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・関連図書 ロールtoロール 事例集 ～プロセス応用に向けた技術課題と対策～
ウェブハンドリングのトラブル対策
～基礎から巻き取りの最適化まで～
著者
旭化成株式会社 生産技術本部 生産技術センター 加工技術部 部長
技術士（機械部門） 後藤 義光 先生
発刊・体裁・価格
発刊 2013年2月27日 定価 6,600円(税込（消費税10％))
体裁 A4判変 51ページ オールカラー
※書籍 または PDF(CD-ROM)版を送付（申込時にご選択下さい）
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ISBN 978-4-86502-011-3（書籍）
ISBN 978-4-86502-012-0（PDF）
※複写・配布、無断転載は固くお断り致します。
著者より
コーティング・乾燥、ラミネート、スリット、カレンダーなど、多くのコン バーティングプロセスの基礎になるのがウェブハンドリング技術です。
「ウェブハンドリング」技術は、製品品質や生産性に影響を及ぼす重要な技術です。
本書では、ウェブハンドリングの基礎的な部分を演習事例も交えながら解説しています。
本書がフィルム搬送時のシワや蛇行、巻き取り時の欠陥などのトラブルを解決するヒントになれば幸いです。
本書のポイント
●力学やトラクションなどの基礎
●シワやスリップの防止対策
●ラミネートにおけるトラブル防止対策
●各種巻取欠陥の防止対策
など…
フィルム製造などのプロセスにおけるトラブル対策を、勘と経験ではなく、ウェブハンドリングの理論と技術によって向上させるための1冊。
目次
→掲載見本
1. ウェブハンドリングとコンバーティングプロセス
2. ウェブハンドリングの力学
2.1 応力、歪、弾性率
2.2 ポアソン比νについて
2.3 ウェブ張力の考え方
3. トラクション（摩擦）のコントロール
3.1 オイラーのベルト公式
3.2 静摩擦係数の測定
3.3 ローラ抱角とウェブ張力の考え方について
3.4 トラクション力の向上
4. シワの防止
4.1 シワの形態とウェブ搬送における基本法則
4.2 入射法則
4.3 ウェブの拡幅技術
5. 搬送時のウェブ浮上量とトラクションの変化
5.1 搬送ローラ上での空気層厚み
5.2 空気層厚みと摩擦係数の関係
6. ウェブ搬送における蛇行の防止
6.1 スリップ開始速度の予測
6.2 スリップ防止対策
7. ウェブのラミネート技術におけるトラブル防止
7.1 カール防止対策
7.2 熱ラミネートにおけるシワ防止対策
8. ウェブ搬送におけるローラ径の考え方
8.1 ウェブ厚み方向の応力分布を考慮したローラ径の解析例
9. 巻取欠陥の防止
9.1 巻取工程の重要性
9.2 巻取欠陥の種類
9.2.1 菊模様
9.2.2 テレスコープ
9.2.3 ゲージバンド
9.3 ロール内部応力
9.4 ロール内部応力の解析モデル
9.4.1 等方性モデル（厚肉円筒モデル）
9.4.2 等方性モデル（厚肉円筒モデル）での検討事例
9.4.3 Hakielの巻取モデル
9.5 テレスコープ発生条件の解析例
9.5.1 ずれ力
9.5.2 ずれ抵抗力
番号：BC130206
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