ・セミナー実施日より3カ月以内に依頼が成立
 ・コンサルティング実施時間:4時間程度まで
 ・費用:場所、内容によらず定額の限定受講特典

セミナー内容

【表面とは】
表面はバルクとは異なり極めて特異な領域である表面を解析するために必要不可欠な、表面の定義、表面を決定づける
要素と現象などについて解説します。

【表面分析の分類 】
表面分析はXPSだけではなく数多くのものがあります。表面を知る上ではそれらの表面分析手法を目的や状況に応じて
使い分けなければならず、そのために知っておくべき代表的な表面分析手法の特徴等について解説します。

【サンプルの取り扱い】
表面分析、特に極表面分析であるXPSの活用において必須となる試料の取り扱い、サンプルについて解説します。

・表面分析の勘所
・サンプリングの方法と注意点
・分かりにくい裏表の明示
・試料汚染(コンタミネーション)の例
 など

【XPSの基本】
XPSを活用するにおいて必要となる原理や特徴、装置の解説から、
スペクトル、様々なスペクトルに現れるXPSに特異な現象などについて、その対応や活用について解説します。

・XPSの原理と特徴
・XPSの検出深さ
・XPS装置の基本構造
・ワイドスキャン(サーベイスキャン)
・ナロースキャン(代表的な元素)
・バックグラウンド
・エネルギー損失ピーク
・シェイクアップサテライト
・電荷移動サテライト
・金属ピークの非対称性
・サテライトピークの利用
 など

【測定条件】
XPSの測定条件をどのように考えて、決定していけばよいかについて、
測定条件の違いによる影響の実例などを交えて解説します。

・積算回数
・パスエネルギーの影響
・ピークの重なり
 など

【チャージアップ対策】
XPSの宿命とも言えるチャージアップの原理、メカニズムと対処について、
具体的な方法や条件、上手く補正ができない時の対処ノウハウなどについて解説します。

・チャージアップとは
・チャージアップの影響と対応
・帯電中和のメカニズム
・同軸照射型帯電中和
・チャージアップ補正条件と中和銃の設定例
・化学状態による違い
・チャージアップ補正テクニック
 など

【解析の基本】
解析の基本である定性、定量についてスペクトル前処理等も含めて解説します。

・バックグラウンド処理
・XPSにおける定量と感度係数
・より正確な定量値を得るために
・ピーク分離のテクニック

【化学状態解析】
XPSの最大の特徴の一つでもある化学状態解析について、
その解析原理から解析手順、注意を要する特異ケースなどについて実例を交えながら解説します。

・元素同定と化学状態の同定
・ケミカルシフト
・ポリマーの分析例
・金属の価数評価
・ケミカルシフトの注意点

【構造解析】
通常XPSでは行われない結晶構造解析を例として、
一般的に用いられるコアピーク以外のオージェ領域などを併用した高度な解析について解説します。

・Tiの結晶構造(アナターゼ&ルチル)解析
・XRDとの比較
・XPSによる光活性解析
・オージェピークの活用
・オージェパラメーターの活用
 など

【深さ方向分析】
通常の表面分析と共に多くの場面で用いられるXPSデプスプロファイリングについて、
測定手順、条件設定から注意点と対策などについて解説します。

・【角度変化法】
 -深さ方向の原理
 -解析の限界と注意点
・【イオンエッチング】
 -デプスプロファイルのワークフロー
 -エッチングレートの決定
 -条件設定のポイント
 -注意すべきこと
・【測定ダメージとその抑制】
 -イオンエッチングダメージ
 -クラスターイオン銃
 -エッチング条件
・【HAXPES】
  など

【イメージング】
導入が広がっているXPSイメージング測定について、測定例を示しながらその原理や測定、解析について解説します。

【ハイブリッド分析】
実際の分析評価においては残念ながらXPSだけでは十分ではないことも多く、
そのような場合の評価の考え方、方法として複数手法の組み合わせについて解説します。

【その他補足】
・正体不明のピークシフト
・再汚染の影響
・参考文献等
・ちょっと便利なサイトやソフト
 など

【解析の実例】
・【XPSによる紫外線照射PIの解析】
・【表面構造変化の解析(XPS)】
・【気相化学修飾法】

【まとめ】と質疑

セミナー番号:AG240782

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