「触覚センサ」会場セミナー:小型化・高機能化技術の研究動向と医療・ヘルスケア・感性計測への応用展開
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会場開催

〇触覚センサに関する近年の研究動向について解説!!
〇講師が取り組んできた触覚センサデバイスとその応用例について具体例を交えて紹介します。
〇実際に試用してみたいという方のためにサンプルを提供し共同で研究開発できる体制も整えていますので、ご相談・議論ができる時間も設けます。

触覚センサ技術における小型化・高機能化技術の研究動向について
~医療・ヘルスケア・感性計測への応用展開まで~
<会場開催セミナー>

講師

新潟大学 工学部 准教授  寒川 雅之 氏

* 希望者は講師との名刺交換が可能です

講師紹介

■ご略歴:
 2005年 大阪大学大学院基礎工学研究科 博士後期課程 修了(博士(工学))
 2005年 大阪大学大学院基礎工学研究科 特任研究員
 2007年 大阪大学大学院基礎工学研究科 助教
 2013年 新潟大学工学部機械システム工学科 助教
 2016年 新潟大学工学部機械システム工学科 准教授

■ご専門および得意な分野・研究:
 センサ・マイクロマシン工学、特にMEMSと機能性薄膜を用いたフィジカルセンサ、ケミカルセンサ、バイオセンサとその応用

■本テーマ関連学協会でのご活動:
 電気学会上級会員、センサ・マイクロマシン部門論文委員会幹事、部門大会論文委員、論文誌編修委員会委員、マイクロマシン・センサシステム技術委員会副委員長

日時・会場・受講料

●日時 2025年2月21日(金) 10:30-16:30 ※途中、お昼休みと小休憩を挟みます。
●会場 [東京・大井町]きゅりあん4階第1グループ活動室 →「セミナー会場へのアクセス」
●受講料 1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
  ※会場での昼食の提供サービスは中止しております。
  *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・撮影行為は固くお断り致します。
 ●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
 ●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
  場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
  *PC実習講座を除きます。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

会場開催
会場で開催する対面セミナーです。
・東京都内の会場を中心に開催しております。詳細は各セミナーページの案内をご参照ください。
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する 弊社の対応はこちら
・セミナー費用等について、当日会場での現金支払はできません。
・昼食の提供もございませんので、各自ご用意頂ければと存じます。

セミナーポイント

■はじめに
 少子高齢化による労働力不足への対応のためには、作業の自動化や協業ロボットの導入が不可欠ですが、従来の製造業における産業用ロボットとは異なり、人の五感や感性、経験に頼ってきた農林水産業、食品産業、土木、医療・福祉などの分野では、作業のデータ化・自動化やロボットでの代替には困難が伴います。そこで、人の五感の中でも触覚に関する技術は近年注目が高まっていますが、視覚や聴覚のような標準的なセンシング技術はまだ確立しておらず、汎用性や小型化・低価格化の面で課題があります。本セミナーでは、触覚センサに関する近年の研究動向について解説するとともに、講師らが取り組んできた触覚センサデバイスとその応用例について具体例を交えて紹介します。また、実際に試用してみたいという方のためにサンプルを提供し共同で研究開発できる体制も整えていますので、ご相談・議論ができる時間も設けます。

■ご講演中のキーワード:
MEMS、把持状態計測、質感計測、触診データ化、触感再現

■受講対象者:
本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。

■必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど:
この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ないが、
書籍「ハプティクス~触覚フィードバック技術の現在と今後~」(情報機構・2023/6)
https://johokiko.co.jp/publishing/BC230601.php
などを一読するとさらに理解が深まる。

■本セミナーで習得できること:
・五感センシング、特に触覚センシングの基礎知識
・MEMSデバイスとその作製方法・応用の基礎知識
・質感評価の現状と動向

セミナー内容

1. 触覚センサが求められる背景
1) 超少子・高齢化社会、アフターコロナ時代における医療・ヘルスケア・感性計測と五感センサの役割
2) 五感センシング、触覚センシングの現状と課題
3) MEMSによる五感センサの小型・低コスト化感性価値向上・評価の必要性

2. MEMSセンサデバイス
1) MEMSの特徴と利点
2) MEMSセンサデバイスの現状
3) MEMSセンサの原理
4) MEMSデバイスの設計
5) MEMSの作製プロセス
6) MEMSセンサデバイスの実際と実装

3. 触覚とそのセンシング技術
1) 人の触覚について
2) これまでの触覚センサ技術
3) MEMSを用いた触覚センサの技術動向
4) エラストマ封止型MEMS触覚センサの研究開発
① 基本構造と検知原理
② 他方式との比較
③ センサの設計と動作解析
④ 多軸力検知手法
⑤ 触覚センサの複合機能化
⑥ センサの実装とプロトタイピング

4. 触覚センサの感性・医療・ヘルスケア計測への応用展開
1) 物体の把持状態のセンシング
① 従来のロボットにおける把持
② 柔軟物の把持を可能にする触覚センサによる把持制御
③ 人による把持感覚とその計測技術
④ 触覚センサを用いた工具・医療器具の把持状態計測
2) 触覚センサによる物体の質感計測
① 質感デザインの発展と重要性
② 従来の質感評価手法と課題
③ 触覚センサを用いたアクティブタッチ計測
④ 複合機能化触覚センサによるマルチモーダル質感計測
⑤ 触覚センシングと人による官能評価の比較
⑥ 皮膚の触診・口腔ケアのデータ化
⑦ 触覚センサ・ディスプレイシステムによる触感の再現

5. まとめと今後の展望

セミナー番号:AC2502D7

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