廃プラスチックの素材・添加剤識別│東京セミナー2025│マテリアルリサイクルに向けて
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会場開催

○テラヘルツ波を使えば「着色プラ」や「難燃剤」の識別、リチウムイオン電池のような金属片や陶器などの「異物検査」が可能になり、廃プラリサイクルの課題解決に繋がります!
○テラヘルツ波の基礎から識別できること、システム構築や最新動向まで幅広く解説します!

マテリアルリサイクルに向けた

廃プラスチックの素材・添加剤識別

~テラヘルツ波によって実現できる識別・異物検出を解説~

<東京(対面)会場セミナー>

講師

芝浦工業大学 デザイン工学部 教授 田邉 匡生 氏

* 希望者は講師との名刺交換が可能です

講師紹介

平成12年3月 東北大学 大学院工学研究科 博士課程後期3年の課程 修了(材料物性学専攻)
平成12年4月 東北大学 ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー 講師(中核的研究機関研究員)
平成13年4月 東北大学 大学院工学研究科 助手
平成19年4月 東北大学 大学院工学研究科 助教
平成23年5月 東北大学 多元物質科学研究所 准教授
平成28年4月 東北大学 未来科学技術共同研究センター 准教授
平成28年8月 東北大学 大学院工学研究科 准教授
令和2年4月 芝浦工業大学 デザイン工学部 教授

日時・会場・受講料

●日時 2025年2月20日(木) 13:00-16:00 ※途中、小休憩を挟みます。

●会場 [東京・大井町]きゅりあん4階 研修室 →「セミナー会場へのアクセス」

●受講料 1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円
 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・撮影行為は固くお断り致します。
 ●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
 ●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
  場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
  *PC実習講座を除きます。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

会場開催
会場で開催する対面セミナーです。
・東京都内の会場を中心に開催しております。詳細は各セミナーページの案内をご参照ください。
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する 弊社の対応はこちら
・セミナー費用等について、当日会場での現金支払はできません。
・昼食の提供もございませんので、各自ご用意頂ければと存じます。

セミナー開催にあたって

■はじめに:
 テラヘルツ波は電波の特性であるプラスチックの非極性物質に対する透過性が高いだけでなく、光の特性としての直進性があり、光学設計が可能である。エネルギーとしては室温に相当するので人体に影響なく使用できる。プラスチックを構成する分子鎖間におけるゆらぎの周波数はテラヘルツ波の周波数に相当するので、テラヘルツ帯の誘電率分散に基づく透過率や反射率、共鳴吸収のピーク位置からプラスチックの素材だけでなく添加剤、機械ひずみや劣化の程度が評価できる。現在のリサイクル現場が分別できずに困っている「着色プラ」と「難燃剤」をテラヘルツ波により識別できるだけでなく、テラヘルツ波が透過する廃プラスチックにまぎれ込んでいるリチウムイオン電池のような金属片や陶器にテラヘルツ波は反射するので異物検査としての適用も可能である。

■受講対象者:
・本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。
・樹脂材の安定な製造プロセス管理に興味がある方

■必要な予備知識:
この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ありません。

■本セミナーで習得できること:
・テラヘルツの基礎知識と最新動向
・プラスチック成形時におけるトラブル対処法
・マテリアルリサイクルの課題や展望
など

セミナー内容

1.はじめに
 1)電波と光波の中間領域にあるテラヘルツ周波数
 2)テラヘルツにおける物質の挙動

2.テラヘルツ波のプラスチック識別への適用
 1)テラヘルツでわかること
  a)プラスチックの素材識別
  b)プラスチックの添加剤識別
  c)プラスチックの内部応力検出
  d)テラヘルツの物性分光情報
 2)テラヘルツでできること
  a)PET融点の非破壊解析
  b)結晶成長の制御

3.テラヘルツシステムの構築
 1)テラヘルツの広帯域発生
 2)テラヘルツの検出
 3)透過・測定系の構築
 4)表面伝搬計測系の構築

4.おわりに
 1)テラヘルツデバイス開発の現状
 2)テラヘルツアプリケーションの世界動向

<質疑応答・個別質問・講師との名刺交換>

セミナー番号:AC250209

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