超撥水(油)・超親水性・超滑液性│技術オンラインセミナー2024│基礎・最先端開発・応用事例
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Zoom

○基礎知識から課題を解決するための最先端研究までを、最前線でご活躍中の講師が徹底解説します!

超撥水(油)・超親水性・超滑液性をもつ

表面設計の基礎から最先端開発・応用事例まで

~ぬれ性等の基礎、種々の表面修飾・制御技術、評価~

<Zoomによるオンラインセミナー>

講師

国立研究開発法人 物質・材料研究機構
ナノアーキテクトニクス材料研究センター 独立研究者
天神林 瑞樹 氏

講師紹介

■ご略歴:
2017年9月 博士課程早期修了 博士(工学) 慶應義塾大学大学院
2017年10月~2018年2月 訪問研究員 慶應義塾大学
2018年3月~2019年10月 ポスドク研究員 物質・材料研究機構
2019年11月~ 現職

■ご専門および得意な分野・研究:
専門分野は界面科学、流体力学、表面材料工学
撥水・親水技術の研究を学部生時代から現在まで一貫して行ってきた。

■本テーマ関連学協会でのご活動:
日本化学会コロイドおよび界面化学部会
2022.11.17 日刊工業新聞 撥水撥油塗料
2022.11.17 日本経済新聞 水や油残さずはじく
2022.10.20 読売新聞 はっ水粒子で小さな「地球」
2021.4.28 日刊工業新聞 材料進化の最前線 NIMS最新成果(83) “濡れない”表面・液体開発
2020.8.16 TBS「林先生の初耳学」に撥水技術の専門家として出演。「防水スプレー」で大実験
HP:https://samurai.nims.go.jp/profiles/tenjimbayashi_mizuki

日時・受講料

●日時 2024年12月20日(金) 13:00-17:00 ※途中、小休憩を挟みます。

●受講料 1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

※配布資料等について

●配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。
・お申込の際にお受け取り可能な住所を必ずご記入ください。
・郵送の都合上、お申込みは4営業日前までを推奨します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、その場合、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございますことご了承ください。
・資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。


●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。

オンラインセミナーご受講に関する各種案内(ご確認の上、お申込みください。)
・PC/タブレット/スマートフォン等、Zoomが使用できるデバイスをご用意ください。
・インターネット 回線速度の目安(推奨) 下り:20Mbps以上
・開催が近くなりましたら、Zoom入室URL、配布資料、当日の流れなどをメールでご連絡致します。開催前日(営業日)の12:00までにメールが届かない場合は必ず弊社までご一報ください。
・受講者側のVPN、セキュリティ設定、通信帯域等のネットワーク環境ならびに使用デバイスの不具合については弊社では対応致しかねますので予めご了承ください。

Zoom
Zoom使用に関する注意事項(クリックして展開)
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  カメラ・マイクが使えない等の事象が起きる可能性がございます。
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  対応ブラウザをご確認の上、必ず事前のテストミーティング をお願いします。
  (iOSやAndroidOS ご利用の場合は、アプリインストールが必須となります)

セミナー開催にあたって

■はじめに:
液体の濡(ぬ)れ方を制御することで超撥水・超親水性の表面を開発できます。本セミナーでは以下の3点を詳述します。
1. 濡(ぬ)れ現象の基礎知識と正しい評価方法
2. 超撥水(油)・超親水性・超滑液性表面の設計方法とその課題、応用例
3. 超撥水(油)・超親水性・超滑液性表面の開発動向と国内外の先端研究の紹介
これらを、最前線で本トピックに取り組む現場の研究者から学ぶことができます。

■受講対象者:
本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。

■必要な予備知識:
この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ありません。

■本セミナーで習得できること:
超撥水(油)・超親水性表面の基礎から材料開発、実用化の課題、先端研究に関する知識を幅広く取得できます。

●過去セミナーに参加された受講者の声(一例):
・ぬれ性などの基本的な部分から先端研究まで幅広い知識が習得できました。
・資料、内容がよくまとまっており、とても有益でした。ありがとうございました。
・表面設計の各モデルについて大変興味深かったです。
・動画も多く、直感的にイメージしやすかったです。
・撥水(油)性特性や評価の部分が特に良かったです。
・質問にもわかりやすく丁寧にご回答頂き助かりました。
など、各回とも好評の声多数の人気セミナーです!

セミナー内容

1.濡(ぬ)れ現象の基礎知識と評価方法
 1.1 表面張力
 1.2 Laplace圧
 1.3 拡張係数
 1.4 Zismanの経験則
 1.5 Youngの式と接触角
 1.6 接触角の測定方法
 1.7 表面張力と重力
 1.8 三重接触線
 1.9 動的接触角
 1.10 JohnsonとDettreの実験
 1.11 液滴の付着を防ぐために

2.超撥水(油)・超親水性表面の設計方法
 2.1 Wenzelのモデル
 2.2 Cassie-Baxterのモデル
 2.3 撥水表面と親水表面のモデル
 2.4 撥水と親水のしきい値
 2.5 超撥水表面の設計
 2.6 自然界に存在する超撥水表面
 2.7 ピン止め現象とリエントラント構造
 2.8 超撥油表面の設計
 2.9 超撥水(油)表面の評価方法

3.超撥水(油)・超親水性表面の開発手法と課題
 3.1 超撥水(油)・超親水化プロセス
  1)表面修飾・表面改質技術の紹介
  2)表面構造制御技術の紹介
 3.2 超撥水(油)・超親水性表面の課題
  1)超撥水(油)性・超親水性が損なわれる要因
  2)透明性との両立
  3)耐久性の向上
 3.3 超撥水(油)・超親水性表面の応用事例
 3.4 国内外の最先端研究紹介

4.超滑液表面の開発
 4.1 接触角ヒステリシスと摩擦力
 4.2 単分子膜(SAM)
 4.3 固体滑液表面(SOCAL, Liquid-like膜)の設計
 4.4 動的表面張力と適応濡れ
 4.5 潤滑液含浸多孔質表面(SLIPS, LIS)
 4.6 滑液表面の課題と開発動向

<質疑応答>

セミナー番号:AG241215

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