フッ素化学入門 通信教育
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トップ通信教育講座の一覧>フッ素化学入門 通信教育

フッ素化学を系統立てて学ぶ稀有なチャンス!
フッ素化合物の取り扱い、しっかりと理解できていますか?
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開講期間は講師に質問も可能。ご自宅、勤務先他お好きな場所でいつでも学習できます!

フッ素化学入門
<紙テキスト送付・通信教育・3か月講座>

講師

技術コンサルタント 工学博士  百田 邦尭 先生

講師紹介

1972年同志社大学工学研究科修士課程(工業化学専攻)終了後、森田化学工業(株) 入社。
研究部部長、取締役精密化学品事業部長、取締役堺事業所長、取締役技術本部長、常務取締役技術本部長などを歴任後、2009年9月に同社を退任。
その間、1994年に、「有機電解フッ素化」で山口大学工学博士を取得、2002年に「HF系低温溶融塩」で電気化学会溶融塩委員会より溶融塩賞を受賞した。2000 年度山口大学の客員教授、2008年度京都大学客員教授などを務めた。2011~2015 年、大阪大学大学院工学研究科招聘教授。
フッ素化学の基礎研究から開発・設備化までと幅広い技術の経験と知識を生かし、現在、フリーの技術コンサルタントなどで活動中。

開講日・受講料

●開講日 2024年08月30日(申込締切 2024年8月26日のお申込みまで)
●受講料(税込(消費税10%)) 
 1名 37,400円
 2名同時申込の場合 50,600円
 3名同時申込の場合 56,100円
 4名以上同時申込の場合、1名につき、18,700円


■ 通信教育講座受講の主な流れについて →

学習プログラム
 第1講:フッ素化学の概論

第1講のねらい
第1講は、以下の構成にてフッ素化学の全体的な概要を知り、大まかに理解することを目的としている
1.序論
 自然界にフッ化物がどの程度存在し、さらに、動植物、および、人に存在するフッ化合物濃度を知る。
 その上で、フッ化物摂取と健康の関係を理解し、過剰摂取などによる急性毒性と慢性毒性を理解する。
 身の回りのフッ素化合物を例に、その利便性と特徴などを理解する。
2.フッ素化学の歴史
 フッ素化学の歴史的なトピックスを中心に紹介する。
3.フッ素資源とフッ素リサイクル
 フッ素資源(蛍石とリン鉱石)からのフッ素化合物への流れを理解し、フッ素リサイクルの必要性を考えて見る。
4.フッ素化学工業
 フッ素化学工業 の全体的な流れと得られたフッ素化合物の特徴などを理解する。
5.環境問題
 フッ素化合物に絡む法規制などを理解し、その背景を考えて見る。

プログラム
1 序論
 1.1 フッ素とは
 1.2 自然界のフッ素
  1.2.1 太陽系の元素組成
  1.2.2 地核
  1.2.3 海水
  1.2.4 淡水
  1.2.5 大気
 1.3 食物と体内のフッ素
  1.3.1 フッ化物と生物の進化
  1.3.2 植物中のフッ化物
  1.3.3 体内のフッ化物
 1.4 フッ素化物と健康
  1.4.1 一般的なフッ化物の摂取
  1.4.2 フッ化物の効果(虫歯予防)
  1.4.3 フッ化物による急性毒性
  1.4.4 フッ化物による慢性毒性
 1.5 役立つ身近なフッ素化合物

2 フッ素化学の歴史
 2.1 フッ素(F2)の単離以前
 2.2 フッ素(F2)の単離から第2次世界大戦まで
 2.3 第2次世界大戦以降
 2.4 フッ素化合物起因の環境問題

3 フッ素資源とフッ素リサイクル
 3.1 天然資源
 3.2 フッ素源の多様化
  3.2.1 天然資源
  3.2.2 回収資源
 3.3 今後の展望
   
4 フッ素化学工業
 4.1 フッ素化合物の性質/特徴
  4.1.1 無機フッ素化合物
  4.1.2 有機フッ素化学
 4.2 無機フッ素化学工業
  4.2.1 無水フッ化水素(AHF)の製造
  4.2.2 無水フッ化水素(AHF)の用途
  4.2.3 フッ素(F2)ガスの製造と用途
  4.2.4 無機フッ素化合物の主な用途
 4.3 有機フッ素化学工業
  4.3.1 フルオロカーボン類
  4.3.2 フッ素オリゴマー
  4.3.3 フッ素樹脂
  4.3.4 その他
 4.4 医薬・農薬
  4.4.1 フッ素の効用
  4.4.2 吸入麻酔剤
  4.4.3 PET(ポジトロン放出型断層撮影)
  4.4.4 その他の医薬
  4.4.5 農薬

5 環境問題
 5.1 法規制
 5.2 フロン回収・破壊法
 5.3 化審法(化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律)
 5.4 地球環境問題
 5.5 PFAS問題
 5.6 廃水処理・廃ガス処理など

<演習問題>

第2講:フッ素化合物の安全と衛生

第2講のねらい
 第2講は、極めて毒性や腐食性が強い,フッ化水素、フッ素などを数多く含むフッ素化合物の安全と衛生を中心に学び、インターネットを利用しての必要なデーターの収集が出来る様になって欲しい。
1.性質/物性
 フッ素化化合物の性質や物性を調べるための書籍などを紹介し,フッ化水素、フッ化水素酸、及び、フッ素に関して性質と物性を簡単に解説する。
2.危険性/毒性
 毒性などの情報に詳しい、米国の資料からの急性暴露ガイドラインレベルを中心に紹介する。フッ化水素に関して急性毒性と慢性毒性の症状などを理解する。
3.フッ化水素の取扱・保護具
 一般的な個人用保護具に関する説明を行い、フッ化水素やフッ化水素酸取扱時に必要な保護具を覚える。
4.応急処置
 フッ化水素やフッ化水素酸の被酸時の救急処置方法を理解する。漏洩したフッ化水素やフッ化水素酸の処理について学ぶ。
5.検知・分析
 大気中に漏洩したフッ化水素濃度を検知・測定する方法とその問題点を理解する。
6.事故事例
 フッ素化合物に起因する事故事例の所在などを紹介する。これらの事故例を理解することにより、身近に起こりそうな事故を設定し、それを起こさないような対応策を考えて見る。

プログラム
1 性質/物性
 1.1 フッ素化合物の物性/性質などを調べる
 1.2 フッ化水素(HF)
  1.2.1 物理的性質
  1.2.2 化学的性質
 1.3 フッ素(F2)
 1.4 その他
2 危険性/毒性
 2.1 毒性-勧告規制値など
 2.2 フッ素化合物取扱い現場での許容濃度
 2.3 急性毒性
 2.4 慢性毒性
 2.5 環境リスク評価

3 フッ化水素の取扱・保護具
 3.1 フッ化水素の取扱
 3.2 個人用保護具
  3.2.1 保護具について
  3.2.2 我が国における保護具の規格
  3.2.3 米国における緊急保護器具の選定ガイド
 3.3 フッ化水素対応個人用保護具
 3.4 個人用保護具(PPE)のトレーニングと点検
  3.4.1 トレーニング
  3.4.2 個人用保護具の手入れ 

4 応急処置
 4.1 被酸時の処置
  4.1.1 被酸時に備えて
  4.1.2 被酸事故の対応
 4.2 漏洩事故に対する処置
  4.2.1 事前の対策
  4.2.2 事故対応
  4.2.3 応急処置
 4.3 除染
  4.3.1 治具などの除染
  4.3.2 漏洩時の除染

5 検知・分析
 5.1 臭いによるフッ化水素(HF)の検知
 5.2 検知
  5.2.1 HFに対する空気モニター装置
  5.2.2 検知管
  5.2.3 電気化学的セル
  5.2.4 赤外線ガス検知器 定置式で定常的に監視するモニター
 5.3 フッ素化合物の分析
  5.3.1 前処理
  5.3.2 フッ素の分析法

6 事故事例
 6.1 フッ素化合物による事故例
 6.2 化学防災指針6(丸善)事故例--10件
 6.3 高圧ガス事故例
 6.4 その他

<演習問題>

第3講:フッ素化合物の取り扱い

第3講のねらい
 第3講は、フッ化水素やフッ化水素酸を中心に、実験室からプラントまでに関する基本的な取扱技術等を知る。特に、装置材料について実際にどのようなものが使用されているかを学ぶ。
1.取扱全般
 取扱全般に書籍などを紹介する。実験室での取扱について概要を理解する。
2.耐食材料
 まず、耐食材料全般を理解し、フッ化水素やフッ化水素酸への耐食性の概要を材質毎に知る。
3.機器類1 ビーカーワーク・ベンチプラント
 ビーカーワークで使用するフッ素樹脂製機器を中心に、どの程度に機器だったら入手し、組み立てられるかを学ぶ。
4.機器類2 パイロットプラント・本プラント
 本プラントへ向けて、どのような材質が使用できるのかを知る。
5.計測機器
 フッ化水素やフッ化水素酸を中心にした系で使用できそうな計測機器を知る。

プログラム
1 取扱全般
 1.1 フッ素化合物の取扱と反応に関する基礎知識
 1.2 実験室での留意点
  1.2.1 実験器具類
  1.2.2 実験準備-思わぬトラブルと防止策
  1.2.3 実験前に、装置が組み上がった後に
  1.2.4 実験の実施
  1.2.5 後始末
  1.2.6 漏洩時の処置
 1.3 HF取扱職場でやって良いことと悪いこと(訳)

2 耐食材料
 1.1 化学装置材料の損傷系統図
 2.2 耐食試験と評価
  2.2.1 一般的な耐食試験方法
  2.2.2 樹脂/ゴムの浸透試験
 2.3 金属材料
  2.3.1 脱不動態化pH
  2.3.2 全面腐食、孔食、隙間腐食
  2.3.3 等腐食曲線(Iso-corrosionchart)
  2.3.4 高ニッケル材料
 2.4 非金属材料
 2.5 耐フッ化水素酸材料
  2.5.1 金属材料など
  2.5.2 有機材料
  2.5.3 特別なアプリケーション

3 機器類1 ビーカーワーク・ベンチプラント
 3.1 ビーカーワーク実験器具類
  3.1.1 市販器具
  3.1.2 手作りの樹脂器具
 3.2 実験装置
 3.3 ベンチプラント
 3.4 その他

4 機器類2 パイロットプラント・本プラント
 4.1 樹脂ライニング機器
 4.2 特殊なポンプ、攪拌機
 4.3 特殊な熱交換器
 4.4 フッ素化学工業(使用されている主要材質)
  4.4.1 フッ化水素製造
  4.4.2 フッ素ガス製造
  4.4.3 フッ化ハロゲン
  4.4.4 フッ化アルミニウム製造(乾式法)
  4.4.5 フロンなどの製造
  4.4.6 無機フッ素化合物の製造
 4.5 フッ化物を利用する産業
  4.5.1 アルキレーション
  4.5.2 ウラン精錬
  4.5.3 金属の酸洗
  4.5.4 ガラスエッチング

5 計測機器
 5.1 温度計
  5.1.1 電気式温度計
  5.1.2 膨張式温度計
  5.1.3 放射式温度計
 5.2 圧力計
 5.3 流量計
 5.4 液面計
 5.5 濃度計
  5.5.1 pH計(水素イオン濃度計)
  5.5.2 フッ素イオン(F-)選択性電極
  5.5.3 多成分同時測定

<演習問題>

セミナー番号:CP240802

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